柊修一

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柊修一

フラフラと世を彷徨う根無し草。お酒と二輪の乗り物が相棒。 たまに書く小説、日々の雑記が中心です。よろしければフォローお願いします。 世の人の暮らしが幸福でありますように。

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    不定期投稿の私小説。 練習兼試行錯誤のために書いています。構成は頭の中ではありますが、実際のストーリー順ではなく展開順で書いていく予定です。エピソード番号は時系列では並んでいません。書きかけ、追加修正あります。

最近の記事

異世界転生とデウス・エクス・マキナ

 僕は割とファンタジー系の作品が好きで、幼い頃から割と読み続けてきた。角川スニーカー文庫の頃のライトノベルやファンタジーを真面目にやっていた富士見書房(ドラゴンマガジン)の頃からになる。 多分その頃に指輪物語やギリシャや北欧神話についても調べたし、キリスト教やイスラム教について触れたのも中学生くらいの頃だった気がする。当時の僕は吉村作治さんのエジプト特集や邪馬台国の場所が気になっていた空想が好きだった。 その後大学に進学して宗教学の教授のゼミに所属して、ヒンドゥー教につい

    • 色々と変わった感じがする

       年末は少し冷え込んだけど、年明けの方が冷え込む感じがする。昔はこうだったという経験則があまり参考にならない。  個人的にTwitterをよく情報収集に活用していたけど、マスク氏が買収する少し前くらいから特に使いにくくなったなぁと特に思っていた。 今回はTwitterについて色々と思うところがあるのでつらつらと考えてみる。 Twitterの変遷 元々日本でのユーザーが多かったTwitterだけど、僕もかなり前から使っていた。 10年以上前なのは間違い無いとは思う。当時の

      • 合理性と感情

         最近Twitterの買収とマスク氏の行動に注目が集まっている。 資産家と言われる人からすると合理的なことをやっている気はするけど、経営者や人間としての在り方という見方からすると押し付けが強い気はする。 結局会社やブランドが誰のものなのかと考えたときに、マスク氏は買収をして所有権を得たわけなので好き勝手やっていいのは間違いない。オーナーの言うことを聞かない従業員は不要だという考え方は所有物に対しては妥当だから。 ただ、これがペットや高級車ではなく人が集まってできた会社であ

        • 何となくやっている事を教えるって難しい

           最近後輩に色々とできるようになってほしいなぁと思い、どうやったら伝わるかなと考えている。 こういう時に昔なら、「他の人の仕事を見て盗め」などと突き放すのかもしれない。 基本的には教える側が工夫して伝えるほうが効率は良いし、意欲は落ちにくい。 何でも与えられるわけじゃないけど、ある程度は言語化なりしないとダメ。 それに最近は言われたこと以上のことはやらなくても良いみたいな感じはある。 契約社会としてはこちらの方があるべき形だと思う。 日本は本質的に契約社会が合わないとは思

        異世界転生とデウス・エクス・マキナ

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        記事

          ガムシャラに頑張っているからと。

           サル痘が危ないと騒がれているらしい今日この頃。 先週くらいに人数がグッと増えた例の憎いやつに患ってしまった。発熱は結構きつくて、二、三日くらいは確かにこれは辛いなぁと思ったものである。  昨日あたりから体調に異常はないので自宅待機は解除されたのだが、まぁまぁに対応が酷いものだった。人手不足云々についても含めて、色々と考えたりしたものだ。人に対しての文句というより、なぜそうなっているのかという点において。  時系列を追いながら述べていくと、まずは検査云々のところから。 職

          ガムシャラに頑張っているからと。

          いまにある昔

           人が亡くなった時に形見分けというのがある。相続と相まって揉めたりするけど。 僕が10年前くらいに亡くなった祖父から形見分けでもらったのは、半分壊れている三脚とかつて使っていたであろうコートだった。 若い頃に国鉄職員だったという祖父のコートの中でも、実用重視で装飾もない。使いやすく耐久性が高そうな一品。草臥れた鈍い紺色の冴えない逸品である。 ものには記憶がある。本来ブランドものは長く使い続けるという目的で受け継がれるものだ。親から子へ、そしてその孫へ。 そうやって受け継

          いまにある昔

          奴らの足音が聞こえる

             昔の武勇伝を語る人の話を何となく聞き流しているように、若しくは幼い頃の記憶で小学校に再度訪れてその小ささにギャップを感じるように。 人の記憶というのは過去を美化して、今の感性で作り替えていく。記憶するためには睡眠が必要なのだけど、おそらくその間に過去に記録されたものも少しずつ変化している。 武勇伝が美しく、過去が辛く色褪せたものでなくなるのは、人が今生きていくためなのだと思う。それが悪であるかではなく、脳の構造がそうなっているのかもしれない。長生きは素晴らしいと言

          奴らの足音が聞こえる

          社交性があること

           昔から不思議だったことの理由が解決するようなことがあったので少し記事を書いている。ユニバース25という実験結果について。 簡単に言えば、マウスを使って疑似的な理想郷を作り出した結果、その社会がどうなるかという実験となる。結論としては社会は形成され、拡大し、そして滅亡に向かった。 僕はこの実験について色々と足りていないというか条件が限定的だなぁと思っている。この実験、密閉空間で個体数が少ない状態で行われている。近親相姦による血の濃縮による弊害や、一定以上に拡大できない条件

          社交性があること

          細かいことの積み重ね

           先月のことだけど、知り合いの方の手伝いに呼ばれたことがあった。 わかりやすく言えば肉体労働というやつである。中々に良い経験だった。 その時にたまたまビニールハウスの設営を少し手伝ったりしたのだが、それで改めて思ったことがあった。改めて言うと非常に単純なことなのだけども。 「世の中にある巨大で複雑な構造物は、一つ一つの小さなことからできている」 人体がその絶妙なバランスで恒常性を維持しているように、僕たちの生活に関わるものというのは大雑把なものでできているわけではない。

          細かいことの積み重ね

          信用に足るもの

          数年ぶりに学生時代の友人と会う機会があった。コロナの関係で会いにくくあったのもあるが、そもそも頻繁に人と会うことも少ない。 僕にとって、過去に親切にしてもらったこと自体だけで信用に足るか、と言われると疑問がある。人は変わっていくのだから、昔は良い奴だったとなることだってある。 もちろん恩義を感じていないわけではないから、そこでの補正はある。それでもやはりうまくいかない事例には事欠かない。加齢というのは人の理想も理性も、そして人格すらも変えていく。 久々にあったその人に見

          信用に足るもの

          青という希少性

           僕たちの生活の中にある色で、実は非常に珍しい色素がある。青だ。 何を言っているのかと思うかもしれないけれど、実際青というのは希少な色素らしい。世の中青いものなんて山ほどあるじゃないか、と。 詳しいことはリンクを貼った記事を見てほしい。 https://nazology.net/archives/2733 結論だけ言うと、世の中の青いものというのは構造上青く見えるようにしているものの方が圧倒的に多いということ。僕たちが見ているものの色というのは、波長によって表現される

          青という希少性

          増える機材

           増えるわかめならぬ増える機材。大体年明けくらい、あまり高くないものだと年明けじゃなくても増えます。 別段沢山稼いでいるわけではないので悩みつつ手配するわけだけど、今回は偶然に予算捻出できたのとある程度録音品質で使いやすいものが欲しいということでかなり奮発してみた。 ということで、元々持っているものも含めて、手持ちのエレキギターの紹介となります。全然ポテンシャル使いこなせてないから、現状豚に真珠状態だけど。 まずは一本目。今年の機材予算で購入した方。 PRS SE

          増える機材

          DTMと電動工具

          収集癖というのは趣味でもあり悪癖でもある。僕が過去に電動工具にハマっていた頃、色々と手を出したものの中にこういうものがある。 電動工具というのは建築だの電工などの現場で使う道具のこと。現場では取り回しの関係で、大体はモバイルバッテリーみたいなやつの大きいのを使って動力を得ている。もちろんハイパワーが必要だとコンセント使うけど。 その電動工具のメーカーの中でバッテリー駆動で色々作れるじゃないか、ということで色々と家庭用に近いものも最近は多いのだが、これはその走り。 多分僕

          DTMと電動工具

          古きを訪ねる

           「女房と味噌は古いほど良い」 いや女房なんていないけども。今回は多分かなりの年代もののギターのメンテナンスについて。よろしければご一読ください。大体2000文字くらいです。 今回のお客様 今回手を加えるのはMORRISのフォークギター。僕のお仕事先に置いてある所有者不明、年代不明の一品。所有権はオーナーにあるだろうと思うかもしれないが、誰が持ってきたかもわからないからどうにもならないらしい。 お店の長さを考えると、新品持ち込みだと仮定して、大体20〜40年ものだと思

          古きを訪ねる

          個人的に好きな曲の紹介1 【FFXⅣ】雲霧街の夜霧(イシュガルド下層夜)

           定期的に何か投稿するようにしようということで、自分が好きな曲の紹介を不定期でやろうと思う。 なお新しいものにアンテナ貼ってないことが多いので、流行りものは基本的にありません。理由はチェックしていないから。多分マニアックで変なやつが多いんじゃないかなと思います。気になったら読んでみてください。 第一回はなんとなく印象が強いこの曲、雲霧街の夜霧。 日本で一番有名なオンラインゲームと言っても良いと思うFF14、その大型パッチ第二弾である蒼天のイシュガルドでリリースされた音源

          個人的に好きな曲の紹介1 【FFXⅣ】雲霧街の夜霧(イシュガルド下層夜)

          DTM環境を作る

            収集癖というやつは良い方向に働くこともあれば、そうじゃないこともある。不要なものまで抱え込んで腐らせてしまって、結果使わずに捨てることだってある。 昨年頭くらいからエレキギターを購入したのをきっかけに、元々やっていたカメラの趣味に加えて音楽機材を揃えるようになった。 一年くらいかけて何とか宅録環境が整ってきたので、紹介してみる。 現在の宅録環境わかりやすいように今の状態はこうである。 今ある機材はこんな感じ。 ①シェクターのエレキ(5万円くらいのエントリーモデ

          DTM環境を作る