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子供の携帯の使用時間の制限をかける親を見て感じた違和感。

先日、所用があり、日本に一時帰国した際、高校生とその両親と話す機会があり、子供の携帯電話の使用時間を平日1日二時間にしていると、知りました。
ご両親は、お子様の中学受験を経験し、都内の私立中高一貫に通わせています。そんなに、ガツガツ教育ママ的な印象ではない方達でしたので、おもわず
「そんなに厳しいママだったの〜😆」と、言ってしまいました。

先程も、Xで、子供の携帯に制限をかけているが、裏技を駆使し、解除してしまうから、いたちごっこで、反抗期で手を焼くとのツイートを見ました。

なんだか、モヤモヤっと、違和感を感じたので、
それについて、感じたことを、書いていきたいと思います。


私は、2人の子供のteenageの子育てを海外✖️インターでしています。
ですので、もし、私が日本で子育てをしていたら、同じように、携帯に制限🚫をかけていたかも、しれません。

でも、今の私は、全くそんなことを考えたこともないですし、使用時間制限なんて機能は、海外の携帯会社には、知る限りないと思います。


色々考えると、


結論‼️
環境って、ホントに大事。
お金で買えるなら、買った方がいい。

です。

その結論に至るまでを、お話ししますね。


私が我が子に携帯を持たせたのは、10数年前、上の子は小学5年生、下の子は小学1年生でした。
最初は、アナログな電話しかできないような、携帯でした。
これは、日本と比べて海外では、公衆電話もなく、また英語が不得意な子供に何か困ったことが起きた時にライフラインとして必要だなと思ったからでした。
でも、すぐに、iPhoneのお古を、子供達に持たせるようになり、中学生くらいから、それぞれ新しいiPhoneを持つようになりました。

パソコンも、中学生から使っています。
今まで、年齢での検索フィルターをかけたことは、ありましたが、不便過ぎて、すぐに辞めました。
使用時間などの制限は、したことがありませんでした。

子どもは、男女1人ずつですが、
友達との携帯絡みのトラブルも皆無ですし、携帯のせいで勉強をしないなんてことも、ありませんでした。

我が子だけでなく、学校の友だち(日本人に限らず)含めて、トラブルは、あまり聞いた事がありません。

なんでかな?と振り返ってみると、幾つか理由が頭に浮かんできます。


まず、個人差はあれど、子供達の精神年齢が高いです。
特に、高校生では、日本の高校生との差が顕著。
中学生くらいから、差が出てくる感じがします。

周りに流されない。
自分は自分。
いわゆる陽キャでも、運動部でも、人気者でも、
必要以上につるまない。
タイムマネージメントが出来る。
と言うより、出来ないと、高校生活送れない。
小さい頃からネットありきの学校生活を送るなかで、ネットリテラシー教育を受けている。

もちろん、かたときも携帯を離すことは、ないですが、自制できている感じです。
携帯だけでなく、ゲームや、遊びや、勉強やスポーツのバランスをとる練習を、小さな頃から積み重ねている印象です。

もっと重要なのは、
我が子だけでなく、周りの子たちが、みんな、
こんな感じである。という事。

だから、特別意識することなく、自然に、出来ているのかもしれません。



なんでそうなるのか。

特別な学校なわけでも、
スペシャルな教育ママでもありません。

多分、小さな頃から、
学校の自由な環境の中で、
自制を求められているから?かな。

甘い誘いや誘惑は、
世の中に出たら沢山あります。
でも、その中で、今やらなければいけない事は何か。何を優先すべきか。
その判断と、自制は、練習していかないと、
流されてしまいますよね。

規則や、規制で
しばる事は、簡単ですし、
効果的ですよね。
でも、なぜ?なんで?何のために?と
考える力や、当事者意識、自分らしい解決策は、
生まれませんよね。


小さな生活の習慣や、思考の違いの積み重ね。

学校が常に、18歳で卒業した時に、大人になっているか、を目標に、ブレイクダウンして、
各学年の指導に落とし込んでいる。
その教育システム。
大人として自立させる子育てを良しとしている保護者たち。

そんな子どもを取り巻く環境の違いが、
子どもの精神年齢の違いを、
作るのなら、
買えるなら、その環境を買った方がいい。

孤軍奮闘するより、簡単で、効率的。
高い学費でも、コスパいいのかも。


と、思った次第です。

精神年齢が高いと、
反抗期もないですし、
ガミガミうるさく言う必要もないですし、
子育てが楽ですよ〜





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