スカッとした日

今日は高校野球の初戦でした
しがない田舎の高校の野球部はシード校に当たってしょんぼり気味でした。
不吉な千羽鶴を携え球場入り
勝つことは無いけど
せめて良い負け方をしてほしいって言うのが私の気持ち

野球に限らず
負け方って大事で
とにかく(良くやった)と胸を張れるのが美しい負け方だと思う。

心の中にあの時あーすれば良かった
とか
なんで負けたんだ
とか
問いが残らない試合って勝つより難しいのでは無いのか?

で、結果はもちろん負けたんですが
美しい負け方しました。
もう大接戦、ほんとに勝ち越す勢いで最終回同点
結局タイブレークで負けました
タイブレークなんて想定外

負けて涙も出ず
いやーーー凄い
いやー最高の試合だったと
親たちを納得させてくれました

だから悔しさとか後悔とか全然無くて
涙も出なかったよ笑
もっと悲しいものだと思っていたから

私の野球のイメージって
ピッチャーがかなりの重圧ポジションで守備がエラーしたら負けちゃうイメージで
良くドラマで(あの時俺がエラーをしなければ勝てなのに…)的なことを大人になってまで言っていて
なんてクソなんだ‼︎と思っていた
そんな責任重すぎるスポーツなんか絶対子供にやらせたく無いと思っていたがあれよあれよと子供は野球を選択してしまった。

(気持ちで勝つ)とか(全員野球)なんでホント意味がわからなかったし長年たくさんの試合を見てきたが全員野球とか気持ちとか声を出すとか意味が不明であった。

が、今日の試合は全員野球だった
全員でやっていた感が半端無かった。
あぁ、気持ちが1つって本当にあるんだなぁ…これってアオハルなんだ

12年の野球生活の最後の1試合で
良いものを見た
野球をやって良かったか?
野球が好きか?と今問われても
野球なんか子供にやらせるもんじゃ無いし全然好きでは無い

でも、私は12年頑張った
頑張れた
それに息子は答えを出してくれたような気がする

Twitterでいつも応援してくれてるフォロワーさん
ありがとうございました
私、スカッとしてます

まさにアオハル

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