見出し画像

2023年を迎えて。

こんばんは。
もう年が明けて数日経っておりますが…


明けましておめでとうございます

皆さま、お正月をいかがお過ごしでしょうか。


久しぶりに記事を書いています。
子どもの冬休み(正式名 Vacances de Noël)が昨日で終わり、本日からフランス現地の幼稚園が始まりました

冬休みは約2週間ほどだったのですが、
そのうちの半分は寝込んでいました。苦笑

休みに入って早々、私が謎の胃腸炎のようなものになってしまい2日ほどダウン。その数日後、子どもが高熱を出しダウン。おそらく風邪だったと思うのですが、その看病をしていた私も再び子どもと同じ症状でダウン… そんな中、なぜか夫だけはとても元気でした。
クリスマスはお祝いやパーティどころではなく、体を起こすのがやっとというような状態でした。かなりしょっぱいクリスマスでした。

年末には、子どもも私も回復し、
元気に2023年を迎えることができました。

そんな状態だったので、冬休みの間、私と子どもはほとんど自宅にいました。その間子どもがはまった遊び、それは一体なんでしょう?


それは、

UNO(ウノ)でした。

皆さまもご存知のカードゲームですね。


UNOは私の実家にもありました。以前、日本に帰省した際に、いとこも交えてみんなで遊びました。子どもはまだ小さかったので、自分ではまだカードすら持てず、順番やルールも曖昧… ということで、私と一緒にゲームを楽しんでいました。

フランスでの我が家には、トランプはありましたが、2年ほど前は子どもがまだ上手く遊べる感じではなかったので、ゆる〜く気の向いた時に遊ぶという状態でした。しかし、昨年頃から少しずつゲームでの勝ち負けに対する忍耐力が身についてきて、ルールや順番を理解できるようになったため、トランプの他、7 familles(セットゥ ファミーユ)というカードゲームも購入し遊んでいました。

この7 familles、皆さんご存知ですか?
私は数年前に子どもの遊びを通して知りました。日本では聞いたことがありませんでしたが、フランスではポピュラーなゲームのようです。そして、色々な種類(テーマ)があり、"家庭に1つ"だけではなく色々な7 famillesを持っていると説明されているフランス人YouTuberさんがいらっしゃいました。
(日本でも7 famillesを販売されている会社があるようです。もしご興味があれば、ルールなど紹介されているので覗いてみてください。※勝手にリンクを貼らせていただきましたが、私はこちらの会社とは無関係です。)


話を戻しますね。
子どもは"楽しい!"と思ったら、ひたすらそれをやり続けます。笑
ババ抜きが楽しければ、本人が飽きるまでやろうと誘われます。
トランプだとババ/ジジ抜き、神経衰弱や七並べ。7 famillesでも同じです。
大人は1〜2回で十分に感じますが、そんな回数ではすぐに納得して終わってくれません。反対に、暇つぶしに大人が誘った場合は、本人がやりたくなければ見向きもしないという… 謎のスイッチがあります。笑

子どもの楽しいポイントは、
やはり自分が勝てるかどうか
が大きなポイントのような気がします。


あと、自分が今やりたいかどうか
も大事なポイントですね。

勝てるゲームはずっと自分が勝つまでやろうと言い続けているような気がします。反対に勝てないゲーム(例:トランプのスピード)はあまりやろうとは言いません。

と、こんな感じの我が家の子ども。
大人(私と夫)は、また〜??と飽きてきてしまいます。

そこで昨年、Amazon FRANCEで見つけたUNO。
興味を持つかなぁ…と半信半疑で購入しました。
大人の飽きを解消するために、遊びのバリエーションを1つ増やそうと思ったのです。
最初は遊んでいましたが、色や数字に加えて、ドロー4・ドロー2などのカード、そしてリバースが出されると順番が反対まわりになり、スキップが出されると順番が飛ばされる、残り1枚になったら「ウノ!」と言わなければならない・・・結構忙しいゲームです。当時は、夫 vs 子ども・私(チーム)で遊びました。人数が多いと面白いのですが、結局は私と夫の勝負みたいになってしまうので、あまり面白くなかったのだと思います。子ども1人でさせると、ゲームが成り立たなかったこともありました。

その後、タンスの肥やし化していたUNO。
秋頃に部屋の模様替えをした際に、すぐに手の届く場所にトランプなどのカードゲームを配置してみました。トランプなどは引っ張り出して「やろう!」と言ってきましたが、UNOには反応がありませんでした。

しかし、突然その日はやってきました。
本当に子どものスイッチは謎です。

冬休みに入ってすぐ、私は胃腸炎で起き上がれませんでした。
夫は仕事だと言って相手にしません。フランスでは、子どもが1人で外に遊びに行くことはできないので、子どもは家にいるしかありません。そんな中で思いついた遊びがUNOだったようです。

その数日前に久しぶりにUNOをした影響でしょうか。その時もルールを忘れているくらい、本当に久しぶりでした。しかし、ここで子どもの成長を感じました。繰り返すうちにルールを理解しだし、1人でもできるようになりました。なので、ゲームが格段に楽しくなりました。
大人にやられるうちに、そのカードの出し方・タイミングを学び、それを真似てカードを出すようになりました。


すると、どうでしょう!?


子どもも普通に1番で上がるようになっていたのです。驚
(まぁ、カードを配る時点でズルするなどの反則もありますが…そこは多めにみたり、指摘したりと加減しながら現在学び中です。)

冬休みに入ってからは、UNO三昧でした。
子どもが高熱を出す直前も、ずっとUNOを2人でしていました。苦笑
UNOって2人ですると、あっという間に終わってしまいます。それを2〜3時間 (途中、お昼ごはんを挟みましたが) やり続けたのちに「頭が痛い…」と言い出したので、体温を測ってみると微熱でした。その時は、知恵熱でも出したかと思っていました。(以前も、工作に熱中した後に高熱を出すということがありました。偶然だと思いますが、熱中後たまに熱を出します。)

UNOをする度に、一応ゲームの記録をとっているのですが(子どもが勝敗にこだわるため)、子どもが勝つ回数が私より多かったり、同じだったりしていました。ここに夫が加わると、またゲームの流れが変わって面白かったです。
そして、UNOあるあるだと思うのですが、独自のルールって結構あると思います。夫と私は違う地域で育っているので、お互いのルールにも差がありました。私は自信がないので、我が家では夫の言うルールを中心にゲームをしています。そして、何度もゲームを重ねた結果、我が家では"オープン戦"という新たなルール?が出来上がりました。簡単です。全てのカードを隠さずに全員に見えるように置くだけです。笑

最初は、子どもへの配慮から生まれたルールです。まだいい意味で素直な子どもは、強いカードをすぐに使ってしまいます。なので負けます。大人はズル賢いですからね〜笑
なので、子どもにも私たちの持っているカードを見えるようにしました。言い出しっぺは夫だったと思います。「じゃあ、みんなカードを見せてやろう!」と。
それで、どのようにカードを使うのかを見て、子どもは次第に強くなっていきました。"勝てる"と思うと楽しいのでしょうね。このUNO熱はいつまで続くのだろうと思いながら、見守りつつゲームをしています。

本来は、カードを見せずにするゲームなので、またいつかは本来の形態に戻したいとは思っていますが、しばらくは我が家スタイルのオープン戦が続きそうです。


今年もマイペースになると思うのですが、
フランスでの日常生活についてや、子育て関係のこと、そして過去のワーホリ・語学学生時代についてのことなど書いていきたいと思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございます😊

本年もどうぞよろしくお願いします


2023年1月3日
マダム・シュークリーム



よろしければサポートをお願いいたします。いただいたサポートは、子どもの絵本や日本語書籍購入のために大切に使わせていただきます。