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そのスカートはもう2度と履きません

昨日 8月30日、6年ぶりの茅ヶ崎のサザンビーチで聴いたフレーズです。

私はアーティストの〝aiko〟が大好きです。
25年前に「カブトムシ」を聞いた瞬間に、伸びやかな声とメロディーが織りなす世界観に完全にヤラれてしまいました。しかし本当にすごいのは歌詞でした。

aikoの歌詞には体温や季節を感じるものが多いのです。

悩んでる身体が熱くて
指先は凍える程冷たい

aiko「カブトムシ」

「カブトムシ」は有名すぎる名曲。
体の中は熱いのに指先は冷たい。この感覚、恋をしたことのある女の子ならわかるよね、わかりすぎるよね。ってなります。これだけで彼への思いが伝わってきますね。

恋愛ソングの女王と言われるaiko。
歌いだしがすごいです。

しかし連絡がないな

aiko「冷たい嘘」

このワンフレーズで一瞬で世界観に引き込みます。ずっと連絡をまっている苛立ちまで伝わります。しかもこれ歌いだしです。「しかし」からはじまるって!

aikoは現代の〝与謝野晶子〟なのです。

タイトルのフレーズは「skirt」という楽曲の出だしの歌詞です。
8月28日発売されたばかりのアルバムから。

こんな星さよなら いつも苦しかったの
頑張った振りしたってちっとも楽しくない
だってさよなら二人の世界に邪魔は付き物
日々歳を重ねていく幸せをホウキで掃いた

夢中になって何もかも見えないなんて恥ずかしいと鼻で笑う
あなたはあたしの愛しい人ではもうありません
そのスカートは二度と履きません

aiko 「skirt」https://www.youtube.com/watch?v=FBoE3l-G5vQ

これはどういう意味?って思われるかもしれません。
全歌詞を読んで考察しようと思えばできなくはないですが、無粋だと思うのです。
曲の世界観に入って、歌詞を感じてみてほしいです。それがaikoの楽曲の楽しみ方だと思っています。何度か聞いているうちに、「そういうことか!」って降りてくるのを私は楽しんでいます。

知りたい人はたくさんの人が歌詞の考察しているので、検索すればでてきます。

今年の茅ヶ崎のLIVEは情熱大陸のカメラが入っていました。
もう一度LIVEの感動を味わえるのが楽しみです。

ちなみに情熱大陸はLIVEの2日後!9月1日(日)11時〜放送です。
番宣みたいになっちった。


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