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みんながしあわせだといいよね(秋の話 1)

って、話しながら君と秋を歩いた。
君と外を歩くとき、他に誰もいないところで君と二人で過ごすより、二人でいられる気がするのは何故だろうね?
だって二人きりなら、それが世界だからね。
そこではあんまり、二人きりって思わない。
「孤独」が守られる。おたがいの「ひとり」の時間が、大事に存在する。

君と話したいから一緒に歩こう。
みんなの声を聴きながら、僕たちはふたりぼっちだね。

みんながしあわせだといいね。
僕もね。君も…、君は、……僕がしあわせなら、君もしあわせでしょ?
そんな君ならいいけどなあ。


恐れ入ります。「まだない」です。 ここまで読んでくださって、ありがとうございます。 サポート、ありがとうございます。本当に嬉しいです。 続けてゆくことがお返しの意味になれば、と思います。 わたしのnoteを開いてくれてありがとう。 また見てもらえるよう、がんばります。