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道を行く


僕は僕の行けるところを通ってそれを道とする

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僕には、
僕だけがやっと通り抜ける分の隙間しか、たぶん、作れないと思うけれど、どうかそこを通してもらえないだろうか。

心配しなくていいよ、
もともと歓迎されない命だ。
呼ぶ声がする方へ、僕は進むよ。留まることはないかもしれない。

居場所は必要としていない。
ただ通り過ぎる。
ただ、ただ、
通り過ぎるだけだ。
受け入れてくれなくていい。そこを通らせてくれたら、どこかで生きているから。

心配しないで、どこかで生きているから。




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横の向きも面白い。
「形」を意識して描いた絵。「道」を感じる絵になりました。グリーンを使いたかったように記憶しています。


「通る」「通う」、好きな言葉。
通ること、通わせること、通じること。
「伝える・伝わる」「信じる」「行く」、「道」「路」、近いところにある言葉たち。歩むこと。
好きだけどつい、「スキップ」してしまうなあ。
駆ける、跳ぶ、上昇する。
道を通すことは重たい作業だけど、通ってしまえば、そこには軽やかな世界が待っている。
翼よりも、強い脚が欲しい。
翼があるなら、自分を燃料にしてどこまでも行ける翼。
風をつくれるほどの。


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