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やさしいことだけ言っていたい

自分をどう見せるかということで、ちょっとしばらく悩んでいる。言葉が嫌になってきたから、今日は絵を載せようと思ったけど、ちょっと話す気分になってきました。せっかくだから少し書こうかなと思います。絵もあとのほうに載せるのでよかったら見てくださいね。


会話は言葉でしかできないものじゃないよ。
だけどわたしは、言葉での会話をとても必要とするひとなんだなあと思う。でも、言葉にこだわるよりも、目の前の相手と、自分たちにしかない形で分かりあいたい。
わたしはどうしても、ひとりひとりとちゃんと紡いでいきたいんだよ。今は見えない遠くにいる相手にも届きたいからこそ、今つながることができるあなたとちゃんと、関わっていきたいんだよ。
ちゃんと関わる、っていうのは、何も、全員と「深く」関わることじゃない。どれだけの深さで関わっていられるのか、という認識をお互いにすることだと思う。
浅く関わることが互いにちょうどいい場合もある。浅く見えても大事な関係ってあると思う。
自分にとって深いところにある部分で関わるとしても、それ以外の全部を含めて理解し合うとは限らない。

時間がかかる。わたしはじっとこらえて、信じていることしかできない。
傷ついてもいい。あなたと関わっていたい。

「これはわたしを傷つけるものだな」と、感じるものに出会うことがある。弱いわたしは、「嫌いになってしまえばいい」と思う。でも、なぜ傷つくのかを考えてみれば、「そのもの」がわたしを傷つけるのではなくて、わたしの内側に、傷ついた部分があるのだと分かる。「わたしを傷つけるもの」は、「わたしの傷に気づかせてくれるもの」だ。そして、場合によっては、わたしの傷を、底から癒してくれるものになり得るのだ。


自分が誰かを傷つけてしまうことを、つらく思うひとがもしいたならば、あなたはその相手を深く癒す可能性を持っているのだということを、わたしは伝えたいです。
そう思って、今のわたしは、たくさんある怖いものを見つめていこうとしている最中なんですが、やっぱりまだちょっと怖くて目を瞑ってしまう。でも、あなたともなかよくなりたいよ、わたしは。
こわくて、「みんなきらい」って言ってしまいたくなる。でもそんなときは、「みんなきらいでいいよ」って言葉をかけてもらって安心して、ちゃんと何にもきらいじゃない自分を思い出す。

みんなきらいでいいんだよ、大丈夫。
「わたしにはわたしがいるから大丈夫」。だから、わたしは、「あなたと手をつなぎたい」って思うんだよ。

今のわたしはやさしいことしか言いたくない気分だから、また気分がかわって、強い拒絶を示すこともあるかもしれない。でもそんなときも、できれば傷つかないでほしい。
もし、わたしを見て傷つくあなたがいるのなら、わたしはあなたを癒す手助けができるのかもしれない。でもあなたが、傷ついていることに気がついたなら、あなたを癒すのはあなたの心の力だよ。

今日のきもちはそんなところです。


緑の絵。よかったら見てください。このごろの記事にも何枚か使った、青や緑の絵の元の絵。やっぱり青緑が好き。

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この向きは実はさかさまなんですが、生命力を感じてきもちいいなあと思って、この向きが気に入ってます。命がみなぎる。

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こっちの向きは流れを感じられるのが好き。風がある。
川のような、田んぼのような、夏草のような。
さらさらと、ざわざわと、音が聴こえてくる。

この絵は縦だなと思っているのですが、横の向きにも思いがけない表情が感じられます。不思議。違う顔が見える。

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緑と青、特に、絵の具にしても色鉛筆にしても、塗料の緑と青ってなんだかずっと好きで、やっぱり自然を感じる色が落ち着くのだなあと思います。心の深いところに潜っていける感じがするというか。でも、この絵は実際は、紫や赤やオレンジ、肌色も使ったかな。

このごろ少し載せている、「マッシュルームみたいな何か」も、わたしにとって、会話が塞いだ時の表現です。わたしは人を描くのも好きなのですが、顔を描くのがどうにも嫌になってしまう時というのはあって、そういう時は顔の無い絵や、かんたんな線の絵を描いたり、色だけをひたすら塗ったり。そういう、色んな表現が、わたしには必要なんだと思います。

でも、そこにあるのはいつも、「あなたとお話したいよ」っていう、想いなんです。


今日も、見てくれたあなた、話を聞いてくれたあなたは本当にありがとう。
また面白いことを話せたらいいなと思います。


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