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まだない全部

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2022年3月の記事一覧

「ラブだよ」

忘れずに過ごすね。今日も生きるよ。

少しでも
少しずつでも
そのものに意味はなくても
近くなくても

あなたの手を必要としていました。
あなたの手はあたたかく、私を包んでくれるのです。

あなたの手がつめたかったとして、それでも私は救いを感じたでしょうか。
いえ、実際には、つめたかったのかもしれません。
あの日の私にとっては、あたたかかったというだけのことかもしれません。
私には、いつもあたたかい。
それだけなのかもしれません。

まどろみに守られていたい
もうすこしだけ、ゆるしてください
寂しさをゆるしてください
愛しい寂しさを、
わたしが抱えていたいのです

手放したくないなあと思う。
いっしょにいたいから旅立つんだよ。

何かの答えを出さなければならないような気持ちになっていたな。
自分の声をもっとよく聴いて。

「すぐに素手で戦おうとするな、心の悲鳴を聴いてみろ。」

混沌に、自分というものを、掻き混ぜられている。
言葉を使うのが怖い。
しかし、行きたい場所はあるのです。

出そうと思えば、大きな声も出るんだよ。

普段、囁くように話すからなのか。自分の声を忘れてしまう。人の話を聞きすぎてはいけないと、何度も思うのに。言い聞かせても忘れてしまう。
不意に、お腹の底から、心の底から飛び出した声に、自分で驚くことがある。
体は、心は、忘れないんだよ。

あなたがいてくれて、本当にありがとう。
「いつかのあの日」に、あなたがいてくれてありがとう。
ずっといてくれてありがとう。
「今」、いてくれるあなたも。
近くのあなたにも。遠くのあなたにも。
届くとしても、届かないとしても。想っています。
私にも。今日も、いてくれてありがとう。

いつか蒔いた種に、水を遣るような気持ちで過ごす。芽を出したがっている気がするよ。本当かな。
水を撒くのって好きだなあ。大きな樹になるのかな。花が咲くかな。実が生るかな。どれでもないかもね。放っておいたら大変なことになるやつかもしれない。
うん、それもいいよ。育つのを、見るよ。

「掟」を破ってしまった。
「仕方ない、そんな日もある」で、大丈夫。
「自分で決めたこと」なのに。
「自分で決めたこと」だから、また守ればいい。
一度破ってしまったからといって、破り続けなければならないということはないだろう。
掟と決めたほどのことなのだから。諦めずに守ればいい。

よい眠り

よい眠り

良い夢を見ていたわけではなかった。
すっかり忘れてもいない。
けれども、よい眠りだったと感じる。
なんとなくの痛みを残しながらも、そこから起き出せる。

幸せで動きたくない目覚めもある。
怖くて逃げ出したい目覚めもある。

よい眠りだった。
痛みが遠くにある。安心できる距離で。

夢と記憶はどこまでが繋がっていて、どこからが無関係なのか。
手を振った。
今を脅かすほど傷つくというのに、夢の側に、と

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