合格発表 前日

ついに、ときはきた。
正確には、明日だが。10日27日(木曜日)。
青年海外協力隊の最終合否発表の日である。

教員になった時から、夢見ていたものだ。

一次試験では、特に文書の提出であったが、校長先生からの推薦をいただき、委員会の推薦も続けていただいた。それだけでも嬉しかったが、目的や目標はそこじゃない。現地に行って、刺激を受け、学び助け合い、教え合い、培ったものを日本に持ち帰り、伝えることである。それが、私の務めである。

二次試験では、人物面接と技術面接があり、自分のできるだけの準備を行い、望んだ。準備といっても、これまで自分がしてきたことを振り返り、現地で何ができるかを考えた。それをうまく伝えられているかが、突破の鍵だと私は思う。

一つ気がかりなのは、健康診断だ。理由は、尿酸値が少し高く、再検査が来ていたからだ。それで引っかかてしまうのは、自分の不徳の致すところだが、きっと、合格すると確信している。



仕事というものを最近よく考える。
席が隣の先生は、来年、教員を辞めるそうだ。一歳と三歳のお子さんがいて、育児に充てる時間が欲しい。いつも言っている。しかし、現実はそうではない。特に、教員の世界は、厳しい。自分ではコントロールしようと試みても、周りの目がまだ時代に追いついていない。いくら管理職が全体の場において、働き方改革を推し進めても、否定派は、一定数いる。とくに、団塊の世代のおじさん、おばさん世代は、自分の経験を語りたがる。「私の時は、頑張って仕事と育児の両立をやってきた。」そういうのだ。しかし、時代はもう違う。働くということが、その人にとってどんな価値があるのかによって、考え方は変わってくる。押し付けがましいのはもううんざりだ。

やりたいことをやらない人生より、やりたいことをやってそれでも失敗して、後悔する人生のほうが全然いい。今は、周りの目があって、行動できないという人もたくさんいるだろう。しかし、その先生は行動した。そこを評価すべきだと思う。「若い人はすぐ辞めちゃう。」ではなく、「人生をよく考えている人だ。」と。私はそう思う。文句を言うなら行動しろ。


話がだいぶそれてしまったが、とりあえず

果報は寝て待て。

明日は、明日の自分が頑張る。

今日はゆっくりお風呂に浸かってご飯を食べて寝ようと思う。

また明日。

be a voice , not be an echo.

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