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三日坊主日記 vol.226 『岡山映画祭2024からチラシが届いた』

岡山映画祭2024からチラシが届いた。僕が監督した映画『泥の子と狭い家の物語』を11月に上映してくださるのだ。

市民が出資、企画、運営を行う岡山映画祭は、今年で14回目の開催となります。今回のテーマは「分断を超えて」です。現在、メディア環境の変化や価値観の多様化の結果、さまざまな分断(政治・思想、経済格差、ジェンダー、都市と地方など)が広がりつつあります。岡山映画祭2024では、分断の解消を目指すのではなく、その先にある共生の可能性を探るヒントになるような上映ラインナップを各ディレクターが企画しました。岡山で見るべき、岡山でしか見ることができない作品・企画が満載です。岡山内外からの多くの方のご参加を心よりお待ちしています。
                                                                                       岡山映画祭実行委員会一同


映画祭のご担当からは、まだ劇場公開中だった2023年の初頭にご連絡をいただいた。共通の知人のSNS投稿を見て興味を持ってもらったようだ。その後何度かやりとりした結果、今年に入って正式に上映が決まった。映画祭の掲げるテーマに、『泥の子と狭い家の物語』で描いている世界が合致したのだそうだ。ありがたい。


窮屈さや、理不尽さ、矛盾、生き難くさなど、僕が小中学生の頃に感じていた感覚(僕は抑圧されていたがいじめられっ子ではなく、むしろ逆だった)。永年忘れていたのだけれど、コロナ禍で再び蘇ったこの感覚を描いた僕の映画に共感してくれ、こんな立派な映画祭に招いてくれる。こんな幸せなことがあるだろうか。


10月12日(土)〜11月10日(日)、ほぼ一ヶ月にわたって開催される岡山映画祭2024。お近くの方はもちろん、少し遠くの方も是非足をお運びください。岡山はいい街ですよ。僕も時間が許す限り、何度かお邪魔しようと考えています。


『泥の子と狭い家の物語』は、11月2日(土)の13:30~天神山文化プラザにて。上映後には40分程アフタートークをしますし、その日は岡山に泊まる予定です。是非お越しください。岡山でお会いしましょう。


◾️映画祭のチラシを下記からダウンロードできます。



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