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苦手って克服すべきなの?

先日家族に「こんなのあるよ!」と
教えてもらったのが
いわゆる
【認知の歪みテスト】

項目がいくつかあり、それに答えることで本人が抱えている
「認識のずれ」や「極端な思想」について
自覚しましょう、というものです。

私は自分が自分で自分のことをよく分かっていないな〜
と思う面が多々あり、困り事も多いタイプです。

例えば
対人で「あれ、これって私がおかしいのかな」と思うこと
出来事に対して「どうしたら良いんだろう」と思い詰めること

あまりにもクリアできずに堂々巡りで思考していると
流石に、
この意識の流れ、いつもやってないか?
このぐるぐるした考えかた、いつも同じ感じだよな…と気がつくこともあるのですが。


認識のずれや感覚の歪みを意識することって、もしかしたら
そのぐるぐるした、謎の思考あみだくじをやめるヒントになるかもしれない。

そう考えてテストを受けてみました。

私自身の結果としては、「全然自覚してなかった…!」という認知の歪みについて
知ることができました。

というか
自分の認識のずれや感覚の歪みが多すぎてびっくりしました。

えっ?これって私が考えてるよりももっともっと広い範囲で考えている人もいるの?
とか
もしかしなくても、これすごい極端な感じで思考してた???とか。
改めて突きつけられた事実に
「なんか私ってば可哀想」とまで思う始末。

おんなじ日常生活なのに、「ズレてますよ」とか「歪んで受け取ってますよー」と
声をかけてもらうだけで
「え、じゃあこれも?」「これって抜け出すことができる?」

と小さいながらも希望が見出せるようになってきました。
歪みや意識を改善する訳でも、いわゆる治療をしていく訳でもないのですが

自分の意識について、自覚することだけでも
かなり私の中では効果を感じられたように思います。

例えば、ー私の場合
「苦手意識がある人にこそ、評価されてなくてはならない」
「自分の評価をしてくれない人こそ、本当の評価を与えてくれている人」

という
書き出してみると、ヘンテコな部分がありました。
「なんでわざわざ苦手な人に寄り添って合わせてるんだ?」
と気がつくタイミングはちょこちょこあるのですが


いやいや!世の中の人、私のことを評価してくれない人に届いてこそいい人生なのだ!
と本気で思っていました。
反対に言うと、ー残念なことに
私自身を見てくれる、近くで応援してくれ、評価してくれる人たちに対して
「自分の評価と一致しない…(私の評価よりも高く評価している気がする)どうして」

とドギマギすることが普通になっていました。

評価してくれて、応援してくれる人がいる、それだけでとてもありがたい事実ですが、
どうしても真っ直ぐ受け止めていけない。

どうせ目に留まらない、きっと私を嫌っているだろう、という思い込みが一致するような、割と遠くの関係になる人々へいつも意識が向いていたように思います。

少し前に、カエル化現象の話を目にしました。

好きな相手が自分へおんなじ様に好意を向けてくると
途端に居心地が悪くなり、好きと言う気持ちが減る、下手すると嫌いに変わる。

という意味合いで使われていたようです。
その現象と、私の場合はほぼ同じことが起きていたように思います。

図にするとこう↓

カエル化現象の解説

自己評価が一致しなくなるために、好意を向けられると途端に
違和感を覚えたり、関心が持てない。

つまり、自分の意識において周囲の人たちとの関係はどうとでも変化する
ということになってるのがわかるようになりました。

自分の解釈が歪んでいたら、
苦手意識がある環境や人間にわざわざ寄せてってしまう、という意味も
かなりわかりやすく受け入れられるようになりました。

その状態を克服しよう!好きな人とだけつるもう!
ということが言いたいわけではありません。

ただ、自分を大切にするために
評価が低い、自分がなんとなく蔑ろにされる環境下に
あえて身を置くことは認識のずれ、による結果かもしれない。
と自覚するのも大事だな、と思った次第です。

まずは自分の中で、自分自身の抱える「モヤモヤ」と向き合っていくことだなぁ〜
と感じました。

ちなみに
認知の歪みテストはこちら


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登録すると定期的に?カウンセリング案内が来たりするので
嫌な方はご注意ください〜。
登録無しでも、上位の歪みは確認できます!

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