昔から平日に休むのが苦手だった
小中高、大学もサボらず遅刻せず全ての授業を真面目に受けている訳では無いが皆勤賞だった。
周りからは真面目、偉いねと言われることもあった。
当たり前といえばそうなんだけど、休むのが怖かった。
自分がいなくても平日、日常が何の代わりも無いことが怖かった。
社会人になって、病院に勤めて平日に公休がつくようになって更に加速した。日曜日祝日に休む時と、心の安らぎ方が違うのだ。
決して仕事が好きでもないし、勤勉な訳でもなくて、でもそれなりに成績も良かったし仕事でも仕事量も多く任されていた。しかし平日休むと心が休まらなくて次の日行くのが怖かった。
学生時代は特にいじめなどもなく人間関係で酷く悩むこともなかったし、むしろ顔は広い方だった。
社会人になって苦手な人も居たけど仲良い人もいたし少なくとも最初は楽しく働いていたと思う。
行きたくないというより、緊張するのだ。強ばる。特に前日の夕方くらいから非常に落ち着かなくなる。
原因は1つではないけど、1番根幹にあるのは自分への自信のなさ、自身への不信感。
自分のことが好きになれないのが辛い。自分が嫌いまではいかないけど嫌になる事が多い。
かといってへりくだり過ぎたり卑屈な人間になるのは周りにも気を遣わせるから内面だけで沢山処理してきた。
毎日毎日自己反省会をする、でも理想の自分からは程遠い。容姿も性格も、好きになれない。
どうしても泣きそうになる。そんな自分も嫌。
思春期で終わるだろうと思っていた駄々っ子みたいな矛盾が終わらない。
真面目だとは思うけど、それが長所にならない。平日休みだと家事を完璧にこなせないと疲れる、夜には緊張で自分で分かるくらいバクバクする。
この現象なんなんだろうか。HSPとはいえ、あまりに不自由過ぎる。
大人になったら大丈夫だと思ったのに。もう少し図太くなりたいものだ…と我ながら思う。
似たような人がいたなら、傷の舐め合いになるかもしれないけど自分の嫌いさを呪わず分かち合えるのかな。
それでも頑張って朝起きて緊張しながら職場に行くのだ。自分への呪いが早くとけることを祈りながら。
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