2022冬、若者女性のアイス購入率が夏よりも増加!その裏側を徹底リサーチ
みなさんは冬にアイスを食べますか?ハーゲンダッツやゴディバ、チョコモナカジャンボなど、多くの商品で冬限定のフレーバーも発売されていますが、実際にどのような方が冬にアイスを購入しているのでしょうか。今回は、冬にアイスを購入している人の実態を調べてみました!
マクロミルモニタ会員のうち全国3万人が、日々買ったものをスキャンする購買履歴データ「QPR」を用いて、どの性年代層で冬アイスが支持されているのかを調査し、さらにミルトークの「きいてミル(掲示板)」で、実際に消費者の方に、この冬気になるアイスや、購入時にどんなシーンで食べることを想像しているかを聞いてみました。
1.冬のアイス購入率、10~40代女性のシェアUP
まずはマクロミルの購買データ「QPR」で、夏と冬のアイス購入者数の割合を比較して、冬アイスがどの層に支持されているのか調べてみました。結果、冬は、10~40代女性のシェアが3.8ポイント(夏30.1% 冬33.9%)増加しており、10~40代男性のシェアは、夏26.4% 冬27.4%とわずか1.0ポイント差でした。このことから10~40代女性は、冬にアイスを楽しむ方が多いようです。ちなみに、全体の購買者数は夏の方が冬より多く、昔よりも冬アイスが話題になりつつあるものの、定番の夏にはまだ及ばずみたいですね。50代以上を見てみると、男性は夏19.2% 冬16.2%、女性は夏24.3% 冬22.7%と、夏に需要傾向があります。
2.10~40代女性は、流行を追って冬アイスを探している!
この冬のアイス支持層である10~40代女性は、どのような嗜好性でアイスを食べているのでしょうか?ミルトークで「この冬気になるアイスは?」と尋ね、自由回答データをテキストマイニングで集計してみます。男女別にコメントワード図で傾向を比較することで、女性の特徴を明らかにしてみたいと思います。
結果、10~40代男性は、「雪見だいふく」「チョコモナカジャンボ」「スーパーカップ」など、通年で定番のアイスに関連したワードが多数挙げられていました。
対して10~40代女性は、ロッテから新発売の「バッカスチョコアイス」や、ピエール・エルメとセブンイレブンとのコラボで数量限定発売された「ピエール・エルメ シグネチャー」に関連したワード、今年人気のフレーバー「ピスタチオ」というワードなど、2021年に話題となったアイスに関連したワードが多く挙げられていました。毎年冬限定のフレーバーが話題となる「ハーゲンダッツ」関連のワードも多かったです。また、「限定」「CM」といったワードも挙がっており、冬アイスを楽しむ方が多い10~40代女性は、流行を意識している方が多そうです。
3.10~40代女性は、体が温まった状態で自分へのご褒美を堪能
夏と冬ではアイスを食べる環境が異なる事を予想し、ミルトークで「どんなシーンで食べる事を想像してアイスを買いますか?」と尋ね、集まったコメントを10~40代女性に絞って分析しました。
1位は27.4%で「食後」でしたが、2位「お風呂」をはじめ、「こたつ」「暖房」が上位にあがり、自身や環境を温かい状態にしてからアイスを楽しむ傾向がある事が分かりました。
夏とは全く異なる楽しみ方で味わえる冬アイス。今後も様々なフレーバーの登場に期待したいですね!
▶ミルトークのお問い合せはこちら