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「推し活」実態調査!アイドル、キャラクター、みんなの推しは?いくら使ってる?

みなさん、推し活って知っていますか?
アイドルやキャラクターを応援、グッズを購入する等、若者の間で盛り上がりをみせる推し活の実態について、生活者のコメントを気軽に集められるマクロミルの「ミルトーク」を使って調べてみました。

【実施概要】
調査方法:ミルトーク
調査期間:2021年9月10日(金)~ 2021年9月13日(月)
調査対象:全国10代~70代 /約470名(マクロミルモニタ会員)

1.人気の推し、10~20代は「アイドル」、40~70代は「バンド・ミュージシャン」。

「あなたの推しを教えてください」と聞いたところ、女性は「ジャニーズ」「BTS」、男性は「乃木坂」「日向坂」の回答が多く集まりました。
また、男女別に好きな推しのジャンルを見てみると、女性には「アイドル」「バンド・ミュージシャン」「俳優」、男性には「アニメ・漫画」「スポーツ」が人気でした。

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<推しジャンル(男女別)>

年代別では、10~20代は「アイドル」、40~70代は「バンド・ミュージシャン」の割合が高い傾向でした。また、少数ながら、60代以上で「フラベジ」「MELOGAPPA」「ハラミちゃん」といったYouTuber推しもいて、YouTuberは幅広い世代に支持されているようです。

2.推し活をする人の8割が、毎月推しにお金をかける。若い層ほど高額!

「推し活」のお金事情を見ていきます。
お金をかける人は76%にのぼり、月5,000円以上と割と高めの出費をしているのは、10代が45%、20代が35%と、若者層が中心でした。

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<推し活にお金をかける人の割合>

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<推しに月5,000円以上お金をかける人の割合(年代別)>

また、推しのジャンル別にみると、お金をかける人が多いのは「アイドル」「アニメ・漫画」推しであることがわかりました。

3.活動内容は「動画・ライブ視聴」「グッズ購入」がメイン。グッズ購入は女性が多い。

推し活って、具体的にどんな活動をしているのでしょうか。実態に迫りました!
TOP10のランキングを見ると、「グッズを買う」「動画やライブを見る」といったキーワードが上位で、「グッズ」関連の活動は女性が中心であることがわかりました。また、9位の「SNS」については、SNSの閲覧に留まらず、投稿を拡散することを活動として行っている人も多数でした。

なお、ランキングの作成方法は、「”推し”がいる方にあなたの推しを具体的に教えてください。」と質問して集まったコメント(自由回答)をキーワード分解し、頻出率の高いキーワードから順に並べています。

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推し活 活動ランキング TOP10

4.コロナ禍での自粛影響で、今後は「ライブに行きたい」。

今後、もっと行いたい推し活をたずねると、どの世代も「ライブ・コンサート・イベント」に行きたいというコメントが多く、全体の約40%を占めました。
コロナ渦で中止、感染予防の観点で席数減少、チケット倍率上昇・席が取れなくなったとのコメントも集まり、従来通りリアルなイベントに参加したいというニーズが高まっているようです。また、グッズ等の購入を増やしたい、創作活動をしたいといったコメントが、幅広い世代からあげられました。

【購入】に関するコメント ※一部抜粋
・グッズを増やしたい(20代男性・東京リベンジャーズ推し)
・推しが好きなグッズや洋服を自分も買いたい(30代女性・東海オンエアのてつや推し)
・ 推し専用の部屋をグッズで埋め尽くしたい。(40代女性・米津玄師推し)

【創作活動】に関するコメント ※一部抜粋
・二次創作をSNS拡散(20代女性・AFKのモゾス推し)
・曲を一人で全てコピーしてYouTubeなどで発表したい(30代男性・DIR EN GREY推し)
・ 推しの似顔絵をもっと上手に描きたい。推しを想いときめいたり妄想する時間を増やしたい。(50代女性・DEAN FUJIOKA推し)

「推し活」は若者を中心に活発ですが、データで実態を見ると、実は若者だけでなく広い世代で応援活動が行われていることがわかりました!
また、推す対象も幅広く、SNSなどを使った情報拡散も行われ、「推し活」はさらに盛り上がりをみせていきそうです。

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