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従業員リサーチナレッジ

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従業員満足度調査(ES調査)やコンプライアンス意識調査など、従業員を対象に行う「従業員リサーチ」を実施、強化される企業が増加しています。 当連載コラムは、マクロミルが持つ従業員リ…
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#マーケティング

【後編】「eNPS®マップ」で従業員エンゲージメントを可視化する

前編では、従業員エンゲージメントを測定する指標「eNPS®(Employee Net Promoter Score)」と、それを可視化するためにマクロミルが独自開発した「eNPS®マップ」の概要・考え方についてご紹介しました。後編では、「eNPS®マップ」にスコアをプロットしたら、どのようなことがわかり、改善施策を検討できるのか、詳しく解説していきます。 ▼前編はこちら 1. eNPS®マップで明らかにできることeNPS®マップを使うと、企業と従業員のエンゲージメントの度

【前編】従業員エンゲージメントを測定する「eNPS ®」とは

近年、企業と従業員との間の信頼関係を図ろうと注目されている「従業員エンゲージメント」。従業員エンゲージメントとは、従業員の一人ひとりが企業の掲げる戦略・目標を適切に理解し、自発的に自分の力を発揮する貢献意欲を指します。 従業員エンゲージメントが向上すると、離職率の低下やサービスクオリティの向上し、業績の向上に寄与すると言われており、米国の建設機器大手キャタピラー社では、従業員エンゲージメントを高める施策によってエンゲージメントスコアを8%改善、売上は300%も伸長したという

従業員にストレスを感じさせない調査仕様とは?/従業員リサーチナレッジ

みなさんはアンケートの回答で、「想像以上に回答に時間がとられた」、「回答途中で最初からやり直しになった」など、イライラした経験はありませんか? せっかく回答しようとしてくれた従業員が、これらの理由で回答を後回しにしたり、いい加減な回答をしたり・・・となっては、せっかくの施策がもったいないですし、正しいデータを取得するのが難しくなってしまいますよね。今回は、従業員リサーチを実施する時に、このようなストレスを減らし、回答しやすくするための工夫をご紹介します。 従業員リサーチを行

従業員へのリマインドはいつが良い?成功企業から学ぶ効果的なタイミング /従業員リサーチナレッジ

「全ての従業員に回答して欲しい!」 これは企業のご担当者様、みなさん共通の想いかなと思います。会社としては、できるだけ多くの従業員の声をもとに経営やコミュニケーション施策に落とし込みたいですよね。 この記事では、回収率アップに効果がある方法の1つ、未回答の従業員への「リマインド」について、その効果の事例をご紹介します。 平均的な回収率や回収率向上のための取組み全体像については、別記事「従業員リサーチの回収率をアップさせるテクニック」でご紹介していますので、気になる方はぜひあ

定点調査を時系列比較したいが、調査の仕様変更もしたい。そんな時どうする?/従業員リサーチナレッジ

新型コロナ影響で働き方が変化する中、従業員による会社への評価を定点観測によって的確に把握し、意思決定することが重要になっています。今回はそんな「定点調査」のポイントやお悩みについて解説していきたいと思いす。 1.多くの企業が従業員リサーチを定点調査で実施する3つの目的マクロミルではさまざまなテーマの従業員リサーチをサポートしますが、そのほとんどが「定点調査」です。定点調査とは、ある一定期間ごとに同じ質問の調査を行なうことで、回答傾向の変化を測り分析することです。 従業員リサ