グローバル全体主義の中心とは
皆さん、こんにちは・こんばんは・おはようございます。「見たかな?観たよ!」の中の人、ひろ-macrobiworldです。
今回は今世界を悩ませているグローバル全体主義の中心とは?
と言うお題で書いてみたいと思います。
またその関連で本文中では、先日亡くなったジェイコブ・ロスチャイルドがカナダの作家ヘンリー・メイコウ氏の記事に宛てたとされているメッセージにも再注目します。
その為、今回も長文記事になっております。一気読みがキツい方は目次機能をご利用いただき、分割して読んでいただけるとありがたいです。
それでは行ってみましょう!
ロスチャイルドの新たな本拠地スイス
先頃ロスチャイルドのロンドン家の当主ジェイコブ・ロスチャイルド男爵が亡くなりましたが、彼は「N・M・ロスチャイルド&サンズ」の経営方針を巡っての争いに負けて、独自の道を切り開いて歩いて行かざるを得なかった人物です。
ジェイコブと主導権を争った人物は分家筋のイヴリン・ロスチャイルド卿。(注;エヴェリンと表記されることも多い。)
チャールズ英皇太子(当時)の胸元に指差しして、チャールズ皇太子がムッとした表情で見ているあの有名な写真に映っていた人物です。
もともとロンドン家とパリ家は常に競争しあって覇権争いをしていたようですが、ジェイコブの父の時代まではロンドン家がロスチャイルド宗家の立場にありました。
が、N・M・ロスチャイルド&サンズの経営方針を巡って対立していたジェイコブとイヴリンに対し、当時頭取の座にあったジェイコブの父はイヴリンを支持し、N・M・ロスチャイルド&サンズの頭取職には本家の嫡男ジェイコブでは無く、筆頭株主だった分家筋のイヴリン・ロスチャイルド卿が就くことになります。
その他ロスチャイルドが経営する企業や資産はこれがきっかけでイヴリン卿が引き継ぎ、それに反発したジェイコブはN・M・ロスチャイルド&サンズのRIT部門を引き連れて独立。
「RIT・キャピタル・パートナーズ」を設立し独自の金融業を始めます。
このことが、後々ロスチャイルド宗家の立場がロンドン家からパリ家に移ることに繋がるのです。
因みにイブリンはその後N・M・ロスチャイルド&サンズの頭取職を降りてパリ家の当主ダヴィデ・ド・ロチルド(英読み;デヴィッド・ド・ロスチャイルド)に譲り、これによりロスチャイルド宗家はロンドン家からパリ家に移りました。
なお現在のN・M・ロスチャイルド&サンズはCEOをナイジェル・ヒギンズが務めており200年に渡る同族経営を終えましたが、2003年に英仏両家でジュネーブに新たな持株会社であるロスチャイルド・コンティニュエーション・ホールディングスAGを設立しており、2010年にヒギンスがCEO就任と共にN・M・ロスチャイルド&サンズはロスチャイルド・コンティニュエーション・ホールディングスAGの傘下に入り、完全子会社化されているそうです。
因みにダヴィデ・ド・ロチルドはまだ存命であり、ロスチャイルド・コンティニュエーション・ホールディングスAGの頭取を務めています。
ジェイコブ・ロスチャイルドからのメッセージ
先日亡くなったジェイコブは以前、反NWOの立場で活動をしている作家のヘンリー・メイコウ氏の記事へのコメントで以下の様に述べています。
AI翻訳による和訳で5500字近くありますが、全文和訳されている方がいないようなので、AI翻訳で申し訳ないのですが、複数のアプリを使用して、日本語として意味が通じるよう多少こちらで手を入れたものを、ここに全文掲載させていただきます。(ただし文中の小見出しはメイコウ氏による追補部分になります。)
親愛なるヘンリー
あなたは問題を指摘するのがとても上手ですが、あなたが見るように、このコロナの試練は、グローバルであり、財政、資源、生産、消費、汚染、人口過剰の制御と規制を含む多くの炎によって育まれた赤熱したものです。
英国の王冠、バチカン、メイソン、世界の主要なオリガルヒや企業など、私の家族の管理下にある直接的または間接的に機関を率いる人々は、あなたが何を考えたり言ったりするかを気にしません。
私たちは世界の主要な財政だけでなく、あなたの政府、主要なメディアネットワーク、地球上のほとんどの仕事、さらにはあなたの銀行口座のお金も管理しています。これらはあなたが変えることができない事実です。
ユダヤ人の問題は複雑なものであり、特に私の家族の影響と粘り強さのおかげで、それはもはや多くの人に「ユダヤ人問題」とは見なされていません。
ヘンリーは、事実と理由がある古くて時代遅れの議論方法に基づいて私たちを攻撃しているように見えます。それはもう物事のやり方ではありません。
人々は一般的に、ふりをするのが好きで、他の多くの人々が信じていることを何でも信じようとする。あなたのような人が自分たちの利益や信念に反することをすれば、彼らはあなたの言うことを割り引き、完全に頭から締め出す可能性が高い。それがあなたに起きていることなのだ。
権力者が大衆を欺くこと、とりわけあなた方の種族を拒絶し迫害してきた人々を欺き支配することに道徳的な疑念を抱くなら、それはあなた方の問題であって、私たちの問題ではない。
キリスト教徒やその他の部外者が、あなた方の種族をある種の劣等種として見下している、あるいは、あなた方がよく知っているあなた方の成功のために、あなた方を恨んでいる、という相互排斥の歴史があるのだとしたら、それは私たちの部族的連帯と、継続的な逆境の中で富、権力、知識、知性を集中させ、統合し、多くを支配する能力に基づいているのだ。このような逆風の中で、なぜ再点火させようと懸命に息を吹きかけるのか?.
それは、あなたが「真実」だと主張するものを高く評価しているからなのか?
あなたの言葉は、私たちの領域では他国で発せられたものだが、事実上、ここイギリスの私の裏庭で、時代遅れの種類の、比較的小さく、無名で、軽蔑的な支持者を持つとはいえ、真実を高く評価していると称するこのサイトで公表されている。重要な人物は誰もあなたの言うことに耳を貸さない。しかし、私はあなたの最近の投稿のような特別な機会には、あなたを正そうとする義務があると感じている。
世界経営には物質的な平準化と過疎化が必要だ
莫大な権力と富を手にすると、人は多くのことを管理することになりがちだ。その管理は、絶え間なく押し寄せる嘘つきの廷臣や簒奪者から自分の利益を守るためだけでなく、自分の利益を維持し、時には拡大するためにも、その管理を委譲しなければならない。
さらに、支配を維持するためには、公害、競争、搾取、人口過多など、前述したような非常に困難な問題の数々を解決するための決断を下さなければならないという、とてつもない重責があなたに課せられていることに気づくだろう。
ジャック・アタリは我々の新世界秩序プロジェクトの忠実な弟子であり、それは世界政府によって多くのことを世界規模で管理することに行き着くが、その手段には残念ながら、あなたの感情が忌み嫌う、平等のための物質的平準化と世界人口の急激な減少が必要なのだ。
あなたの問題は、そのような問題があることに反対する常識的な人がほとんどいないことであり、あなたの唯一の不満は、私たちがこれらの解決に必要だと判断した手段にあるようだ。これらの問題の多くは誇張されており、現時点では存在しないかもしれないというあなたの主張は正しい。
しかし、私たちは50年、100年先を見据えた計画を立てており、私たちがより懸念しているのは、私たちが恐れていることが将来起こらないようにすることである。この戦いの中で、私たちは外国勢力による土地や資源の掌握、増加する公害問題を牽制しなければならない。また、より重要なこととして、私たちは自国の人々をコントロールし、掌握、過剰消費、過剰生産を止めさせなければならない。
また、権力や富を手にすると、それを捨てたり共有したりすることが非常に難しいことにすぐに気づく。しかし、それらを手に入れたら、それを増やすことができると同時に、自分の支配下にある他のすべての人々にとって物事をより平等にし、組織の下層部における争いを鎮めることができることに気づく。
総合力の重荷
ヘンリー、あなたはこのことを理解できないだろうし、私たち世界の指導者が背負ってきた重荷も理解できないだろう。われわれは、英国王室やバチカンを含むすべての国家元首や、世界の有力な一族とともに、国境や国家の制限に代わる世界統治の新秩序の計画を遂行するために、非常に懸命に働いてきた。私たちは、規制を必要とする世界貿易と開発の広大な拡大に参入した。もし私たちの所有と秩序によるのでなければ、誰によるのでしょうか?私はあなたに問う。
だから私たちは、まず世界をコントロールすることを学び、そしてそこにあるものを、私たちが選んだ人たちに最も有利と思われるように分け与えることを学ばなければならない。それが権力というものだ。
あなたが心配しているのは、私たちがこれらの問題を解決するために使っている方法であり、それは「全体主義的」で「共産主義的」だとあなたは言う。私たちにとって、それらは「真実」、「自由」、「正義」といった抽象的な言葉に過ぎず、どのような危機においても、人々は実際の事実や批判的思考、理性ではなく、主に感情に基づいて行動する。
あなたは明らかに私たちと同じレベルではないし、それどころか、あなたの投稿を読んで死んでも死にきれないような圧倒的多数の人々と同じレベルでもない。知的なプライドと誇示は自由だが、それでは何も変わらない。あなたは時代遅れのコミュニケーションの中で孤立している。科学においてさえ、論理と事実が支配権を持つ何者かに乗っ取られてしまっているのだ。
実際の問題の中身がどうであれ、それが深刻な問題であるという一般的な考えがある限り、重要なのは解決策とその解決策への協力である。私たちは問題を設定し、解決策を提供する。20世紀を支配したのは事実や理性ではない。それは心理学の利用であり、それこそが、あなたの知的でジャーナリスティックな能力にもかかわらず、あなたが実権を握っていない理由なのである。
パンデミックや口実として使われたワクチンについて、真実と思われることを明らかにすることで、人々に影響を与えることができると考えているのか。
バチカンのフランシスコでさえ、パンデミックが必要だったことを知っている。あなたが言うように 「共産主義者 」であるこのような人物が、なぜ歴史のこの特別な時期にそのような場所に置かれたと思いますか?
私たちの新しい秩序を切り開くためには、多くの変更がなされなければならない。多くの人事がなされなければならず、あなたの文章が示唆するように、彼らがすべてユダヤ人というわけではない。
ナイーブさ
国連やWEFのアジェンダに示された我々の計画への反対を煽るために、怒りや反発を引き起こす心配はない。
あなたの言うワクチンについて、あなたはなぜそれが国民に強制されているのかさえ判断できない。いずれにせよ、重大な脅威ではなかったし、私たちの淘汰の可能性に対する序曲や練習以上のものでさえなかった。
明らかに危険であり、多くの死者や健康問題を引き起こしているにもかかわらず、なぜ政府はこれほどまでに強権的に人々にウイルスを強制するのか?
なぜ、権力機構に支配されている政府は、ウイルスの症状を効果的に治す安価な薬の使用を抑制し、無用で危険なワクチンに道を譲ったのか?
それはあなたにとって謎である。そしてあなたは、私たちがワクチンを使って人間の群れを淘汰し、間引きしているという陰謀論を展開する。それで人々が怖がり、目が覚めるとでも?小学生のように「なぜ?冷厳な事実と道理が、国民に通用すると思っているのか。国民は、政府が自分たちのことを思いやり、お金を与え、安全であろうとしていると信じているのだ。
ヘンリー、それはすべて心理学とメディアによるもので、私が何を言おうとも、結果には何の違いもない。
彼らの特別なニーズや状況に合わせて毎年ワクチンを接種するよう訓練された人々の実際のコントロールの可能性や前例よりも、もっと重要なことがここで起こっているのがわからないのか。もし私の友人、ジャックが中央集権的な統制と共産主義について正しかったとしたら、そしてフランシスと共に、「平等」という考えが私たちのアジェンダと新世界秩序の最も中心的で基本的なものであるとしたら、私たちが「すべての人に予防接種を受けさせなければならない」と言うとき、私たちがそれを意味しているだけでなく、「平等」こそがこの運動全体の本質であることがわかるだろう。
「全員」という言葉がカギなのだ。魔法の言葉だ。誰もが同じことをしなければならない。我々が育成してきたすべての共産主義国家では、この新しい秩序で望まれ計画された「平準化」のための「平等」のために、人々が同じニーズとウォンツを持つために、誰もが同じ命令に従うように心理的に訓練されなければならないのが通例である。
われわれの天才国家である近代中国では、国民は多くの違いを浄化されなければならず、文化的・物質的平等、すなわち「同一性」を植え付けるためには、全員が同じ制服を着用しなければならないというような些細なことでさえ、極めて重要だった。
もちろん、インフルエンザや風邪にかかっていて、ハンカチなしでくしゃみや咳をしない限り、マスクはウイルスにはまったく役に立たない。しかし、重要なのはトップダウンの命令に対する服従と順応であり、政府の命令や指令に従って「全員が」着用することである。それは、皆を "一様 "にするための制服のようなものだ。一体感、順応、服従、そして何よりも「平等」を植え付けることなのだ。
もうはっきりおわかりのように、現在のプログラムではワクチンがさらに心理的に重要である。制御されなければならないのは、衝動的で手に負えない人間の心なのだ。フランシスコも同意する。普遍的なワクチンプログラムは、遺伝子組み換えや強化による行動制御の扉を開くだけでなく、現在の作戦にとってより重要なこと、つまりワクチンによる心理的行動制御はさらに基本的なことなのだ。
ワクチンがウイルスに関して不必要で無駄かどうか、あるいは多くの人にとって有害かどうかにかかわらず、ワクチンは人間の行動をコントロールするためにこれまでに考案された中で最も画一的で協調的な心理的武器である。
制服のようなマスクのコンプライアンスは、皮膚にさえ浸透していない。それはまだ外面的なものであり、せいぜい美徳のシグナリングに過ぎない。
新世界秩序のためには、もっと深く永続的なコンプライアンスが必要だった。圧倒的多数の人々が、あなたのような自由で思慮深い人なら誰でも拒否し、反対するような物質を、あなたが注入することを許可するとき、その物質が何であるかさえ知らないが、彼らの政府と私たちのメディア・ネットワークを信頼するとき、それは私たちの構造が望む最も重要な勝利であることは間違いない。
心理学はとてもシンプルで、あなたが長い間それを見逃していたことに私は驚いている。もし政府が "すべての人 "に予防接種を受けさせることに成功すれば、ワクチンに何が入っているかは問題ではない。
重要なのは、適合、服従、そして「平等」という感覚が確立されることであり、ほとんどの人にとって絶対的に個人的で内面的な「平等」と信頼の感覚を生み出すことである。
あなた方が高く評価する自由、個人の完全性、個人の所有権の征服が、あなた方にとって容易なものであろうと、苦痛を伴うものであろうと、私たちには関係ない。
私たちが解体しようとしている、古くて破綻しつつある文明を守ろうとするあなた方の努力のために、私たちはこのような手段が必要だと考えている。もし人々が、他の 「みんな 」と同じ、あるいは 「平等 」になるために、このようなワクチンが自分の体や子供たちの体を侵すことを許すなら、彼らは間違いなく、自分たちの富や資源の使用、生活様式が同様に平等化されることに反対したり、反対したりはしないだろう。
いずれにせよ、ヘンリー、問題解決のために合理的な説得や推論を行うという古風な考え方にとらわれている反体制派の人たちに、あなたがどれだけ影響力を持つことができるか考えてみてほしい。
英語原文;Insider Revealed “Vaccine” Genocide Plan in 1981 | The Truthseeker
(この記事のコメント欄のno.5がジェイコブ・ロスチャイルドのものとされる書き込みになります。メイコウ氏の記事もこちらでご覧ください。)
メッセージから浮かび上がること
この様にジェイコブのメッセージには、グローバル全体主義〜人類奴隷化計画を象徴する様な意見が綴られています。
驚いたのはメイコウ氏の記事でジャック・アタリ氏(ミッテラン政権以後、長きに渡り、仏政権の中枢で重要な役割を担った人物として知られ、つづくサルコジ、オランド、マクロン大統領にも直接的な影響を与えており、フランスのみならず欧州を代表する知性のひとりと目されている。) のことで名指しで書かれている内容に、ジェイコブは新世界秩序の忠実な弟子と述べて、事実上肯定していることです。
【参考】↓2020年に行われたプレジデント・オンラインのジャック・アタリ氏へのインタビュー記事
この部分ひとつをとってみても、ロスチャイルドの本流は既にジェイコブのロンドン家ではなく、パリ家に移っていると言うことがわかると思います。
また既にEU=WEFになっていて、EUでは統一政府化が進んでいると言う話を聞いたのはいつのことだったか。確かコロナ禍の最中だったと記憶しているけれど。
そんなことをフッと思い浮かべるような内容のメッセージですね。
またこのメッセージの内容に対して後日ヘンリー・メイコウ氏は、ロスチャイルドが本当に「平等」を目指しているなら彼らは自分の資産を手放し庶民に還元するはずだが、それをしていないと指摘しています。
ロスチャイルドがロスチャイルド一族の末端のマルクスを通じて共産主義と言う思想を世に出したことは近現代史家で「THE ROTHSCHILD」の著者の林千勝さんが伝えていることですが、
この手紙からもわかる様に、そもそも彼が言ってることの本質は(ジェイコブ本人は否定したかった様ですが)共産主義でしょう。
共産主義は長らく綺麗事で表現されることが多く、その在り方の本質は一般庶民には隠されて来ました。
ソ連のケースを見ても中国のケースを見ても、或いは北朝鮮のケースを見ても、共産主義国と言うのは一部の特権階級が富の大部分を独占し、残されたわずかな富を多くの庶民に平等に再分配するシステムになっているわけです。しかも人間の自由意志が制限される社会です。
全文和訳を読む限り、ご本人の様子はあまり悪びれてはいない様ですし、寧ろそれが良いことで尚且つ必要なことでもあるかのように、ごく真面目に公平とか平等を説いています。
その様子は「支配ー被支配」の関係しか知らない人
ーーー日本の社会のようなシラスや、身分に関係なく皆がそれぞれの立場で支え合い協力し合う関係を、経験したことが無い人ーーー
が平等や公平を語ると、「共産主義」になってしまうと言う典型になっているような気がします。
【関連記事】秦氏のルーツは弓月国
ところでDS=悪魔崇拝と結びつけて展開する陰謀論を主張する向きは多いですし、ジェイコブなどはその容貌からレプ憑きとかレプティリアン呼ばわりしたくなる気持ちはわかります。
ましてこの様なメッセージを読むと心理学を盛んに持ち出す割に人の感情や心理に疎いことが透けて見えますから、感情が無いと言われるレプ憑きに見えるのは自然なことでしょう。
ですが、ここでは敢えてそこには触れず、この先も公表されている情報だけを用いて考察したいと思います。
現在のロスチャイルド家
ジェイコブの死により男爵の爵位を継いだロンドン家の嫡男ナサニエル…通称ナットの友人には、リビアの元指導者の故カダフィ大佐の息子やプーチンのお気に入りでロシアのアルミ王と呼ばれるオリガルヒ、オレグ・デパリスカがいるそうです。
デパリスカとは英国の政治家が絡んで利益相反問題が起き、裁判沙汰になったこともあったようです。
そう言うのを目にすると「へえ〜っ、そうなんだ」
と思ってしまいますね。
ジェイコブを反ロシアで語る向きもいる様ですが、ナットのこうした人脈を考えると、どうなんですかねえ…?
ジェイコブが…と言うよりは英露は常に対立し警戒し合う関係性だったからーーーと言う方が正しいのでは?と思うのですが。
金融資本家はお金になりそうなこと、すぐには儲けにならなくても後々宝の山になりそうなことに投資する。
損にならない様に、対立している両方の陣営に投資するのも常です。
何れにせよナットの友人にロシアのアルミ王ーーーこう言う事実があるから、プーチンの背後にはロスチャイルドがいる…と言われるのでしょうか。
因みにこのデパリスカ氏、イルミナティの300人委員会のメンバーらしいですよ。真偽の程は不明ですが。
グローバル全体主義者の聖地?
さてロスチャイルドが新たな持株会社を設けたスイスのジュネーブは、国連の本拠地でもあります。
持株会社があるせいかどうかは分かりませんが、ナサニエルの定住地はスイスとのこと。
ロスチャイルド家の現在の本拠地はスイスとなっている様です。
またダボス会議で有名な「世界経済フォーラム(WEF)」の本部もジュネーブにあります。
ソ連や中国はロスチャイルドにとって、理想の国家造りのサンプル…テストケースだったでしょう。世界第二位の経済大国になった中国をモデルケースと呼んでいたのは何もWEF会長のクラウス・シュワブだけでは無かった。
ロスチャイルドにとってそうだったのです。
ですが中国でさえも、恐らく彼らにとっては金儲けの為の「コマ」でしかありません。
build and scrapを繰り返して、金儲けのネタを常に作り続けているのが、彼らDSなのですから。
その中国が影響力を行使していると言われて来たWTOやWHO(世界保健機関)など、多くの国際機関がジュネーブを拠点にしています。
またジュネーブでは無いのですが、ディープチャーチの一端を占めるいわゆる“ザンクト・ガレン・マフィア”が集っていたザンクト・ガレン州もスイスにあります。
グローバル全体主義は共産主義の焼き直しに過ぎない
スイスと言えば数年前、クレディ・スイスが
ことがありました。
あの悪名高き(?)ブラック・ロックの創業者のうちの4人がクレディ・スイスの前身組織の出身者だそうです。そう言えばクレディ・スイスはロスチャイルド系のプライベートバンクだと言われていましたね。
そのブラックロックが今年初めに暗号通貨業界に進出して、つい数年前は「ビットコインは終わった」と騒がれていたのに、今や相場はその時分の3倍に値上がりし、当面はまだ上がるのでは無いかと予想されています。
ベーシックインカム導入と引き換えに、グローバル全体主義で人々が自分たち支配層に歯向かってこないように「人々の自由意志を制限」し非支配層の人間を奴隷化する。
その為に彼らDSが「金融クラッシュ」を起こそうとしていると言う話もありますから、ブラックロックが参入した暗号通貨市場もターゲットになっていると言うことでしょう。
そしてその後に世界統一政府が実現すれば、客観的に見れば支配層はソ連時代に生まれた「ノーメンクラトゥーラ」と同じ構造になるわけです。
つまりグローバル全体主義と言うのは、共産主義の焼き直しに過ぎない。
だから過去記事にも書いたことがあるけど、
「WEF(世界経済フォーラム)は、現代のコミンテルンか?」と言ってるわけです。
実際、既出のヘンリー・メイコウ氏は自らのサイトの記事で以下の様に説明しています。
で、それに協賛したり、目の前に餌を吊るされて騙されている現代の欲深い人たちが、お金持ちの別荘地と言われるスイスのダボスに集って、(言い方がアレだけど)世界を操る為のミーティングをやってるわけですよ。
ジェイコブ・ロスチャイルドがメッセージの中で触れている教皇フランシスコにしたって、米国の共和党支持者の一部からは正統な手続きを経ていない「偽教皇」だ、と指摘されているわけです。
【関連記事】中国共産党とディープチャーチを繋ぐグローバル全体主義(上)
まあ〜、この辺は何だかんだで友達の友達は…世界に広げよう「友達の輪」方式で繋がっているんでしょうねえ。
良くも悪くも、DSの溜まり場スイスって感じなんでしょうか。スイスに本拠地を移したって言うのは、見方を変えればロスチャイルドの籠城作戦の始まりなのかも…?
岐路に立つ
そしてクレディ・スイスの一件のようにスイスの金融機関も揺さぶられているわけですよね。
スイスのプライベートバンクは秘匿性が高く、資金洗浄に利用されているのでは?と言う話もあります。
でも金融システム全体にブロックチェーンが導入されると、お金の流れを隠蔽出来なくなる。
隠蔽出来ないから、お金持ちたちが悪いことにお金を使えなくなるわけです。
(ブロックチェーンの導入に際し、マイナンバーには本来はそうした機能を支えたり整理する役割があるはずなんですが、お金持ちや支配層のデータは隠される…じゃ意味無いわけです。かと言って勝手にハッキングその他で個人情報を抜かれて悪用されるようでも困るわけなんですが。)
だからこそイーロン・マスクが主張しているように、特定のイデオロギーに偏らない公的議論と意見・情報の透明性・公開性を維持する、或いは高めることが重要になるのです。
ブロックチェーンの様なシステムに、一部の特権階級の都合の悪い情報の秘匿性を守る要素が導入されたり、ビッグデータをそう言う特権階級の都合の良い様に悪用される事態を招かないようにする為にも、ね。
また個人的にはベーシックインカムの100%排除は、却って人々を苦しめることになると思っています。
それは将来的にAIに取って代わられると予想された職種がたくさんあって、将来は労働収入を得るのが難しくなりそうだと言うことと、
例のお注射のブースターを重ねることで免疫力が却って下がり、命の危険に晒される人がさらに増えることも予想される
ーーーそんな時に新たなパンデミックが起きたら?ーーー
と言うことで、社会的には人手不足もあって混乱が大きくなる可能性がある様に思うのです。
そう言う時期を乗り切るのに「給付金」は必要不可欠ですし、年金の見直し(年金の種類による格差の是正)を兼ねて、何らかの形でベーシックインカム導入の話は進んでいくものと思っています。
当然、その為の管理作業もAIに任せる必要が出て来るでしょう。人手不足が見込まれてますからね。マイナンバーはその為に必要なのは分かるけれど、人々を特権階級の為の奴隷化の為に使わせてはならないわけです。
大事なのは特権階級の都合の悪い事は隠蔽して彼らにやりたい放題させないことと、人々の自由意志とその意志による主張を(ベーシックインカムの導入と引き換えに)、支配層に封殺させないようにすることでしょう。
イーロンマスクの主張や対応とそれによって引き起こされる事態は、時として物議を醸すこともあるけれど、上記の一点において必須なものなのだろうと思います。(つまりイーロンマスクはその為に戦っている。)
ロスチャイルド家の嫁
ところで眞子さん絡みで名前が出て来たエドモンド・ド・ロスチャイルド銀行はジュネーブが本拠地で、仏からスイスに移住したパリ家の分家筋にあたるエドモンド・ド・ロスチャイルドが創設したそうです。
【関連記事】顕現と開示の時代〜黙示録の世界を生きる〜(前編)👉日本と黙示録
その後エドモンド・ド・ロスチャイルドの後を嫡男でひとり息子のベンジャミンが継いだものの、2021年に心臓発作で死去。
以後は夫人のアリアーヌ・ド・ロスチャイルドが後を継いでいるのですが、彼女はベンジャミンとの結婚の際にユダヤ教には改宗しなかったのだそうです。
因みにジェイコブと対立していたイヴリン亡き後、イヴリン家の当主は“ヒラリーと仲良し”リン・フォースター(※)が継いでいるそうですが、イヴリンは彼女にN・M・ロスチャイルド&サンズは渡さなかったんですねえ…。
その部分に関しては、ちょっと意味深に感じるのは私だけでしょうか?
ロスチャイルドのロンドン家は当主が貴族院議員を務めることもありますし、特定の国の特定の政治家との関わり合いの強さを警戒したのかも知れませんね。
或いは英ロスチャイルドの本丸を、ロスチャイルドの血筋以外の出の人間に渡したくなかったのか…はたまたその両方だったのか。
また男系男子思想が強く、経営には女性を参加させなかったーーー勿論、時代背景もあったとは思いますがーーーと言われているようですが、ジェイコブはナットには爵位とRIT・キャピタル・パートナーズの経営を相続させたけれど、それ以外の名誉職などは長女のハナに相続させるだけでなく、ハナは幾つかのロスチャイルド企業の株主でもあるようです。
それに加えてロスチャイルド家全体で見ればアリアーヌの様な事例も出て来ているので、ロスチャイルド家も変わりつつあるのでしょう。
けれども「因果応報」「親の因果が子に報い」ですから。ことはロスチャイルドだけにとどまりません。その実態はイスラエル建国を軸に考えると分かりやすいのでは無いでしょうか?
そうですから、その功績でギーは仏に戻ることができ、現在の当主ダヴィデの下で再建されたようです。
今ユダヤ系アメリカ人と言われるユダヤロビーやネオコンに、この亡命ロスチャイルド家の人間がどれくらい含まれているんでしょうかねえ…?
情報が無くてサッパリ分からないんですが。
いずれにしても、そのアメリカへ亡命したユダヤ人脈と米政府、ロスチャイルドと英国政府が一緒になって画策し実現したイスラエル建国。
そのイスラエルがロスチャイルドの思惑(最終的に共産主義による世界統一政府を樹立)とは別の方向を向いている様に見える極右(?)に流れてしまったのは歴史の皮肉なのか、それとも最初から意図されたものだったのでしょうか?
と言うわけで、今回はこれで終わりです。
最後までお付き合い頂きました皆様には、大変ありがとうございました。
このアカウントでは政経占い(原則として有料)と、時事ネタのエッセイ(無料)をお届けしています。
次回はイスラエルについて書いてみようかなぁ…。そういえばウクライナ系ユダヤ人のヌーランド女史、退任(辞任?)したんですね。
ロバート・ケネディJr.候補は彼女のことを、バイデン政権にいる3人のDSのひとりと言っていたらしいですが…。
因みに次週ですが、
ガザ・イスラエル戦争の裏側で、どうやらクルド人問題も絡んで来ているらしいことが分かったので、今、ちょっと調べています。
概要くらいなら次週の記事に伝えられるかと思うので、
良かったら、また次回も会いにきて下さいね。
そして「良いな」と思った記事にはスキ(♡)をポチッとお願い致します。
そしてもしスキの記事が増えているようなら、フォローもして頂けると嬉しいです。
Xのアカウントをお持ちの方は、こちらも是非宜しくお願いします。