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現代パラサイト考

皆さん、こんにちは・こんばんは・おはようございます。「見たかな?観たよ!」の中の人、ひろ-macrobiworldです。

今回は色々な意味・角度からパラサイト(主に引き篭もりのケース)について考えてみたいと思います。

と言うのは、(厳密にはパラサイトと言うのとはちょっと違うけれど)最近「長野の立てこもり銃撃事件」や「岸田首相親子の首相公邸での忘年会」のことやら、パラサイトと言われる事例について考えることがあったから。

ネット上の報道や報道に対する書き込みを見て、長年占い師としてやってきた経験から、やはり世間の見方は(仕方の無いことなのだけれど)片寄っていたり、ポジショントーク的なことが多いな…と感じたのです。

一口にパラサイトと言っても、意味する範囲が“広い”ので、記事の内容も拡散的でボヤけてしまったものになるかも知れませんが、その点はご容赦くださいませ。

向き不向きの問題

パラサイトと言うと、よく言われることに就職したら親元から離すべきーーーと言う意見。

これね、占い師の立場から言うと(たまたまそう言う相談者さんや話に接する機会が多かっただけかも知れないですが)、

親元から無理矢理に離しても、親元にいるべき人は必ず何らかの事情で、実家に引き戻される様な流れに巻き込まれます。

子供本人が心身を病んで独り暮らしが難しくなるとか、親が大怪我や病に倒れて介護が必要になるとか。

子供本人が病むケースは勿論なのですが、親を介護しなければならないケースも、親の状態次第では働きながらの介護は難しいケースもあります。

子供本人が病むケースの場合は、
子供が進学や新卒で就職したことを機に独り暮らしを始めたら、統合失調症を発症したとか、うつ状態になって下宿先で引き篭もってしまったとか、独り暮らしを始めること(環境が変わること)がきっかけで、精神障害を発症してしまう人がいるのです。
(詳細はこちらをご参照ください。精神科医の和田秀樹さんのメルマガ記事になります。▶︎https://www.mag2.com/p/news/577598 )

大体それで半年とか一年とか経って、近隣の住人に迷惑が掛かるようになって久しい状態になった時に、下宿先(管理人さん等)から親元に連絡があって、親が引き取りに行かざるを得なくなる…と言うパターンですね。(報道を見ると長野のケースも一応このパターンだったらしい。)

勿論、本人の希望で独り暮らしを始めようが無理矢理始めようが、そのこと自体は基本的に病の発症には関係は無いのですが、
無理矢理の場合は親子関係が難しくなるケースもあるので(そうなると支援や看病などにも支障が出るから)、なんでもそうですが「絶対〇〇するべきだ」と言える様なものは無いんですよね。

長野の事件のケースは犯人が幼稚園の園長から多動児の傾向を指摘されて相談を勧められたものの、親がそれに乗らず…と言う様な報道があった様です。その時に差し伸べられた手を取っていたら、事件は起こらなかったのでは?と言う指摘も
見かけました。

そう言う素地がある状態で(どうやら日常的にトラブルもあったらしい)犯人が独り暮らししている時に母親が様子を見に行ったら、「盗聴器を仕掛けられている」などの発言が出る様になっていて親が実家に引き取ったと言う話でしたね。

その後実家に戻し、母親と事業をやっていた様な話でしたけど、犯人にとっては親はずっと自分に何かを「押し付けてくる」存在だった可能性もある様に思います。

ここは推測でしかありませんが、犯人にとっては、親が自分の発達障害を受け入れなかった為に健常児として生きざるを得なかったことから、

本人は理由も分からないまま自分が生活するコミュニティや親から叱られ(もしくは自分自身の気持ちを無視された状態で)、親からずっと「理不尽な負担を強いられて来た」と言う意識があったのかも知れません。

親が幼稚園の園長さんからのシグナルを受け取らなかったことで、犯人は幼少期から本来なら受けられるはずだった支援を受けられず、トラブルばかりで生き辛く、それが何故か理由も分からず、犯人自身はただただ親や周囲に対する怨みを募らせていたのかも知れません。

ここまで行ってしまうのは特殊なケースですが、必要な支援を受けられず事態を拗らせてしまったり、環境が大きく変わったことがキッカケで精神疾患を発症してしまうのは珍しい事ではありません。

何事も経験で、独り暮らしの経験は無いよりあった方が良いことには変わりないですし、進学とか就職とかを機に独り暮らししてみたいと独り暮らしに憧れる若い人は多いでしょうから、そう言う時に親がそれをサポートできる状態なら、思い切って独り暮らしさせてしまった方が良い、ぐらいに考えていた方が良いのかも知れませんね。

ただし気質的に独り暮らしが向かない人もいます。親も独り立ちさせたから「やれやれ肩の荷が降りた」では無く、どんな状況になってもそれを受け入れて必要な時に子供をサポートできる様に、思考を柔軟にしておく方が良いのでしょう。

就職難を含めて、親世代の常識が通用しない時代になっています。

親世代の経験則を振り翳して親世代と同じレールに乗せようとするのでは無く、将来性について見通しを立てる為に、親世代も常に最新の情報を仕入れて、学ぶ姿勢が必要なのかも知れません。


時代が変われば価値観も変わる


一次産業が産業の中心だった昭和時代の前半は、そう言う家は(特に地方では)作業の人手確保の必要性もあって「大家族」で生活するのが当たり前でした。

また老親の世話や墓守を引き継ぐのを条件に、長男が親の遺産や家督の相続をするのが普通でしたから、長男が親元を離れると言うのも(特定の職種は別として)まず無かったのでは無いでしょうか?

長男で無くとも、家族が家業などを手伝わずに遊んでばかりいたら、その家族が穀潰しと言われ非難されることはあったとしても、親元で暮らしているからパラサイトと批判されると言う様なことは無かったはずです。(未婚男子に対しては、「早く嫁をもらえ」圧力が大きかったかも知れませんけどね。)

つまり一次産業が家業で、家が職場と言うか、職住一体の環境で育っている場合は、家業の手伝いがそのまま仕事になるわけなので、そういう家庭が多かった時代は、パラサイトの様な問題は比較的起き難かったのではないかと思うのです。

ただし、そう言う「家」と言う集団に新参者として入ることにならざるを得なかった、その時代の「お嫁さん」は(女性の社会的地位の低さも相まって)非常に苦労が多かったわけですが。

就職したら親元から離すべきーーーと言うのは某新興宗教団体で教えられていることらしいのですが、

これまで書いて来た様な事情からも、親からの自立・独立の在り方は時代背景や環境によって変わるものなので、「こうあるべき」と言った様な決め付けはしない方が良いのではないかとは思います。

先述の独り暮らしを機に精神障害を発症してしまう様なケースは、例えばその子が親元に居てもその子の元々の気質・性質として環境の変化に弱いと考えられるので、進学や就職で独り暮らしを始め無くとも、「恋愛を機に」とか「結婚を機に」発症してしまったかも知れません。

親はいずれ亡くなるわけですから、いかに環境の変化を最小限にしつつ、極々緩やかに変化を受け入れて生きていける様にするか?それが人生の課題になっている人なのかも知れませんね。

いわゆる引き篭もり支援で、農作業に関わらせながら集団生活させて、社会や学校への復帰をサポートしている支援事業者もあったかと思うのですが、

そう言う話を聞くと、今のサラリーマンが中心の社会には向かないーーー昔ながらの大家族で農作業やら水産業やらに従事していた方が「病まずに済んだ人・引き篭もらずに済んだ人」と言うのは一定数いるのかも知れないなあ、と思うのです。

ところが時代の変化で、それが出来難い社会になり、それに替わる環境や対応が出来ていないから、社会問題として浮上し話題になるわけですね。

勿論、心身の状態に問題が無く、働きもしなければ将来の夢に向けて勉強することもせずに(もしくは将来の夢も無く)親元に居てただ遊んでいるだけ…と言うパラサイトの子に関しては、一計を案じる必要があるかも知れません。

ただ現代の子どもたちは、全般的に親世代よりも淡白で繊細で諦観的とも言われるだけに、社会環境や教育環境の問題も少なからずあるのでは…?と言う気がします。

一言で言えば「困難や問題にぶち当たった時、それを解決して乗り越えよう」と言う意欲が無いわけではないが、諦めが早い傾向がある様なのです。(家庭環境に問題がある場合、そうした意欲が全く無いケースもあります。それだけ当人に精神的な余裕が無いのだとも言えます。)

つまり徹底的な努力をする前に「嫌なら辞めればいい」で、その環境から離れることを選んでしまう。それで次の選択肢があるうちは良いけれど…と言うわけです。

逆に問題を解決しようと執着して粘るタイプは、それこそ発達障害の傾向があるとか気質的にサイコパス的な傾向があって、職場のキャパシティを理解出来ないが故に無理を押し通そうとし過ぎて、職場などのコミュニティの中ではかえって厄介者扱いされるとか、

(就職難で)ブラックな職場環境で我慢して、無理に無理を重ねて時には悲惨な結末を迎えてしまうとか、両極端。

どちらも、形は違えど社会的な受け皿や(企業側の)環境の問題が大きい様に感じるのです。


想定される新世界秩序の功罪


一口にパラサイトと言っても、例えば20年、30年と言った長期にわたる引き篭もりの場合、親も子供も気にするのはやはり親が居なくなったとか、もしくは親が高齢化により面倒が見れなくなった時のことでしょう。

長期化するケースは、引き篭もっている本人が受診を拒否するケースが多いので、何も分からない状態で家族も不安な状況をやり過ごしている場合が多いと思いますが、

一般的には何らかの精神障害か発達障害を抱えている▶︎公的な人間関係(社会)の中で浮いてしまい、虐められること等が引き篭もりのきっかけになった▶︎という様なパターンが多いのではと疑われています。

(調べた所によると、一部の精神障害の症状に、本人が障害の症状を認めず医療機関の受診や治療を拒否するケースがある様です。この場合、本人が受診しないので医師も診断書が出せず、障害認定の申請ができない為、行政の福祉政策の対象から漏れてしまうことになるのですが、実はこう言うケースこそ、最も外からの支援を必要としているご家族でもあるのです。)

思い切って受診して障害が判明していても、例えば就活で社会的な差別(就職し難いなど)を恐れて、障害者であることを隠して就職して、結局職場に居づらくなって状態が悪化するケースもあるので、

正直言って日本に必要のないLGBTQ法案を成立させるよりも、社会の発達障害者や精神障害者への理解を進め、受け入れ環境を整えること(精神障害及び発達障害の理解増進法)を優先するべきではないのか?という気もするのですが。

私なんかは、長野の事件は「天」がそう言ってる。そう言う警告を出してたんじゃ無いの?なんて思ってしまうのです。

欧米では、タレントで実業家のパリス・ヒルトン(ADHD)、俳優トム・クルーズ(学習障害)など、自らの発達障害をカミングアウトして活躍しているセレブも沢山います。

精神障害の場合は闘病・治療期間中は仕事が不安定になるケース(時には休職せざるを得ない)が多いですが、寛解して復帰したり、治療中でも軽度の作業なら普通に働ける人も多いです。芸能人でもそう言う方いますよね。

最近は鬱やパニック障害に関する理解は広まりましたが、それ以外の精神疾患に関してはまだまだのことが多いようです。

社会や組織が必要な手助けがちゃんと出来れば、社会で活躍できる様になる発達障害者・精神障害者は多いので(そう言う意味では身体障害者と変わらないと言う見方も出来ます。)、是非そう言う軽度の障害者が自立し易い様に、支援が受けられる環境が欲しいですね。

企業に障害者雇用枠作らせて補助金出すだけではダメですよ。だって企業側に障害に対する理解が無いんだから。どちらかと言うと障害者支援=コストがかかる、業績低迷▶︎コストカットと言う意識の企業がまだまだ多いのでは。

例えば英国などではトム・クルーズの様な「学習障害(文字の読み書きが覚えられない等)を持つ弁護士」がいたりするそうですが、

トム・クルーズの場合は誰かに脚本を読んでディスクなどに吹き込んでもらい、それを聞いて台本を覚えると本人がインタビューで答えていますし、件の弁護士も書類作成時にチェックしてくれる人などヘルパーを使って仕事をしているようです。それらのヘルパーを雇う人件費は彼らにとって必要経費な訳です。

発達障害者は豪華一点主義(もしくはモノ・メディア)に例えられます。集中力が物凄く、一つのことにこだわり、興味・関心のあることに対しては、他者の追随を許さないくらいずば抜けた才能を発揮しますが、それ以外のことは全くダメだと言われています。

マルチタスク・マルチメディアが求められ易い現代社会では居場所が見つけ難いでしょう。

デジタル化・AI化が進み単純作業の仕事は減りつつありますが、長野のケースの様に発達障害と精神障害を併発しているケースもある様ですので、ある程度の専門知識を持つ発達(精神)障害者支援ヘルパーは企業の中にも必要な存在なのでは無いでしょうか?

政治家(国会議員)にも学習障害が疑われていた人が何人かいましたが、ああ言う人は稼ぎも多いので個人でもヘルパーは付けられるでしょうが、庶民はそう言うわけには行きませんからね。(特に勤め人の場合、仮に個人でヘルパーを雇える経済力があったとしても、ヘルパーを会社に同行させることは出来ないでしょう?)

また、既に引き篭もってしまっているケースにおいても、これまでにもパソコンが使える様な人はブログのアフィリエイトで稼いだり、株などトレーダーとして稼ぐと言う様な人も僅かですがいたわけですから、就職するだけが経済的自立の方法では無いとも言えます。

要はそう言った(就職する以外で自立する為に必要な)知識と行動意欲があるか否かの問題と言う面も、少なからずあるわけです。

親きょうだいや友達がそう言った情報を提供できるだけの知識が有るかどうかも、引き篭もり(パラサイト)の子供の人生を左右しそうですね。

そうした引き篭もりの人にとってインターネットやAIはアクセスし易いツールですので、本人がインターネットでSNSやAIツールなどを使いこなせて、かつネットであれば外の世界と繋がれる状態なのであれば、

新世界秩序に移行して「メタバース」などの仮想空間でひと通りのことが出来る様になるとか、ベーシックインカムで収入が得られる社会になることは、安心材料の一つなのかも知れません。

(ただしこうした社会は、個々の人々にIDが割り振られ、全ての行動を政府から監視される社会=「自由意志が制限される社会」になる「危険性も孕んでいる」のですが。)

ですが重度の引き篭もりの場合インターネットさえ使えない、使えたとしても他者とは繋がれ無い人もいて、引き篭もりのレベルは人それぞれです。

そもそもネット環境やAIの進化にしろ、ベーシックインカムにしろ、解決の一助にはなるかも知れませんが、それは一定の条件をクリア出来ている人たちへの対症療法にしかならず、根本的な問題の解決には繋がらないでしょう。

もしかしたら一部に対する対症療法であるが故に、別の問題を引き起こしたり、問題がかえって深刻化する恐れもあります。

引き篭もりの人と言うのは家族以外の人と(重度の場合、家族とすら)コミュニケーションが取れない人たちなわけですから、なんだかんだで最後はそこがネックになって命取りの事態になりかねない…と言うことですね。

単なるパラサイトも含め、引き篭もって居ても家族以外の人とコミュニケーションが取れる状態の人というのは、状態としては軽度ですし、現状でもその人が暮らす社会が配慮や援助をしてくれれば、比較的社会復帰し易い状態にあるのだと思います。

一次産業が家業の家というのは、福祉に頼らなくても、比較的その条件をクリアし易い環境にあるのかも知れませんね。


自閉症患者がいないアーミッシュ


皆さんはアーミッシュの人たちのことをご存知でしょうか?

アーミッシュとはアメリカのキリスト教者共同体であり、 移民当時の生活様式を保持し、農耕や牧畜によって自給自足生活をしていることで知られる宗教集団のことで、ルーツはドイツ系移民なのだそうです。

基本的に大家族主義であり、ひとつのコミュニティは深く互助的な関係で結ばれている。新しい家を建てるときには親戚・隣近所が集まって取り組む。
またアーミッシュの日常生活では近代以前の伝統的な技術しか使わない。そのため、自動車は運転しない。商用電源は使用せず、わずかに、風車水車によって蓄電池に充電した電気を利用する程度である。移動手段は馬車によっているものの、ウィンカーをつけることが法規上義務付けられているため、充電した蓄電池を利用しているとされる。
アーミッシュは現代文明を完全に否定しているわけではなく、自らのアイデンティティを喪失しないかどうか慎重に検討したうえで必要なものだけを導入しているのである。

アーミッシュ|Wikipediaより引用


「大草原の小さな家」がリブート!|シネマトゥデイ

とまあ、アーミッシュの人たちは「大草原の小さな家」を地で行く様な生活をしている人たちなわけですが、

この様な生活で食生活も当然無農薬有機栽培で手作り、一般の現代社会の様に化学薬品や添加物てんこ盛りの加工食品などは食さず、予防接種も受けない為、アーミッシュのコミュニティには自閉症患者がいないと言われています。

勿論アーミッシュのコミュニティにも社会的問題が無いわけではありません。

例えば健康問題で言うならば、アーミッシュは「宗教的な意味合いで近親婚が多いので、遺伝的な疾患の多発する集団とも言える」為、それが精神障害として現れるケースもあるとのこと。
(逆を言えば近親婚を止めれば、この問題は解決出来るわけですが。)

けれども昔ながらの食生活やワクチンと無縁な生活が、自閉症児の誕生を防いでいるとしたら、それはそれで特筆すべき(一般社会において解決のヒントにできる)要素のひとつと言って良いでしょう。


変わりゆく未来


いわゆるサイキックとかチャネラーと呼ばれる人たちの中には、彼らの未来予測で必ずしも
(政府が掲げているムーンショット計画の実現やグレートリセットの完了によって、)
メタバースの様な仮想空間に生きたりICチップを体内に装着することで、人間自身がデジタル化・セミコンピュータ化して生きていく社会になって行くわけでは無く、

そう言ったデジタル化を拒否して農村の様な暮らしをする社会とふたつの世界に分かれると予測する人も居て、

先行きがどうなるか、まだ不透明な部分があります。

確実なのは好むと好まざるとに関わらず、今あるシステムは半強制的に壊され、新しいものに切り替えられて行くと言うことだけです。

それが海外での銀行破綻の連鎖や、日本を含めた世界のデジタル通貨法制の準備や設定に見られることからも分かる様に、まずは通貨・金融面で起きているといった状態なわけです。

お金持ちになる様な人は先行投資が得意です。

それも、海のものか山のものかの区別もつかないうちから手を付けて、じっくり育てて行ってる人たちなわけですよね。

お金の流れを見れば、今の世の中で起きていることが分かると言いますが、

いわゆる引き篭もりの様に時代を象徴する様な問題を抱えている人と言うのは、見方を変えると、本人が志向すれば時代の最先端の話題や情報を手に入れ易い人たちでもあるのです。

例えば将来的にデジタル通貨が主流になると言われているわけですが、そうであれば、パラサイト(引き篭もり)で今はまだ社会に出られない人たちにも、やり方によっては稼ぐ手段はあるわけです。

勿論、向き不向きがありますので、それで全てのパラサイトの人の問題が解決するわけではありませんが、先出の大家族的な一次産業の在り方も含めて、解決のヒントは今の世の中であっても十分社会の中に散らばっているわけです。

そこに気付けるかどうかが、将来の幸福度や安心度を左右することになるのですね。

まずは自分がどう生きたいのか?
それが分からないと、情報の収集も出来ません。行動の方針も立てられません。

希望の進路が決まって情報の収集もして行動もしてみた、使えそうな自治体の福祉サービスの利用もしたけど、問題の解消には繋がらなかった。
解決に繋げるには社会システム上ネックになっていることがあるとか、軽度障害者が自立する為に必要な環境が未整備だと言うなら、そこからは政治の出番でしょう。

何故なら大きな社会問題の渦中にいる人というのは、その社会に存在する歪みの影響を真っ先に受けてしまっている人たちでもあるからです。

だから毎回きちんと選挙権を行使する、或いは政治家に働きかけてみる。

そうすることで、社会の歪みをただす一助にもなるわけです。もしかしたらそう言う役割を持ってこの世に生まれてきたのかも知れないじゃないですか?

モノは考えようとはよく言ったものですが、パラサイトを初めとする引き篭もりの人たちにも、そう言う意味では周囲に問題を気付かせる為、そしてその問題解決のきっかけになる為と言う、神様から与えられた「お役目」があるのかも知れません。

コンプレックスは往々にして人生の成功のキッカケになりますが、それは本人がコンプレックス解消の為に人一倍努力するからですね。

私がしょっちゅう記事で書いてることですが「ネガティヴな意識や刷り込みからは、ネガティヴな未来しか作れない」のです。

世の中が大きく変わる時代の節目だからこそ、カオスの中からポジティブの種を探す。
身近な環境にこれが出来る人がいるのか、いないのか。
いるなら多いのか、少ないのか。

ネガティブな現実から目を逸らせと言っているわけではありません。それでは長野の事件の犯人の幼少期の父親と一緒になってしまいます。

ですが意識のベクトルが常にマイナス方向に向いている人はネガティブな事象を引き寄せ易いですし、常にプラス方向に向いている人はポジティブな事象を引き寄せ易い現実があります。

ネガティブな現実を客観視して受け入れた上で、未来のポジティブの種を探す。
見つかったら、取り敢えずそこに向かって動いてみる。

それが出来るか出来ないかで、この先の未来に差がついてしまうことになるのです。


今回はこれで終わりです。

最後までお付き合い頂きました皆様には、大変ありがとうございました。

たまたま思い付いて、いつもとは違う題材・切り口で記事を書いてみましたが如何でしたか?

一口にパラサイトと言っても色んなケースがあるので、話がとっ散らかった印象を受けたかたもいたかも知れませんが、
何かひとつでも発見やヒントになるものがあれば幸いです。

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次回は「2023年の運勢(後半編)〜日本はどうなる?」をアップする予定です。
良かったら、また次回も会いにきて下さいね。

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【参考資料・記事】

岸田翔太郎氏「首相公邸で“悪ノリ撮影”」に集まる批判 同級生が語っていた「真面目」イメージ大崩壊 | Smart FLASH/スマフラ[光文社週刊誌]

アーミッシュ・コミュニティに自閉症が存在しないことの科学的根拠 エネルギッシュな免疫力

アーミッシュの文化に迫る 私たちは何を学ぶべきか?

【教養学部】 昔ながらの暮らしぶりを守るアーミッシュの伝統文化の確立と日常生活の関係性を考察する | SAIDAI CONCIERGE

ムーンショット計画とは? 6つの目標、取り組んでいる企業と団体 - カオナビ人事用語集

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