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missing

異常事態だ。なかなか劇場に行くことができない日々が続いている。2024年も早5ヵ月過ぎてまだ3本目。どんなに少なくても月一は行っていたのに。何本観たい新作映画が公開され、そして終わっていったか。

オマエのそんな事情なんてどうでもいいよ、って、まあ、そうなんやけどさ。

まさしく“missing”。映画が愛、情熱が行方不明。上手いこといったつもりか?

で、本作『missing』。2月に劇場で予告観た時から気になっていた。石原さとみさんだから觀らんとってことやなく、なんか、引っかかっとった。

加えて2本のこの動画。

それは確信に。

娘が行方不明になった母親役が石橋さんで、ストーリーには触れないけど、とにかくヤバい。凄い。こんな石原さとみ、過去にもないしこれからも見れないかもしれない。

いや、ないね。多分。

今年まだまだいろんな邦画が公開されるけど、これは文句なしにNo.1でいい。少なくとも主演女優賞は決まりだ。業界内のパワーバランス、忖度とか関係ない。もし、他の作品、人になったらその映画賞自体意義とか、疑う。意味がない。

と、大絶賛なんですけども。いやぁ〜もう、はい。

とにかく、石原さとみの凄さヤバさ。有無を言わせない圧倒的な。

評論家でもない一映画好きがああだこうだいうよりも観たが早い。

ハッピーエンドじゃないけどもバッドエンドでもない。

“人はどうやって折り合いをつけて行くか”がテーマだというのなら、自分に落とし込んだ時に、果たしてどうやって行くべきなのか?と思ってしまったわけで。なにか事件に巻き込まれたわけじゃなくても。そこは多分、これまで無意識にクリアしてきたんだろうけど、なんか身につまされるというか。

どう折り合いをつけるか?それは沙緒里(石橋さん)と夫(青木崇高さん)だけでなく、沙緒里の弟、さらには中村倫也さん演じる砂田もそう。

自分でも気持ち悪いくらい褒めちぎってるんやけど、公開中観れなくても、今後配信とかでも観た方がいいんやないかな。


※カヴァー画像: ©️ワーナー・ブラザース

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