「電験を持っていても良い職がない」というのは戦うフィールドが間違っているという話

「電験を持っていても、良い職につけない」
電験を持っていても、良い職がない」

こんなコメントを見て、やる気を失ってしまう人がいる。

資格取得のゴールの先に何も価値がなければ、当然である。


実際に転職活動もして社会の最新に近い調査と体験をした立場として、答えを言っておく。

「資格だけ」ではダメである

「ほら!!」なんて、Twitterでは鬼の首を取ったが如くコメントが付くだろうが

資格を取っただけでダメなのは「当たり前」だ。

例えば

「最近、飲酒運転をしてしまった」
「牢屋に入っていた」
「これまで仕事を経験してません」

こんな状態だと、採用が厳しいのは決まっている。

くれぐれも差別ではない。

今の時代、誰だって溝に落ちる事がある。正しく歩けていることに感謝しておかないといけないくらいだ。

※実際、自分も前の職場の部長、課長に刑に触れる仕返しをしようと考えていたぐらいだ。(大きな仕返しは発動済)


ちゃんと準備をする

「経験がない」は言い訳にならない。

電気の仕事で言えば、電源盤の点検や電気設備のメンテナンスは高圧のモノはなかなか経験できないが、知り合いをつたっていけば、必ず経験できる。

世の中、沢山電気設備があって、へき地の電気設備であれば、大袈裟だが何をしてもいいぐらい自由に点検できる所だってある。

「やる気があります!!」

という人の中には

「でも、やった事がありません」

という人が必ずいる。

今の時代、口だけなんてのはまず通らない。

動画で大抵のものが公開されていて、何にだってアクセスができる時代になってしまっている。

ハードルが高かった電工の試験ですら、完全に公開されている時代。

ちなみに自分は約8年前にゲーム業界に転職活動をしたことがあるのだが、ゲームが作れるツールで、一から勉強し実際にゲームを作っていった。

最初、面接に行った企業では「経験なし」で門前払いを喰らったからだ。


「電験を持っていても良い職がない」というのは戦うフィールドが間違っているという話

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2019年2020年の経験を経て、新たな形のオンライン塾。勉強資料を格納している。既存の塾や通信講座や特別講座以上に「基礎知識」「失敗確率を極力減らす方法」が得られる。定期的に届く配信記事をきっかけに問題を解いたり読んだりことで知識のベースアップも狙う。塾や通信講座のメリットに加えて、難化する試験対策を考慮した戦略を共有するマガジン。最近はさらに発展し、資格取得後の先の話を開拓している。

国家資格「電気主任技術者試験(第3種・第2種)」に関する学習の場と書庫。参考書以上をより分かりやすく解説。また、自身が執筆する参考書原稿の…

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