ライド記 No.1|東浦和〜久の半〜
蕎麦屋さんの丼もの、最高!
初回のBROMP丼ライドは、蕎麦屋さんを選ばせていただきました。
ライド前夜𓊗𓊗
「明日いよいよ初だね!どこにしよう?」
「ここどう?小さい鰻丼がつけられる」
夫は鰻が好き。
好きだけど、しっかり食べるには高級過ぎてあまり食べる機会がなく。珍しい小鰻丼に惹かれたようだ。
いや〜まずはカツ丼でしょ〜
ま、お蕎麦屋さんなら他の丼もあるか。
距離もちょうど良さそうだし。
食べるために漕ぐ𓊗𓊗
向かい風の芝川ライド。
サイクリングロードが長く整備されていて、どんくさい私でも安心。
見沼辺りまで走らせていると、夫が立ち止まって写真を撮り始めた。
その昔、水難防止のために建築されたという水神社や八丁堤。
へぇ〜こんな歴史がある場所だったんだ。
なんとなく、辺りを見渡す。
近くを車で通ったことは何度かあったけど。自転車だからこそ知れること、知ると知らなかったさっきまでより少し、愛着が増す不思議。
分豊年屋 久の半𓊗𓊗
落ち着いて清潔感のある佇まいは、
洗練されたお蕎麦屋さんという印象。
入口で靴を脱ぐスタイル。
中に入ると、小上がりの半個室のようなソファの席に案内された。とても居心地がいい。
「出来た順にお持ちしてます〜!」
店員さんの声と共に、アッツアツの丼が登場𓎩
夫は、予定通りの小鰻丼。
上品な見た目ながら、身がふわっふわ、タレの甘辛が浸って、鰻丼欲がちゃんと満たされる味。
私は…あってよかった、安定の小天丼。
海老、茄子、ししとう、南瓜。
タレと衣をまとった天ぷらのジュワッとプリッと感、そしてまだしっかり残っている揚げたてサクッと食感…タレが染みたほっかほかの白ご飯。
う、美味い…
折角なので、お蕎麦も。
白/黒と2種類があるうち、これは、"あらびき"という黒めのお蕎麦。
歯応えがしっかり、噛み締めるほど、粗く挽いてある蕎麦粉の風味が香る。別添えの辛味大根もピリッと効いてすごく良く合っていた。
帰路𓊗𓊗
初夏のじりじり照りつけるライドの先には、
爽やかながらもガツンとしっかり存在感のある丼と蕎麦たちが待っていた。
胃も心も満たされた。
追い風に背中を押された芝川ロードは、軽快にペダルが回った。
「今日かなり漕いだね〜アイスどこ寄る?」
〜御礼〜
写真の掲載に御快諾いただきました。
【分豊年屋 久の半】様、ありがとうございました。
分豊年屋 久の半
埼玉県さいたま市緑区大牧1217-1
うなぎごはん(ちいさいの):¥800
海老天丼(ちいさいの):¥590
せいろ(白):¥620
あらびき(黒):¥720
ライド日:2021年6月20日
走行距離:15.74km
走行時間:56分
カロリー:▲363kcal
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