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サッカー小僧育成中。〜飴と鞭〜

仲良し2人組

私には2人の息子がいる。

10歳と6歳である。4歳差の2人。

男の子同士だけど、ちょっと歳離せ過ぎたかなって思っていた、2人目を産んだ時には。
だけども、そんなこと全然ないっ!だって、2人は大の仲良しだからだ!!
お互い合宿なのでいないと一人で寝れないとか、寂しいとかつまらないとかボヤくのである。

その2人が毎日取り組んでいることはサッカーの自主練。てか、やらせてると言った方が適切がしれない。
特に長男については!汗。

どんな取り組みかっていうことを話す前に2人に紹介をもう少し詳しくしておこう。

自信のない長男。

小学4年生。
長所といえば、優しいところである。私への気遣いも今の歳からできるのだ。仕事が忙しい時にはお手伝いをしてくれるし、疲れてぐったりしていると「大丈夫?少し休んだら?」と声をかけてくれるのだ。本当に優しい子に育ってくれたと嬉しく思う。

クラスの身長では後ろから5番目という、まぁ〜微妙な位置にいる。だけど、クラスでは1番足が早い。50m走タイムによると。
身長順で後ろの子達も足が早いという。
身長と足の速さは関係あるのか??
話しばズレたが、彼は何をやらせても長続きしないタイプ。唯一、続いているのがサッカー。
年長さんの途中からとある有名なスポーツ幼稚園のクラブチームに外部生として入部したのだ。
そこから早4年半。よく続いたものだ。

それまでにも保育園時代から色んな習い事をやらせていた。
スイミングスクール、ヒップホップ系ダンス教室、ボイストレーニング、学習塾。
どれも最初は楽しく通うのだがレベルが上がるにつれて負けてしまうのだ。自分より上手い子が増えてくると嫌になるのだ。

だけど、私が分析したところ、彼は周りをよく見てる!観察力がすごいのだ。それは今やってるサッカーでも言えることだ。良いところでもある反面、自信をなくすというデメリットがあるのだ。それで行きたくなくなるのだ。
それが彼にとっての最大の課題でもある。

そんな彼がサッカーを続けられてるいるのは仲間がいるからだ!
仲間の力は凄い。所謂、チームワークというやつだね。所属するサッカークラブのチームメイトたちはとても仲が良いのだ。
一緒に練習しているだけではない。プライベートでもプールに行ったり、リップスティックで遊んだり、鬼ごっこしたり、ほんといつもよく遊んでいる。

長男がここまで続けてこられたのもこの仲間のお陰であると私は思ってる。
同じ夢を追う者たち。そして、時にはライバルにもなる。お互い切磋琢磨して成長し続けてるのだ。

私が小学生の時、ジュニアバレーをやっていたのだが、その時の思い出は今でも強く残っているし、諦めないという力をつけることが出来たのだと思う。そして、チームメイトを思いやる気持ち。チームプレーっていいものだ。

言い換えればそれは仕事にだって言えることだと今、プロジェクトマネージャーをしている私は強くそれを感じている。

話は脱線したが、身体能力の高い長男。
サッカーでは1年から3年までレギュラースタメン入り。センターバックをずっとやっている。
それはやはりさっき話したよく周りを見れるということからだと思われる。

しかし、今彼は大きな壁にぶち当たっている。
それは『自信』のなさからくるものである。
技術だって、1対1の向かっていく凄さは周りのみんなに引けの取らないところではあるが、自信のなさがスタメンへの道から下ろされる危機を迎えているのだ。

4年生になると本格的な大会が増えてくる。最近はコロナの影響で次々と大会が中止になっているがとりあえず秋の大会に向けてのスタメン争いが繰り広げられてる最中だ。
4年生になり、新しく違うチームから上手い子達が数人移ってきたのだ。

センターバックと言えばうちの息子だったのだが、新しい子が入ってきて、ポジションも変わってきたのだ。クラブでも一二を争う子が後ろに下がってきたのだ。

コーチから頂いたメッセージがある!
そこにも長に足りないものは『自信』である!と書かれていた。
自尊心に掛けるのだ。
そこをどう伸ばしてあげられるのかが私の最大の課題。

自尊心の塊、次男。

年長さん。
4月生まれなのにそんなに大きくもなく小柄な方だ。しかし、やることは大胆で、自尊心の塊とも言える。

『ねぇねぇー、ママ見てー、凄いでしょ!!』
これが彼の口癖である。
どんなことにも挑戦し、それが出来ると得意げに自慢してくるのだ。
私に「凄いね!」って言ってもらいたいのだ。

そう!長男とは真逆の性格である。
これを作りあげてくれたのが、通っている幼稚園だと思っている。

彼の通ってる幼稚園はちょっと特殊な部類でスポーツにすごく力を入れている幼稚園なのだ。お兄ちゃんが所属サッカークラブもここが運営している。
朝イチから朝体操となる体力増強の体操から一日が始まる。朝からめちゃくちゃ走らされるのだ!
これが嫌で朝行きたくないと言って泣く子も少なくない。

そして、年少の最後にはみんな三点倒立が出来るようになるのだ!

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鉄棒に跳び箱、器械体操、スイミング、柔道までプログラムの中にある。
もちろん、ひらがなの練習や制作などの通常の幼稚園でやるようなこともやってくれる。

そこで学んだ言葉。


*辛い時にこそ、頑張れ!
*走る時きつかった時にはきちんと手を振ろう!(基本を忘れるな)
*負けずに頑張れば、出来るようになる!
*諦めるな!必ずできるから!

中には私たち大人にでも当てはめてもいいようなことがあると思いませんか?
よく覚えていませんが、他にもビックリさせられるようなことを、6歳の子供がそんなこと言う?みたいなこと言ってることあります。
だから、私はこの幼稚園が大好きです。
雑なところもあるけども。合わなくて辞めていく子もいるけれども。
それでもこの幼稚園に入れて良かったと思っている。

そして、よくお兄ちゃんのことを観察してるんです。
私が言うこと、注意してる事をよく聞いています。
それで学んでいるんです。
2人目は上見て育つとはよく言ったもんですね。まさにその通り!!!

兄弟2人が頑張ってること。飴と鞭、常に目標を持って。

毎週、目標を決めているんです。
まずは将来なりたい自分を想像させ、紙に書かせるんです。
それは特にサッカーについてになるんですけどね。

長男は『マルセロのようなサッカー選手になること』
次男は『世界一のサッカー選手になること』

その次に1年後の具体的な自分を想像させてるんです。
次男はそこまでは難しいのでないのですが…。
長男は『5年生でクラブのAチームでスタメンになる』です。近い未来は「4年生でもスタメンに入ること」です。

次に毎日そのためにやることを書かせています。
リフティング何回とか、どんなドリブルをやるとか。
それをベッドの壁に貼り付けて、今日出来たら丸を付けさせるんです。
1週間毎日出来たらご褒美が貰えるんです。
2人とも寝る前にきちんと丸つけしてますよ。まだ始めて3週間ほどですが日課になっています。
最初は簡単なことからやることを決めて少しずつレベルアップさせるんです。
ロールプレイングゲームみたいなものです!笑。
スライムみたいな最初の敵は簡単に倒せるけど、レベルが上がるにつれて難しくなってくる。そういった感じです。
まだまだやっているのはこのレベルが低い状態ですけどね笑。
でもそれを続けることで日課になる。それが狙いです。

ご褒美は長男は鬼滅の刃の単行本を一冊ずつ。
次男はマックのハッピーセットだったり、プライムビデオの有料ビデオだったり。

飴と鞭ですね、はい!
これが結構効果があるんです。
出来たら、できたっていう自信にもなるし、サッカー自主練にもなるし、出来たらご褒美貰えて、また次頑張れるじゃないですかー。

まだまだ始めたばかりなので、これがどこまで続くのか楽しみです!!

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ここまで読んでいただいてありがとうございます!!



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