トレーナー1年生のための教科書 最初に見るべき部位は?
こんにちは、トレーナーの山下です。
この記事は主にパーソナルトレーニングを始めたばかりのトレーナーに向けて、役に立てば嬉しいなと思いつつ書いています。
大体2分くらいで読み終わると思います。
今回のテーマは姿勢チェック!
○月○日、あなたはパーソナルトレーナーとしてジムにいます。さぁ、あなたの前に今日のクライアントがやってきました。挨拶を交わし、クライアントの近況を聞いて、早速トレーニング開始です。
最初にあなたはクライアントのどこをチェックしますか?
もちろん場合によりけりなんですが、自分の場合は脊柱を見ていきます。
なぜ脊柱かと言うと、人間は脊椎動物だからです。
チーターや馬の動きを見ると脊柱が大きく動いています。逆に走るときに純粋に脚だけの動きで走れる人はいないと思います。
脊柱と手足が連動することでスムーズな動きとなり、高いパフォーマンスが発揮されます。
つまり脊柱が動かないことにはダイナミックな動きが出来ません。運動の基本は脊柱にあるのです。
最初は脊柱の形状をチェック!
実際に脊柱を見ていくときの手順を紹介します。
(ちなみに医学的には問題のないクライアントだとします)
初めは脊柱の形状を確認します。
もし脊柱に強い湾曲やねじれがあれば、運動面においては機能を十分に発揮出来ません。ねじれがある部分で運動連鎖が途切れたりしてしまいます。基本的には脊柱はきれいなS字カーブを描いていると機能が高まります。
脊柱周りの筋肉をチェック!
形状を確認したら、次は脊柱の周りの筋肉が固まってないかチェックします。
仮に形状に問題が無くても脊柱の周りが凝り固まっていたら、脊柱が動きにくくなります。特に現代の生活を考えるとデスクワークなどで脊柱を動かす機会が減っているので、脊柱の周りが固まり可動性が低くなっている人が多いです。また凝り固まった筋肉が神経を圧迫して違和感などがある場合もあります。
脊柱の動きをチェック!
そして、脊柱の動きを確認していきます。屈伸、側屈、回旋といった3軸3面の動きを見ていきます。最初は脊柱全体を大きな視野で見ていきます。最初からピンポイントに見るのではなく、まずは全体的に見て、気になる部分があったら、次にそこを細かくに見るようすると、問題点を把握しやすくなります。
さて、いかがでしたでしょうか?
様々な不調を訴えるクライアントもいると思いますが、まずは脊柱がきちんと機能しているかチェックしてみるのは大事です。
ぜひ参考にしてみてください。
では、また!
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