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東京湾水質問題とは? 実際に泳いだ者の感想

オリンピックが近づいてきました。それにつれて、よく聞くようになった東京湾の水質問題。実際に東京湾を何度も泳いでいる自分なりの意見です。

特に海外メディアなどが報じているみたいですが、オリンピックのトライアスロン、オープンウォータースイム会場であるお台場の水質が問題視されています。記事によってはドブの臭い、便の臭いがするなど書かれています。

自分は2001年から何度も東京湾を泳いでます。横須賀、横浜、川崎、お台場、幕張、富津など年に何回か。おそらく100回前後は泳いでいるのではないかと。
その経験から正直に言わせてもらえば、東京湾はきれいではない。しかし、そこまで汚くない。

沖縄や海外などのビーチリゾートと比べれば、もちろん格段に綺麗さでは劣ります。しかし、実際に東京湾に入ってみると全く前が見えないほどではありません。天候などにも左右されるとは思いますが、隣で泳ぐ人を水中から見ることは可能です。

臭いについても、たしかにあります。ですが、一般的な磯の臭いと言ってしまえばそれだけのような気もします。リゾート地ではほとんど臭いがしないので、それと比べれば気になる方は気になるとは思います。

また目に見えない細菌などについても、自分自身は体調を崩したことはありませんし、仲間内でもそのような話は特に聞いてません。もちろん「たまたま運が良かった」ということかもしれませんが、東京湾で泳いだら必ず何かの細菌に侵されるということは無いかと思います。

前述したように海外メディアが特にこの問題を取り上げているようです。海外のビーチと比べたら、いろんな点で東京湾は劣ると思います。
知り合いのスイマーでも「絶対、東京の海では泳ぎたくない」という人もいます。
ただ、言われているほどひどくないというのが現実だと思います。

おそらくメディアとしては汚いという側面を映し出すことで注目してもらいたい部分があるのでしょう。
あくまで個人的な意見としては、レースという限られた用途で泳ぐ分には問題はあまり無いように思います。
メディアが報じることも一理ありますが、それが全てではないということも覚えてていただければと思います。

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