見出し画像

トロンボーンってどんな楽器?初めての練習




まず、トロンボーンってどんな楽器でしょう?
思いつく言葉を上げ見てください

そう、一番の特徴はスライドを持っている点です
そして金管楽器ということ
最近では、プラスチックやカーボン素材のものも出てきてますが、基本的には真鍮とニッケルで組み立てられてます

そして、金管楽器なので唇を振動させて音を出す楽器です

吹き方(奏法)という点では、他の金管楽器も同じなので練習次第ですぐ吹けるようになりますが、他の楽器がバルブを
使用して管の長さを変えるのに対して、トロンボーンだけがスライドを伸ばしたり縮めたりして管の長さを変え、音程を取ります

これが結構厄介で、7つあるポジションを体で覚えるのに相当時間が必要になるわけです
なので、通常は倍音を先に練習していきます
その点では、比較的マウスピースが大きいので、器用な人であればすぐに1オクターブから1オクターブ半、つまり
第1倍音から第5倍音くらいまで音を出せるようになります

当然、個人差はあります
なので、まずは

一番出しやすい音をできるだけ長く出し続けること

を行ってください

大事なのでもう一度言います

一番出しやすい音をできるだけ長く出し続けること

一般的にはBbかFの音から始めるでしょうから、そこから手の届くポジションまで半音ずつ同じように吹きます
タンギング入りません

最初に自然に音の出る口の形、でも普段ではやらない形
このアンブシュアは、あなたのだけのものなので、まずは出やすい音で長く吹き続けることでその形を
体に覚えてもらう必要があります
今は呼吸の事とか考えなくていいです
あなたの今の身体能力に合わせた呼吸で自然に音を出すことが大事だからです

これを毎日30分はしてもらいたいですね
最初はつまらない、このロングトーンという練習
でもとても大事です

音が続くようになったら
各ポジションで音程を確認するためにチューナーを使ってポジションを覚えていきます
チューナーを見続けないことがポイント
そのポジションに構えて、音を出して、チューナーを確認。そして修正
右腕や手の感覚を覚えていきます

絶対音感のある方は、この練習の必要がないですが、スライドワークを身に着けるには大事な練習なので、ある程度はやった方がいいでしょう

7つのポジションは必ずしも同じ場所ではありません
かつてマクダン氏が唱えていた76ポジション
倍音を利用する金管楽器全てに当てはまることですが、その音ひとつひとつに適したポジションがあるということです

これはこれで書き始めると、とても長い話になるので、また別の機会にとしますが
〇それぞれのポジションで正しい音程を吹く
〇安定したアンブシュアをつくる
うえで、ロングトーンは欠かせません
ただ、楽器は重いですよね

なので、インターバルを取って練習することをお勧めします

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?