10月23日の朝ごはん
『ROCK』岡崎京子
ほんとはショットと行きたいところだけど、仕事ですので、不思議に苦い水と一緒に‥
なんていうかまずびっくりしたのが1990年に描かれた漫画だということ。
よく言う言葉なら「色あせない」なんだろうけど、むしろ色があせつづけた世界のグレーな色が未だに世の中と比べて変わっていないことに驚き。
事務所から像を作られ拘束されてもがくモデルという意味ではテーマは『ヘルタースケルター』に近い。
『ヘルタースケルター』が摩耗まで描いているのに対して、一応逃げ出して幸せ(？)を取り戻すためは描いている。
タイトルで考察すれば
1991年『ROCK』 意味:岩、堅固な支え
1996年『ヘルタースケルター』意味：しっちゃかめっちゃか
だから5年の間で、何か、もうその見つめてる世界が守りきれない、どうにもならないことを悟っての変化なんだろうか。
岡崎京子さんはその後それこそ事故でしっちゃかめっちゃかに。作家っぽい。
ちなみに、ダイエット方法が今と変わってないのも驚き。結局楽には痩せられないし、ダイエットは自己暗示と意思の強さしかないってことよね。
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