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働きがいから感じる幸福感



先日newspicks主催のwest shipという
西日本初開催のイベントに参加してきた。
2025年の万博大阪を前に、
大阪をアップデートしよう
というカンファレンスであった。

参加したセッションの一つ
【「働き方改革2.0」働き方から働きがいへ】
というテーマで、ユニリーバジャパンの
取締役人事本部総部長である島田 由香さんが
お話されていたことが強く印象に残ったので
これを読んでくれた人にとって
何か良い影響になれば、と思う。


「働き方なんてそんなのどうでもいい

数年前から働き方改革への取り組みが
国の政策として見られるようになり
残業をすることが悪いこと、
などと言われるような会社も出てきた。

私が居た前社の銀行でも上司は、
いかに残業時間を減らすか、が課題で
お昼ご飯を食べずにトイレも我慢して
10時間以上ぶっ通しで仕事をしてたのを
いつも疑問に感じていたのを覚えている。

結局残業を減らしたところで、
業務量は変わらず、本人の負担が増えるだけ
本末転倒な働き方改革は、働く本人にとって何も良いことはない。

「働きがい」の改善を

では、本当に大切なことは何か?と言う話。
働き方ではなく、”働きがい”である。

その仕事は自分にとって意味や意義があるか?
熱意を持って没頭できているか?
自分の強みを認識し、活かせているか?

これが一番大切なこと、と話をされていた。
この答えがYESになって、
その仕事で成果を出せばやりがいを感じ
仕事において幸せを感じることができる。


働きがいと繋がる主観的幸福感(well-being)

この働きがいがのちに
主観的幸福感に繋がる。

主観的幸福感とは、私も何度かnoteで
触れたことのある幸福度に直結する言葉で
主観的幸福感はPERMAという
5つのもので構成される。

P positive thinking       
ポジティブ感情(嬉しい、楽しい)

E     engagement   
物事への積極的な関わり(没頭する)

R     relationships   
他者との良い関係(援助を受ける、与える)

M    meaning  
人生の意味や意義の自覚
(自分は何のために生きるか?)

A    accomplishment  
達成(何かを達成する)

この5つを満たすことによって、
自分が幸せだと感じられる、というもの。
つまり先ほどの”働きがい”を追求すれば
それが主観的幸福感に繋がるという話だ。

とにかく自分と向き合って欲しい

島田さんのお話された中でも、
これが一番、私が人に伝えたいことだった。
働きがいから考える、自分を見つめ直す作業。

それができて初めて幸福感を得る。

自分が何にワクワクするのか?
その問いを常に自分にし続けることが
働きがいにも、幸せにも直結すること。


とにかく自分と向き合う時間を持って欲しい。

自分の手帳にでもメモにでも紙切れにでも
「自分のワクワクすることは何か?」
と描いてみて欲しい。


”幸せに気をつけて”自分に向き合って生きる事
これが一番大切なことだと考える。


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