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転職して3ヵ月で適応障害の症状発生

 これまでに4社の経験があり、結果・評価も出してきたことから、転職に対する不安や抵抗は基本的に少ない。新しい職場や業務内容、人間関係には一定程度の緊張や不安はつきものだが、対応してきた経験がある。

 そのような状況を踏まえ、2024年1月に5社目の転職を果たした。異業種への転職であるが、これまでの経験やスキルは活かせるものと考えてのことである。

 入社初日は各種事務手続きで終わり、2日目から配属先に出勤。職場内での挨拶もそこそこに、PCを渡され「じゃ、よろしく。」とだけ伝えられ、業務説明も組織説明も何もなく仕事が始まった。

 その後もOJTのような教育や研修もなく、他のメンバーと同様、もしくはそれ以上の仕事をこなしていく必要があった。中途(キャリア)採用ということでの即戦力を期待してのことなのか、単に人財育成の考えがないのかのどちらかになると思われるが、どうも後者の雰囲気が強く感じた。

 会議でも社内・業界用語が飛び交い、何を話しているのか理解することができず、付いていくことすらままならない。理解するためにはわからない言葉、内容をメモし周囲に質問し続けるしかない。仕事のとりまとめをする立場として内容を理解したうえで依頼したり確認をとったりする必要がある。

 そうこうしているうちに、これまで社内で誰も経験したことのない仕事の話が降ってきて、担当が決まるまでのフォロー役として情報を集めていると、必然的に私が担当になっていたという経緯で新規案件を担当することとなった。

 そうなることで、よりなにをしなければならない、どう進めていくべきかがわからないうえ、周りに相談しても周りも分からずといった状態となってしまい、結果として一人で抱え込むようになってしまった。

 仕事を進めようにも新規案件のため考えられる関係者を選定したうえでコンタクトをとり、確認していくわけでが、往々にしてたらい回しにあったり、自分ではないとあしらわれたり、対応した結果を報告すると後出しじゃんけんをされて再度やり直しになったりと、組織としての上位方針がないなかで、もがきながらなんとか前進させていた。

 そんな折、人と話をしていても何を言っているのか理解できない、まとめることができなくなり、言葉として口から発しようとすると声が出なくなる症状が出始めた。4月に入った時点で動悸や思考停止、喉の詰まり、頭痛、倦怠感、睡眠不足といった症状に悩まされ始めた。

 このままでは潰れてしまうかもしれない、潰れる前に相談すべきだと判断し、4月15日に上司に相談。相談していると涙が出てくる。

 ・GWまでの2週間をまずは乗り切る
 ・そのために上司がフォローに入る
 ・組織の専属カウンセラー窓口に相談

この3本立てで対応することとし、一旦GWまで乗り切ったわけである。

 ところが、GWに突入すると、リフレッシュどころか余計に仕事のことを考えてしまうようになり、これはいかんと専属カウンセラーに相談したところ、すぐに心療内科を受診するよう促されて、今日に至った。

 現状も症状は続いており、頭も回っていないためベタ打ちの文章となってしまうが、これもまずは備忘録として記すこととする。

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