どんな人にもドラマがあるよ

どんな人にもドラマがあるよって話。

ずっと下書きに書いてて公開してなかった記事。
今の自分から見たらちょっと青臭い感じがしますが、過去の私がせっかく書いたものなので公開しておきます。

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世の中には、猛獣さんっていますよね。

猛獣さんって何かって言うと、ガンガン自分の意見をアウトプットしていて、なんだかめちゃくちゃキラキラガツガツして見える人たちのことです。笑
猛獣さんたちって、なんだかカリスマ性があってスゴイ人に見えますよね。

さて皆さん、猛獣たちの言うこと、取り入れすぎていませんか?


私が働いている会社は、「働くかっこいい大人を増やす」というビジョンを掲げています。
この前猛獣たちが言うビジョンや働くかっこいい大人像を、他の人もそのままイコールで自分の働くかっこいい大人像にしなきゃと思ってるフシない?って話になりました。

例えば猛獣たちが「土日も残業も全く気にならないくらい仕事楽しんでる大人ってイイよね」と言ったなら、「早く切り上げて帰りたいと思ってる自分、イケてないのかも」って思ったり。

でも、”定時で帰るけど目標必達”みたいな像だって全然アリですよね?

猛獣たちの言うことは正しいとか、そうあるべきだとか。
猛獣たちの言うことを尊敬する分そのまま受け止め過ぎてたり。
無意識のうちに神格化した猛獣たちと自分を比べて、「自分ってダメだ」って苦しくなってる人がもしかしたらいるのかなーなんて話になりました。

でも猛獣たちだって、意外と見せてないだけで色々抱えてたり、すごそうに見えても過去では苦渋を舐めてたりするんですよね。

良いことも悪いこともあってドラマができあがる

「なんだか”自分”を持ってるよね。」と言われる私はなんだかんだで、いつも自分の自信なさと戦ってます。

信頼されたい。認められたい。できねーヤツって思われたくない。
ああ、こうやって他者評価を気にする自分って嫌だな。

学生時代、「もっと自分を好きになりたい。他人軸じゃなくて自分軸で生きよう。」
って決意したもんだから、そう意識しすぎて逆にバランス失って、他者評価をブロックしすぎてたり。

もっとナチュラルに、他人の評価を気にする自分もいていいじゃん、とか。
でもやっぱり気にするの疲れるし、気にしない自分になりてぇ〜〜、とか。

偉そうにポジプットとか言って発信してるけど、実はこんなふうに右往左往してたりして。

「強い人なんていない、強くあろうとする人、いるのはそれだけだ」

人間って皆そんなもん。
「この世に強い人なんておらん、強くあろうとする人、おるのはそれだけじゃ」っていう私の好きなセリフです。

画像1

(漫画「バガボンド」より)

キラキラして見える猛獣さんも、実は迷ってたりもするんです。同じ人間なんです。

誰かと比べて「自分なんて」とかって思ってる人、
「意外と人間どんな人にも色々あるんだなあ」って思うと、もしかしたら自分ももうちょっと頑張ろうって思えるかもしれないですね。

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