2022/10/11 採用活動記録 地域活動支援センター見学

地元の先輩の奥様が社会福祉士の実習の際にお世話になってなっていた
地域活動支援センターの理事長さんをご紹介いただき
見学とお話をお伺いに訪問しました。

以下はお伺いしての学びメモ

○引きこもり傾向がある方や就労Bで安定しない方との関わり方
・電話相談とかが効果的(会うよりはハードルが低い)無理に施設に呼び出そうとせず、合いそうな提案をしつづける
・親が敵、社会のみんなが敵という認知をされているケースも多い
・福祉サービスの紹介だけでなく、利用者の人間らしい相談 恋愛、お金、ファッション、育児などに乗るのがスタンス

○就労移行支援での取り組み
・認知行動療法を提供しているが、利用者に向けては自責傾向があり、白か黒かに分けやすい方を対象に、自分を苦しめてしまうような考え方が少し楽になるという話をしている(他の人も悩んでいるんだって知って、自分だけじゃないだって気が楽になったり)
・他責傾向がある方は、グループでは行わず、個別支援で行う
・身体、知的、精神など、それぞれの障害を分断するのではなく、相互理解が深まるような、取説などを提供している

○組織作りにあたって
・就労だけやりたいという方よりかは、引きこもり相談も!とか幅広い視野を持っている方が望ましい

○地域活動支援センター
・場所代は全部出てる 行政からの補助

○その他の施設紹介
・カラコネオフィス(銭湯を運営、国のモデルに指定、利用者が地域に溶け込み価値提供、ステップアップの場)墨田区
・アスナロの家(就労Bで配達食やってる)葛飾区

訪問してみて感じたこと

認知行動療法を利用者への付加価値としておいていたり、
社会福祉サービスの紹介に止まらないさまざまな相談に乗るスタンスなど、
素敵な事業所さんだなと思いました。

また、以下の尖っていく方向性は間違ってなさそうです!
・多面的に相談に乗れる人間らしいスタンス
・認知行動療法や、家族療法などケアの引き出しの多さ


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