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「月曜朝の猛獣使い」

かつて 宮崎県に「ライオン少年」がいた

当時の、宮崎日日新聞の記事によると
少年の名前は 大月健二
1957年6月23日生まれ

なぜライオン少年か

記事には確かにライオンの風貌をした「人間」が、不鮮明に写った写真がある

それは、大きなライオンのマスクを被った 手足は人間の子供――といったものだ

記事にある、識者談には
「子供の発達段階、とくに男児においては、『ライオン期』というものがあって云々」と児童心理学の観点からの分析があった

実際に「ライオン少年」がどういうものであったか
宮崎日日新聞は伝えていない

これは、筆者の想像なのだが
「ライオン少年」は教室の中で
俺はライオンだ!!
とか
ガォー 食べちゃうぞぉー
などと
騒ぎ、暴れ
女児を追いかけ
女児は逃げまどい
男児は笑い転げ
先生は、困り顔…
といったもの
なのかもしれない

しかし、そんな「ライオン少年」
それが、なぜ突如表れた
筆者の夢の中に

脳が作り出した「ライオン少年」

どう扱えばいいのか
月曜日の朝
猛獣使いになる覚悟を持てない


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