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■「いじめ」問題大好きなのに マスコミは小山田圭吾に及び腰

マスコミへの道(45)
新聞、放送、出版…マスコミ志望の方々へ

小山田圭吾、名前しか知らない。
新聞記者として何年か芸能を担当し、音楽業界も取材。大きな音楽賞の選考委員をやったこともあるが、ぼくの中では本当に名前しか知らないミュージシャンだ。

まったく、歌うたい、音楽クリエーターとしての力量を知らない、それを無視したうえで、現在伝えられている小山田が過去にやったこととその対応について書く。

小山田は完全に商業的に抹殺されてもよいだろう。
少数の彼のファンを相手にして、今後やればよい。
何十万、何百万のマス相手の仕事からは今後排除してよい。
今回の五輪直前というタイミングでそれは無理だろうが、その後はそういうことでよいんじゃないか。
伝えられている、「いじめの内容」はそれだけヒドイ、と思う。芸術家であり、天才的な人ならそういうことも、その人を構成する一つの要素として認めないでもないが、小山田は天才的芸術家ではないだろう。そもそも、五輪の音楽担当なぞ、どう考えても荷が勝ち過ぎるレベル。組織委員会の明らかな人選ミスな上、それを受けてしまったというバカさ加減。

ま、こういうふうにぼくが書いてしまうのも、ぼく自身、小学校の頃は肥満児だったりして、「いじめられた経験」を持つから、人をいじめるようなタイプの人間に強い嫌悪感があるのだ。
中学、高校時代はそれほどでもなかったけれど、運動音痴でそれを笑われたり、高校時代の運動会でお前は足が遅いから、リレーに出るとチームが負ける、みたいなこと言われて順番で回る出場を辞退させられたり…と。
他人から見ればくだらない、時間がたてばつまらないことばかりとは思う。

しかし、
『足を踏まれた人間は、それを忘れない』のだ。

そうした意味から、僕は韓国及び韓国人などが執拗に日本のことを批判することにも一定の理解を示す立場である。

それはともかく…。

この点についての、マスコミ界の対応だが…。ネット上では、スポーツ紙系のネットニュースは、こういう時に元気のよい東スポはじめ、それなりに深堀りしている。一方、一般紙は事実関係…ネット上で炎上、本人が謝罪コメント発表…を報じるにとどまっている。

もう何年も前からだが、芸能、スポーツ系の人間がやらかした時の一般紙の動きは鈍い。
決して、ニュースをリードしていこうという姿勢は見せない。
世論の動きを見ながら、ポツポツと報じていくことだろう。
五輪直前のタイミングで、小山田の件を報道するの「紙面」にはスペースは割けないかもしれないし、よほど独自ネタでもない限り、ネットでも報じにくいのは分かる。
しかし、こうした時の「動きの悪さ」「フットワークの重さ」が、新聞離れの理由のひとつなのである。

学校、教育現場でのわいせつ教員の問題やらいじめ問題も大好きなマスコミだが、今のところ動きは鈍い。

※7月19日夜になって小山田本人が辞退。というか、上(政府・官邸)から辞めろと迫られた結果だろう。当然である。社会的に抹殺されるまで、世間、世論、マスコミが追い込むのか…注目はしている。7/20追記

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