幼き私が言いたかった「NO」
幼い頃に嫌だと感じていたことを、大人たちにもっと嫌だと言えばよかったなと思ってます。
○傷付いた日々
幼き日、大嫌いな叔母さんがいました。
私は当時ほんの少しだけ太っていました。
骨太のやや筋肉質、ぽっちゃり。
叔母さんはヒドかった…
会うたびに、体型をいじってきました。
「○○ちゃん(私のこと)、よく入る服があったねぇ!」
「そんなに大きな体で、着れる服があったんだ、すごいわ」
「○○ちゃん、太るわけだ」
盆と正月、毎度、毎度、何年も…
私は会う度に、傷ついて、家に帰ってきてから一人で、大泣きしていました。
「叔母さんが世界で一番会いたくない人」になっていました。
○言えば良かった
そんな叔母も、今は丸くなりました。
大人になってからの関係は良好なので、私もすっかり過去を忘れていました。
(あんなに大泣きしていたのに!!)
忘れていことをふっと思い出し、あの時の私に言ってやりたい!と思いました。
「言い返すんだ!叔母さんに、そう言われると傷つくからやめてほしいって」
「親にも言うんだ!なぜいつもあの場面で私を守ってくれなかったんだって」
「私は一人で、いつも泣いているって」
言わなきゃ伝わらない。
○共通の課題にする
アドラー心理学に「共通の課題にする」というものがあります。
相手との関係で問題があり、困っていることを「嫌だ」「○○してほしい」とただ言うのではなく、
「○○の件であなたと話がしたいんたけど、いいだろうか」と一つステップを踏むことです。
これで相手は耳を傾け、問題解決に一歩前進。
大人同士に有効な方法です。
幼い私に言えることは、共通の課題にする段階なんか踏めなくていいから、とにかく嫌だ!!と叫べば良かったと思っています。
大人たちは、私がどれだけ嫌だったか、わかっていなかったのでしょう。
言えば良かったってこと、たくさんあります。
口は災いの元で言い過ぎも良くないですが、ありがとう、感謝してる、などの言葉に加え、自分を守るための「No 」のメッセージも、後悔しないように言っていきましょう。
本当にありがとうございます😊嬉しくて小躍り!!💖