![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/65277805/rectangle_large_type_2_8b1260c37f750a410f18a663f10885ca.jpg?width=800)
障害年金 医師とのコミュニケーション
障害年金の審査書類は大きく分けて、受診状況等申立書、診断書、病歴・就労状況等申立書があります。
障害等級を決定するためには診断書の内容が非常に重要になります。その内容に不足があると審査側に正しい情報が伝わらず、不支給や支給停止、等級落ちなどの結果につながる可能性があります。
障害年金は診断名というより、その症状により、日常生活における制限の程度に重点を置いて審査されます。まず診断書と病歴・就労等申立書の内容が大切になります。
多くの患者さんを診察される医師は非常に忙しく、夜遅くになってから多くの書類に目を通されることも多いようです。診断書も障害年金用に限らず、保険会社用などさまざまな書類を作成されているでしょう。
受診者側からすると、いつも自分の症状を見てくれているのだから、簡単に診断書を作成してくれるであろうと思いがちです。
そこは医師も人間です。体調のすぐれない時もあるだろうし、仕事の段取りもあるでしょう。それに障害年金の診断書は詳細で複雑ですので診療録にすべての情報が記録されているとは限りません。
診断書内容に適正な情報が記載されるためには、普段の受診から医師とのコミュニケーションを大切にした方が良いです。
つまり自分の症状をきちんと伝えておくことはもちろん、言いにくいことがあったらメモにして渡すことでもいいかもしれません。(診断書依頼の際に、参考として作成済みの病歴・就労等申立書を見ていただくのもよいです)
主治医の先生が変わったときなども、前任の医師とのコミュニケーションがとれていればより効果的な治療にもつながると思います。
やはり人間同士、信頼関係が大切な事はどんな場合でも同じですね。
(以下、日本年金機構HP:障害年金の診断書を作成する医師の方へ)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?