見出し画像

そこ行けば友達に会える、みたいな感じで、すごく良い場所だなって思います。

美しが丘公園のグラウンド。野球とかはしてなかったんですけど、桜まつりとか夏祭りとか。お祭りというもの自体がいいなと思うので、やぐらが立つグラウンドの真ん中。

中学から、私受験して、小学校の友達とかともちょっと離れちゃったんで、やっぱ友達とは年々会う機会は少なくなっちゃった。郵政の友達も多かったんですけど、なんか郵政の社宅がなくなったりとかして、そうするとやっぱ引っ越しちゃう人も多くて。でも、美中に行った子とかと年に1回くらいそこで会おう、ってなったりして、そこがみんなに唯一会える場所っていうか。中学変わっても、そこ行けば友達に会える、みたいな感じで、すごく良い場所だなって思います。

画像1

夏祭りではスイカ割りとかやって。もうすごい行列できてて。小さい子こっち、ちょっと大きい子こっちって並んでスイカ割り。目隠しとかして、けっこう割ってましたね。割れたら、どんどん次のスイカが出てきて。参加した人は切ったスイカを無料で食べれるみたいな。

画像3

それからじゃがバター。毎年なんとなく固定な感じで、じゃがバターは食べるよね、みたいな。おいしい。夏のお祭りで、浴衣コンテストっていうのがあるんですよ。
それで、じゃがバターが好きな子で集まって、なんか、じゃがバターズみたいな感じで浴衣コンテストに一緒に出て。それで優勝して、でなんか、ほんとは沖縄旅行ペアチケットみたいな賞品だったんですけど、4人だったんで、ディズニーランドのチケットに変えてもらって、それでその4人でディズニーランドに行きました。夏祭りから発展してまた違うところで遊べる機会もできて、夏祭りは私にとって友達との遊ぶ機会を作ってくれる場所。小学校の時は学年全部仲良かったんで、お祭りには来れる人はみんな来てた。桜まつりは夏祭りと比べると屋台とかは少ないんですけど、でもそれでもステージとかで盛り上がったりとか、楽しんでる。前に浴衣コンテスト出たのが小5で、それから小6、中1、中2、中3ってあんま浴衣を着てなくて、この前会ったときに、久しぶりに浴衣コンテスト懐かしいよね、みたいになって、今年も出ようよ~みたいな話になってます。なんか4人集まらなくて、今のところふたりなんですけど。あと、今年の夏祭りでは私もお手伝いさせてもらう。アイス売るのを手伝います。

画像3

インタビュー:2017年 夏

このおはなしは2018年No.005号に収録されています。冊子をご希望のかたはご連絡ください。冊子は無料、送料180円でお送りします(5冊まで送料は同じ)。「街のはなし」プロジェクトを、スキやサポート,snsのフォローなどで応援していただけましたら大変励みになります!どうぞよろしくお願いします。

企画・文・写真: 谷山恭子
編集・校正: 伏見学・街のはなし実行委員会
発刊:街のはなし実行委員会


よろしければサポートをおねがいします。サポートは、今後の「街のはなし」の冊子発刊費用に使わせていただきます!