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N35°34'48.40” E139°33’07.55”『公園で遊んでた記憶は家族の記憶です。』

僕がこの町に引っ越して来たのは小学校1年のときです。  
家族ででかけるときはなんとなく山内公園だったかな、公園で遊んでた記憶は家族の記憶です。だから山内公園が好きです。
山内公園のグラウンドがあるじゃないですか、グラウンドの奥のほうからうえにあがっていく。そこの山のなかにずっといて、木に登って落ちたり、虫を触ったりして。そこは木がばぁっと生えてて…。グラウンドでもよく遊びました。よく父とキャッチボールして、バドミントンとかもよくしました。5年生6年生ぐらいまでふつうに家族みんなで遊びにでかけたりしてて。僕、中学のときは部活とかやってなかったし、中学受験とかしなかったので小学校のときはずっと遊んでたって感じです。ま、よく遊んだなっていうか。

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子どもの頃は、した見てなんか探すのが好きでした。
小学2年生ぐらいのときにはBB弾が落ちてるのを拾ってました。ちょっと駅までいくあいだにポケットのなかにいっぱいになったりしたことがあって、なんでそんなに落ちてんだろう、とか思って。まだ小っちゃいときは手頃な枝を見つけたら拾う、みたいな感じでした。枝が、なんか好きだったみたいです。まっすぐないい枝ぶりのものを見つけてはもって帰ってた気がします。しっかりした太い枝が見つかると嬉しかったです。70センチくらいの枝を拾って、家に帰ってベランダみたいなところでノコギリとか彫刻刀の平べったいやつでジャーってやって、ちょっと芽がでてるところを切り落として、皮とかあるとちょっとゴツゴツしてきたないから、ちゃんとぜんぶめくって綺麗な棒にする、みたいな。なんかきたないのよりシュッとしてるほうが好きだったんです。まっすぐ、ぜったいまっすぐな枝が良くって、綺麗にまっすぐピンっていう感じのやつを見つけるのが好きでした。

木登りとか森とかはいまでもけっこう好き。高校の生物の時間に森のなかにはいる授業があって、そのときに先生が植物の話とかいろいろ話してくれたりとかで好きになりました。だから自然を見たりするの好きなんです。自然多いですよね、ここ、美しが丘。木もおおきくなってるし。意外と隣の街にいったら木の本数が少ないと思ったり。この街って自然を多くするとか、そういうきまりがあったりするんですかね?

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僕は美中では生徒会長をやってました。立候補したんです。僕、いろいろやってみたい人で、小6のときに生徒会とかに興味をもちだして、中学校はいったらやってみようかなって。実際やったらわりとむいてるのかなと思ったり。高校でも1年生のとき生徒会長をやらせてもらいました。
中学のときはクラスに遊びたいっていう子がたくさんいたので、お昼の時間にレク考えてやろう、って言って、先生がたと相談したりしてやってたんですけど、まぁ上手くいったっていうか。みんなで考えたことをサポートしながら交渉して組み立ててくってのがけっこう好き。なんか、楽しい。そういうことをやっていると、やり甲斐が感じられるのが楽しいんです。みんなやりたいのに遠慮してっていうのが、美中の子、多かったような気がするので、実際実行にうつせたのでよかったかな。

和田達哉

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インタビュー:2017年 夏

このおはなしは2017年No.004号に収録されています。冊子をご希望のかたはご連絡ください。冊子は無料、送料180円でお送りします(5冊まで送料は同じ)。「街のはなし」プロジェクトを、スキやサポート,snsのフォローなどで応援していただけましたら大変励みになります!どうぞよろしくお願いします。

企画・文・写真: 谷山恭子
編集・校正: 伏見学・街のはなし実行委員会
発刊:街のはなし実行委員会

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