世の中には、良いFPがたくさんいる～自分が目指すFP像～

私はFPとして活動をしていますが、活動の参考として、他のFPさんの動きについてリサーチをさせて頂くことがあります。

色々と調べていく中で思うことが

「よいFPさんって、世の中にいっぱいいるんだなあ」

ということです。

私自身、FP活動を始める前までは、FPの方に相談したことはありませんでした。

だから、あまり実物大のFPというのを知らなかった。

私は、ワンクエストというFP仲間のコミュニティに所属しています。

もちろん、ワンクエスト内にも素敵なメンバーがいるのですが、そんな限定的な話ではありません。

探してみると、よいFPというのは、実はたくさんいます。

FPの活動スタイルは十人十色

そもそものお話ですが、FPには、決まったビジネスモデルというものがありません。

例えば、税理士さんは、「税金計算代行」という独占業務があります。

税理士さんが税金計算だけをやっているのかと言うと、そういうわけでもありません。

税務以外でもお金に関わること。

財務や経営管理のアドバイスを行う税理士事務所や、付加価値として様々なことに対応しているところも、たくさんあります。

でも、「税金計算代行」をビジネスモデルの軸として、お仕事をされている方が多いのが現状です。

税理士さんにも様々な活動スタイルがありますが、決まっているビジネスモデルが既にあるのです。

一方で、FPには、独占業務というものがありません。

FPは、自分のビジネスモデルを一から考えるところからスタートしなければなりません。

だから、十人十色の活動スタイルが生まれやすいのです。

様々な想いで活動するFP

独立や副業として、ビジネスモデルを作り上げていく中で、「なぜFPとして仕事をしているのか」が問われます。

その過程で、起業した理由や、どういった方に向けてサービスを届けるのかを明らかにしていくことが求められます。

私が、FP活動のリサーチをする傍らで思うのが、みなさん、様々な背景や想いを持ってFP活動をされているなあ、ということ。

当然ながら、サービスの内容も、想いに紐づいて展開されていて、それもまたよいなあと思うのです。

いうなれば、自分にとってはライバルであり、商売敵です。

でも、それぞれが素敵な存在であることは、やっぱり間違いない。

ときには、「よいFPに出会えなかった」、「押し売りされた」という不評な話を聞いたこともあります。

でも、ついつい推薦したくなるような方がいるのも、また事実です。

自分が目指すFP像

良いFPがたくさんいるのであれば、その中で自分がFPとして相談することになるのはご縁だと思います。

もちろん、相性の問題だとか、FPビジネスとしてどう差別化をしていくかだとか、厳密なところでは、そういった努力の必要性も実感しています。

でも、長い目で見れば、ご縁というものはありますから、自分とご縁のあった方に対して、全力で向き合うことが何より大事だと思っています。

そして、自分が目指すFP像は、相談して頂いた方の隣に立って、同じ目線で考えることです。

「先生」みたいなポジションには、あまりなりたくないんです。

相談に乗る以上、お金についての考えをティーチングさせて頂いたり、アドバイスをさせて頂きます。

でも、お互いがお互いの人生を頑張っているのですから、共に励めるような関係性を目指していきたいと思っています。

みなさまが、よいFPの方と巡り合えますように。

そして、自分とご縁のある方と、いつか出逢えることを楽しみにしています。