鎌倉での実証実験について
こんにちは。まちのコイン、地域担当のいとうです。
まちのコインは面白法人カヤックで現在開発中のコミュニティ通貨サービスです。
まちのコイン交換日記では、今後、まちのコインの理念やしくみの解説、各地域への導入プロセス、サービスデザイン、開発秘話などをお届けしていきます。
今回は鎌倉で行われるまちのコインの実証実験についてご紹介します。
SDGsつながりポイント事業とは?
鎌倉での実証実験は、神奈川県のSDGsつながりポイント事業の一環として行ないます。
みなさんSDGsをご存知ですか?2015年に国連で採択された、持続可能な開発のための17のグローバル目標と169のターゲットからなる、開発目標のことです。
神奈川県は昨年、都道府県として初めて内閣府からSDGs未来都市およびSDGsモデル事業に選定され、SDGsの推進に積極的に取り組んでいます。今年7月には県知事がニューヨークの国連本部でスピーチするなど、神奈川県のSDGsに関する取り組みは世界各国に発信されています。具体的な取り組みについてはこちらをご覧ください。
カヤックは、鎌倉の地域企業として鎌倉資本主義(地域資本主義)の考えのもと、まちの社員食堂をはじめとした地域の民間団体や企業を中心とするまちづくりをすすめています。それらの活動から、神奈川県のSDGsパートナーとして登録されました。
また、市内の中学生に取材していただき、神奈川県のSDGsアクションブックにも掲載されました。
こうしたSDGsに関する様々な取り組みの一環として始まったSDGsつながりポイント事業を実現するためのアプリケーションとして、まちのコインが採用されました!
SDGsつながりポイント事業は、SDGsにつながる地域の取り組みに、多くの皆さんに参加してもらおう、という仕組みづくりの活動です。
例えば、ビーチクリーンに参加したらポイントがもらえる。そのポイントを使って取り組みに賛同する地域の飲食店で割引が受けられる。こうした身近なきっかけから、つながりが生まれ、このつながりを通してSDGsをジブンゴトにしよう!というのがこの事業のねらいです。
このSDGsつながりポイントの実証実験の場として、まずはカヤックが本社を置く鎌倉市で11月下旬から1ヶ月間試験的に導入する予定です。
鎌倉での実証実験のテーマ
神奈川県と同じく、SDGs未来都市に選定されている鎌倉市が推進している働くまち鎌倉につながるよう、「鎌倉で働くことをもっと楽しく、豊かに!」を実証実験のテーマとしました。
鎌倉市内で働く人や関わる人たちが、まちのコインを利用しつながることで、鎌倉で働くことや暮らすことがもっと楽しくなる、そんな循環が生まれたらいいなと考えています。
最初の一歩
先日は、カヤックも会員として活動しているカマコンという、地域活動する人たちを応援しようという地域コミュニティで、まちのコインの概要と、鎌倉での実証実験について紹介し、参加者のみなさんに「鎌倉で働く人たちがつながる仕掛け」についてブレスト(アイデア出し)していただきました。
「鎌倉で働く人みんなで芋煮会をやる」とか「鎌倉で働く人はみんな同じドレスコードの服を着てくる日をつくる」など、楽しくユニークなアイデアがたくさんで、実証実験の際にぜひ取り入れさせていただきたいと思っています!
こうして、11月中旬の実証実験の開始に向け準備を進めています。鎌倉で働く人はもちろんですが、お住まいの方、よくいらっしゃる方、これを機会に行ってみようという方、たくさんの皆さんにご参加いただけるように企画を進めています。
今回の実証実験に参加してまちのコインを使ってみたい!という方、来月あらためてご案内を差し上げる予定ですので、楽しみにお待ちください。
鎌倉で働くみなさんはもちろん、鎌倉以外の皆さんも、これを機会に、ぜひテレワークやチームの合宿などで鎌倉にいらしてください。ご参加お待ちしています!
店舗募集を開始します!
現在、実証実験にご協力いただける鎌倉市内のお店や仲間を募集しています。ご興味もっていただけた方は、以下のフォームからご応募お願いします。1ヶ月と短い期間ではありますが、鎌倉で働く人たちのつながりづくりにぜひご協力ください。
[2019年11月14日追記]Webサイト公開しています!
どうぞよろしくお願いします!
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