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SDGsを楽しみながら自分ごと化!地域や社会のために「まちのコイン」でできること

こんにちは、まちのコインの地域担当の長田です!
突然ですが、みなさま、「SDGs(Sustainable Development Goals)」って聞いたことありますか? 

日本語では、「持続可能な開発目標」と訳されているSDGsとは、2015年9月の国連サミットで採択された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。

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SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身に関わってくる課題も包摂しています。そのため、日本の多くの自治体でもSDGsを達成しようと、まちの様々な政策に反映されるようになってきました。つい先日も、2020年度のSDGs未来都市が33自治体選定され、今では、SDGs未来都市に選ばれた地域は、合計93自治体にもなります。

国内でも身近になりつつあるSDGs。しかし、具体的なアクションをしていますと言える人はそう多くはないのではないでしょうか?

そんな状況は自治体においても同様のようです。以前、SDGs未来都市に選ばれた自治体の職員の方と話すと、SDGs未来都市に選ばれたが、「住民に、どうやってSDGsを達成するための行動をしてもらえばいいかわからない。」というお話をお聞きしました。確かに、啓蒙活動で、SDGsに詳しい先生を東京から呼んできてセミナーを開催したり、パンフレットやチラシを作ったりして配布する事は簡単ですが、そこから、どのように住民に能動的にアクションしてもらえるかは、なかなか難しいものです。

まちのコインは、SDGsを知らず知らずのうちに学べて、地域のSDGs活動に参加し、個人としてやその地域としてのSDGsへの取り組みを可視化していくことが可能です。すでに、SDGs未来都市の神奈川県事業として「SDGsつながりポイント事業」や小田原市の「小田原市SDGs体験事業」として採択され、実施しています。

お店の人がSDGsを自分ごと化

まちのコインチケットにはSDGsの目標が紐づけられていて、チケットをつかうことによってどのSDGs目標に貢献できているかを確認するとができます。
そして、チケットへのSDGs目標の紐づけは、スポット(まちのコインに参加しているお店、企業、団体など)の人自らがやっているのです。
お店によってはSDGsなんて意識したことのないところも多く、まちのコインのチケット作成時に自分でゴールを選ぶことによって、SDGsの自分ごと化をしています。

ユーザーがSDGsを自分ごと化

まちのコインユーザーは、チケットをつかうたびに関連するSDGsゴールを確認することができます。各チケット右下にあるSDGsボタンやコインのやりとり完了画面から見ることができます。

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また、アプリの「活動履歴」内にもSDGsのボタンがあります。ここでは自分が17目標の中で、何に貢献しているかが一目でわかります。今まで意識せずにお手伝いごとやプレミアムな体験に参加していましたが、自分がどのようなSDGsの目標に貢献しているかわかることで、少しだけSDGsが身近なものになります。

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まち全体でSDGsを自分ごと化

まちのコインでは地域全体でどのSDGs目標に貢献しているのかも確認することができます。まちのコインの小田原ページには、SDGs目標別貢献割合という円グラフがあり過去12週間のまちとしての取り組みを把握することできます。

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住民によるSDGs活動を推し進めるツールとして

大上段から、「国連が定めた〜」と言っても、小難しい話になってしまいますし、地域内でどうやって、SDGs活動を普及展開するかというと、啓蒙活動だけでなく、お得軸でもなく、私たちは、おもしろさだと考えています。地域の人や、地域外の人が楽しみながら参加しているだけで、実は、SDGsに貢献していたという構造が作れたらいいなと思っています。

SDGs未来都市である鎌倉市や小田原市での知見もありますので、ご興味のある方は、ぜひお問い合わせください。ご連絡お待ちしております!

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