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まちのコイン事例集

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まちのコインの使い方、楽しみ方はひとそれぞれ。実際にまちのコインを活用しているひとの声、導入した自治体の声をお届けします。
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#地域通貨

残したいのは秋葉原と池袋“らしさ”。GENDA GiGO Entertainmentが進める持続可能なまちの未来像

2022年11月現在、全国で20地域以上のエリアで導入されているまちのコイン。各地域では、自治体・企業などの運営団体さんがまちの人やお店を巻き込んでイベントやスタンプラリーを実施しています。 それぞれの特色を活かしながらも持続可能なまちをつくっていくため、まちのコインを少しでも楽しんでもらえるために、日々努力を重ねてくださっている運営団体のみなさん。 その思いを、すこしでもまちのみなさんに伝えたい……そんな背景から、運営団体さんのインタビュー連載「まちのコインでつくりたい

まちの熱い想いに感化されて。三条市地域おこし協力隊が築いた1年の軌跡【運営団体インタビュー】

まちのコイン運営団体のインタビュー連載「#まちのコインでつくりたい未来」。今回は、まちのコイン燕三条エリアの運営団体メンバーの今井瞳さん(写真左)をご紹介します。 新潟県新潟市で生まれ育ち、三条市の印刷会社に勤めていた今井さんは、昨年2022年に株式会社MGNETへの入社と同時に、三条市地域おこし協力隊に着任。6月に燕三条エリアで導入が開始したまちのコインの旗振り役として、まちづくりに取り組んでいます。 今井さんがまちのコインの運営メンバーとして、地域おこし協力隊として活

白壁の美しい町家を未来へ。まちのコイン八女で高校生向けに「ベンガラ柿渋塗り」体験イベントを開催

2023年3月12日に、福岡県八女市で地元高校生による「ベンガラ柿渋塗り」体験ワークショップが開催されました。 このイベントは八女市福島地区の町並み保全活動の一環としておこなわれたもの。 高齢化が進み、伝統の継承や建物の修復作業が滞っているという地域課題を、次世代の担い手である高校生にも自分事として考えてもらうきっかけとなることを目的としています。 八女市福島地区の町並み保全活動とは福岡県八女市福島地区は、江戸時代より商家町として発展し、今も白壁の美しい町家が多く残り、

鎌倉の地域イベント「team HINATA ハピネス FESTIVAL vol.2」に参加してきました!

こんにちは、まちのコイン鎌倉担当のきじーです。 12/12(日)、まちのコイン鎌倉の加盟スポット「湘南深沢ONE PARK」さんを会場に開催された「team HINATA ハピネス FESTIVAL vol.2 〜つなぐヒト・モノ・コト〜」に、まちのコイン鎌倉もブース参加させていただきました。 このイベントは鎌倉のキッズダンスサークルteam HINATAさんが主催されている企画で、今回が2回目の開催。 障がい者就労支援施設などの事業所が出店する飲食物販ブース、こども縁

「身近な行為がSDGsにつながっていると意識してほしい」神奈川県でまちのコインを導入した背景

まちのコイン・導入事例:神奈川県庁インタビュー お話を伺ったのは...... 神奈川県政策局いのち・未来戦略本部室・SDGs推進グループ  グループリーダー 清木信宏 さん 身近な行為がSDGsにつながっていると意識してほしい ーー現在、『まちのコイン』を4箇所で導入されている神奈川県ですが、導入のきっかけについて教えてください。 2018年7月に、神奈川県が『SDGs(Sustainable Development Goals)未来都市』に選定されました。SDGsの

地域資本主義に共感! 『まちのコイン』を通じて支援型開発を

まちのコイン・導入事例:小田急電鉄株式会社インタビュー お話を伺ったのは......(写真左から) 小田急電鉄株式会社 エリア事業創造部 向井隆昭さん、立山仁章さん、佐野健太さん 地域のプレイヤーや個性を活かすまちづくりがしたい ーー2021年7月から導入がスタートしたばかりのシモキタのコイン『キッタ』ですが、導入のきっかけを教えてください。 向井 小田急では現在、東北沢・下北沢・世田谷代田の3駅間(シモキタエリア)で、『下北線路街』という線路跡地の開発プロジェクトを進

市民協働で目指す 「持続可能な新しい商業」のありかた

まちのコイン・導入事例:長野県上田市インタビュー お話を伺ったのは......(写真左から) 長野県上田市商工課 課長補佐 伊藤正道さん 上田商工会議所 総務課主事 久保田健太郎さん マモル株式会社取締役、もんプロジェクト実行委員会事務局長 中山肇さん コロナ禍でもつながりを深めて、経済の活性化につなげたい ーー長野県上田市では、上田市・市内3商工団体・マモル株式会社と官民連携で『まちのコイン』の実証実験を行っているとのことですが、導入のきっかけについて教えてください。

まちのコイン鎌倉エリアでスポットミートアップを開催しました!

まちのコイン鎌倉が始まってから約5ヶ月。 加盟スポットさんも109か所、登録ユーザー数も2,600名を超えました。 先日、スポットさんを招いての会(スポットミートアップ)を開催したのでご報告します。 加盟スポットから見た「まちのコイン」 まちのコイン鎌倉エリアの開始時は手始めに親しくさせていただいているお店にご相談をして実証実験、のちに加盟スポットさんを増やして行きました。 その後はスポットさんからのご紹介やプロジェクトに興味を持ってくださったお店や団体から参加申請をいた

お店と常連さん・それぞれのまちのコイン活用法 〜鎌倉CHABAKKA TEA PARKSさんの場合〜

まちのコイン鎌倉エリアでのスポットミートアップ第2弾として エリア内でチケットがよく使われている人気のスポットさん・CHABAKKA TEA PARKSの代表、三浦さんにまちのコインの活用状況をお話しいただくとともに CHABAKKAさんの常連でまちのコインのユーザーさんでもある橋本さんにもお越しいただき、ユーザー視点でのお話も伺いました! 「店としてはやってみたいけど表向きはコンセプトに載らないもの」を具体化できるツール 「CHABAKKAにとってまちのコインは、店の通常

まちのコインで地域の飲食店のお手伝い 〜小田原加盟店インタビュー〜

こんにちは、まちのコインのかすみんです。 今回は、新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け外出自粛や休業が続く中、小田原ではまちのコインを使ってどんな取り組みが行われているのかをご紹介します。 今回インタビューしたのは、小田原で40年近く(先代から数えると50年以上!)続く喫茶店「ワンダフル」のオーナー善場さんです。 まちのコインには小田原プレサービス開始時から参加してくださっています。今回はオンラインでインタビューをしました! まちのコインで地域の飲食店のお手伝いまちの

小田原のまちづくりとまちのコイン

こんにちは!まちのコインのかすみんです! 小田原でまちのコインのプレサービスがはじまり3週間が経ちました。 コロナウィルスの影響もあり思い切ったスタートが切れなかったのですが、加盟店さんが次々と新しいお店さんを繋いでくださり、3月16日時点で20店舗がまちのコインを使ってくれています。 また、登録ユーザー数も350名近くになり、まちのコインがじわりじわりと小田原のまちに広まっています。 今回は、小田原の加盟店ケントスコーヒーの平井さんにインタビューをしました!(写真で話し

地域の舞台裏が見られるかも!クルッポクイーンに聞くまちのコインの楽しみ方

こんにちは!まちのコインのかすみんです。 前回のnoteでは鎌倉の実証実験ふりかえり!をお届けしました。 記事ではスポットの皆さんがつくったチケット(イベントや取り組み)の数々を紹介しましたが、実証実験にはもう一つのストーリーがありました。 それは参加者の中から「クルッポクイーン」と呼ばれる方が誕生したことです。 まちのコインでは利用頻度に応じてレベルが上がる「鎌倉レベル」というものを設定しています。その「鎌倉レベル」が最も高かったのが、今回ご紹介する高久さんです。 そ

まちのコイン使ってみてどうだった?加盟店にインタビューしました!

こんにちは、まちのコインの地域担当の長田です。去年末以降、鎌倉でクルッポロス(鎌倉の通貨名「クルッポ」+ロス)という言葉を生んだ(?)まちのコインの実証実験。その時一番チケットを生み出したビストロ オランジュのオーナーシェフで、鎌倉商工会議所 青年部 会長の黒木さんに、お話を聞いてきました。導入を検討されている自治体や参加予定の加盟店のみなさま、ぜひ参考にしてみてください! まちのコインの最初の印象は?最初は、友人の鎌倉美学のまちこさんがまちのコインについてSNSでアップし