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インドの『バンガロール』

インド・シフト 『世界のトップ企業はなぜ、「バンガロール」に拠点を置くのか?』著者 武鑓幸雄、2018年3月6日 第1版第1刷 ㈱会社PHP発行の書籍を紹介します。

IT業界ではないですが、現在インドのバンガロールのメンバーと仕事のやり取りをしており、少しでもインドについて理解しておきたいということから読んでみました。『バンガロール』とは、南インドにありまして、インドのシリコンバレーと呼ばれています。この書籍では、欧米をはじめとした先進国や中国・韓国の上場企業は、何年も前から大規模な研究開発拠点を『バンガロール』に置き、資金や社内の優秀な人材などのリソースをそこに投入し、本気で勝負に行っていると紹介しています。本の題名で書かれているようにインド・シフトとは、ITビジネスをインド市場(人口13億人の巨大マーケット)に進出しましょう。ということを紹介しているのではなく、インドに拠点を置いて、世界的イノベーションを生み出していこう。ということを訴えています。

日本はインドに進出する企業が多くありません。なぜ多くないのかと考えてみたときに必ず何かが要因になっていると思われますが、それが何なのかはわかりません。ビジネス習慣、インドの複雑なルール、暑い気候的なこと、食事、言語、道路に牛が歩いているような混沌とした環境だからなのか。とかいろいろなことがあると思います。私にとってインドは、日本が昔からお釈迦様の仏教の聖地国として縁が深い国だぐらいでしか思っていませんでした。インドと付き合い始めて40年経過していますが、まだまだ浅い付き合いのように感じています。もっとインドとのかかわりあいをさらに深く進めていきたいと思いました。

インドに拠点を置いて、世界的イノベーションを生み出していこう
社内の優秀な人材や資金などのリソースを投入し、グローバル戦略のための拠点や研究開発の拠点を置いて、インドから世界的イノベーションを生み出していこうということです。


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