見出し画像

情報をどうやって集めるか|パレスチナ・イスラエル問題

2023年10月、パレスチナとイスラエルが戦争を開始し、各メディアが報道している。そしてメディアにとどまらずInstagramやX(旧Twitter)でも個人的感想が飛び交っている。

ウクライナとロシアの戦争もそうだが、異国の地の国際情勢は日本にいると情報が掴みづらい。

情報を掴もうと、テレビやSNSを探す。しかし情報はどうしても偏る。どれだけ正しそうでも、熱量がこもっていても、情勢や自分の立場からしか物事は発信されない。

しかし、ガザ地区で大量の難民が劣悪な環境で暮らし、殺戮も繰り返されていることは確かなようだ。

人が大量に殺されている事実

何が正しいかわからないが、あらゆる記事や動画、書籍など、10冊くらい読めばなんとなくの状況が見えてくる。

2000年間、国を持たずに散り散りになったユダヤ人が第二次大戦後、イギリスなど大国の支持もあり、ユダヤ人の国、イスラエルを建国。建国の際に元々住んでいた住民はパレスチナに追いやられた。

パレスチナの住民はアラブ系の人種が多く、イランなどアラブ諸国が反発。1948-1979年まで第4次にも及ぶ中東戦争が起こる。

アラブ諸国の石油の利権や宗教の聖地の問題が複雑に絡み合った長年の戦いだ。

今回の戦争はパレスチナの2地区を実質的に治める武力組織ハマスとアッバース議長が国内で人気が無くなっていることなども重なり、昨年10月にハマスがイスラエルに対する奇襲を敢行。以降、他国の武力支援を受けながら抗争が続いている。

世界平和を願う

国連でパレスチナの国連加盟について投票が行われ、賛成143票、反対8票、棄権25票となった。しかし常任理事国のアメリカが反対したため、加盟は見送られることとなった。

反対したアメリカやイスラエルと賛成したアラブ諸国がどう動くかで世界大戦になりうるかもしれない。そして日本も法律を改正しながら着々と戦争の準備をしている。

情報を様々に集めて、戦争の輪郭が見えつつある。

そして自分で行動に移すことも大切だ。現地に行くことや戦争に参加することはできないだろう。しかし日本の軍備化の法改正に反対する運動に参加することはできるかもしれない。勇気がなければ、匿名のアカウントで世の中に発信することもできる。

インターネットが普及した時代、案外、個人の行動のインパクトは大きい。

いくつかのメディアで情報を集め、行動に移す。それを繰り返して人は成長する。

そして一刻も早い世界平和を願う。

参考メディア

その他、ツイートやInstagramなど多数。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?