まちラボ

まちラボは、TMO高松の中心市街地活性化事業としてスタートした市民参画型プロジェクト(…

まちラボ

まちラボは、TMO高松の中心市街地活性化事業としてスタートした市民参画型プロジェクト(平成14~19年)。まちづくりの実験室として、商店街の賑わいづくりや、空き家リノベーション、高松市への「高松まちなかビジョン」提言など、特定の組織を持たず、様々な活動を行なっています。

マガジン

  • アート県クロニクル〜香川のアートの源流を訪ねる〜

    いまや「アート県」として知られる香川県。でも、その多くが故金子正則知事時代の礎の上にあることを、きちんと語れる住民は多くありません。2018年、香川県庁舎(東館)は、完成から60年目を迎えます。そこで本プロジェクトでは、1年かけて「アート県クロニクル~香川のアートの源流を訪ねる」と題したトークサロンをシリーズで開催いたします。香川県庁ができた1958年を起点に、知ってる人も、知らない人も、私たちが暮らす香川のアート文脈を深掘りしてみませんか。毎回、ゆかりのゲストを招き、人から人へ、書物では語りきれない生の言葉を聞きながら、参加者とともにそのスピリットを学びたいと思います。

最近の記事

香川県の建築の魅力について

●アート県クロニクル第2回 開催日/2018年6月30日(土)16時~17時30分 ゲスト/陣内秀信さん(法政大学名誉教授、都市建築史家) 主催/法政大学香川県校友会 協力/まちラボ 丹下健三の「香川県庁舎東館」をはじめ、山本忠司の「瀬戸内歴史民俗資料館」、谷口吉生の「丸亀市猪熊弦一郎現代美術館」、安藤忠雄の「地中美術館」など、日本を代表するモダニズム建築が多数集まる香川県。そうした優れた建築が都市やそこに暮らす人にどのような影響を及ぼすのか、イタリアや東京をはじめ、建

    • 流政之と讃岐民具連~デザインとものづくり〜

      ●アート県クロニクル第4回 開催日/2018年8月24日(金)19:00〜(18:30 開場) ゲスト/永見宏介さん(株式会社桜製作所 代表取締役社長) 聞き手/中條亜希子さん(高松市歴史資料館学芸員) 建築から始まった香川のモダニズムの潮流は、讃岐のものづくりにも影響を与えました。その功労者が、彫刻家・流政之さん。地元の伝統工芸の職人たちと「讃岐民具連」を結成。国内外の幅広い交友関係を生かし、香川の民芸を発展させた名プロデューサーでもありました。 今回は、桜製作所代表取締

      • 香川の工芸と美術の歴史~金子知事がプロデュースした理想像とは〜

        ●アート県クロニクル第6回 開催日/2018年10月19日(金)19:00〜(18:30 開場) ゲスト:田口慶太さん(香川県立ミュージアム 学芸員) S59県文化会館に勤務。高橋由一展を企画。東山魁夷せとうち美術館の学芸業務に携わる(~H28 )。H20から県立ミュージアムと兼務。本年開催されたイサム・ノグチ展を企画。現在は美術アドバイザーとして後進の指導にあたる。 聞き手:中條亜希子さん(高松市歴史資料館 学芸員)     三井文博さん(NPO法人アーキペラゴ 代表理

        • 和田邦坊のデザイン〜郷土が生んだマルチクリエイターの軌跡〜

          ●アート県クロニクル第5回 開催日/2018年9月26日(水)19:00〜(18:30 開場) ゲスト/西谷美紀さん (灸まん美術館学芸員) 聞き手:竹内哲也さん(スマイルゲート株式会社代表取締役) 琴平町、明治生まれの和田邦坊さん。その名は知らなくても、 灸まん、かまど、山田屋・・・、香川県民なら誰もが知るおなじみのロゴデザインや包装紙をはじめ、私たちは知らないうちにたくさんの邦坊作品を目にしているはずです。漫画家、小説家、讃岐民芸資料館初代館長、商業プロデューサーでもあ

        香川県の建築の魅力について

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        • アート県クロニクル〜香川のアートの源流を訪ねる〜
          7本

        記事

          うどん県のルーツはここから。香川県庁デザイン室

          ●アート県クロニクル第3回 開催日/2018年7月27日(金)19:00〜(18:30 開場) ゲスト/竹内守善さん (香川県知事公室地域振興参与) 今や自治体もブランディングの時代。でも、そのはるか40年以上も前に、香川県庁にはすでに「デザイン室」があったのをご存知ですか? 金子元知事のもと、地域振興や文化振興におけるデザイン戦略を一手に担う専門部署。そもそもうどん県のルーツはここからはじまっていた?! この画期的な取り組みに、初期メンバーとして携わってきた竹内さんに

          うどん県のルーツはここから。香川県庁デザイン室

          直島がアートの聖地になるまで

          ●アート県クロニクル第7回 開催日/2018年11月2日(金)19時~21時 会場/香川県文化会館 芸能ホール(香川県高松市番町1丁目10-39) ゲスト/秋元雄史さん(元地中美術館館長・東京芸術大学大学美術館館長) 主催/まちラボ 共催/NPO法人アーキペラゴ 「現代アートの聖地・直島」はどのようにして生まれたのか。 黎明期の1991年から15年間、アートディレクターとしてベネッセで直島プロジェクトを担当された秋元雄史さんが語る、知られざる誕生秘話秋元さんの新刊『直島誕生

          直島がアートの聖地になるまで

          アート県の底力

          ●アート県クロニクル第1回 開催日/2018年5月12日(土)19:00〜(18:30 開場) ゲスト/明石安哲さん( エッセイスト、四国新聞シニア編集室) なぜ「香川でアート」なのか。昨年、四国新聞で連載された「うどん県クロニクル」の執筆者、明石安哲 さんに、イントロダクションとして、本トークサロンの全体像を紐解いていただきました。 1958(昭和33)年。香川県庁舎が完成した当時、金子知事51歳、丹下健三45歳。のちに香川のものづくりを代表する山本忠司、永見眞一、流政

          アート県の底力