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子宮筋腫発覚 ②婦人科受診

下腹ポッコリは脂肪か病気か。
生理も重くなってきたのを機に、婦人科を受診することにしました。

この、最初に受診した病院(Aとする)と、入院・手術した病院(Bとする)は別のところでした。
病院Aへの通院は計3回、期間にして約1ヶ月半で終了。


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【1回目】
 問診&内診
 採血
 診断(仮)
 貧血の治療開始

【2回目】
 MRI検査
 診断
 治療の選択肢を聞く

【3回目】
 採血
 希望する治療を伝える
 病院Bにつないでもらう
 貧血の治療終わり
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という感じでした。

以下、詳細です。
MRIは、発達界隈の者として「事前にやっとけばよかった…」と感じた事柄があったので、それも書き留めておきます。


【受診1回目】::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
・生理が重くなったことを伝え診察してもらう。
・生理周期や症状について質問された後、採血へ。
・内診&経膣エコー(多分)で状態の確認
・「筋腫が何個かできてるみたい」とのこと。
・子宮頸管にポリープがあるのも見つかる。
 (この日に処置して取ってくれた)
・ヘモグロビン値10、軽度の貧血状態と判明。
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病院Аで診てくれた女性医師から、「子宮筋腫があるみたいだから、一度MRIを撮って状態をきちんと診てみましょうか」と提案を受け、そうすることにしました。
また、貧血になってるみたいだったので(自覚症状なし)、鉄剤の処方も受けました。
私がもらったのはリオナ錠です。



【受診2回目】::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
・MRIの結果、数えられない程の筋腫があり、
 うち一つはめちゃくちゃ大きくなってると判明。
・「今後の方針は温存or手術の二択」と言われる。
・次回診察を1ヶ月後に入れ、そのときに希望する
 治療を伝えることにする。
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MRI画像に基づく医師の説明によると、筋腫は「ほんと大きい!」とのこと。
私も画像見せてもらいましたが、一番大きい筋腫は画像内に映っている臓物の何よりもずば抜けて大きく、圧倒的存在感でした。
びっくりして思わず「えっ!?これ筋腫なんですか!?こんな大きいんですか!?」と聞き返したら、医師も「え待って、これ筋腫だよね(画像を見つめる)。ちょっとすみません…」と、その場で私のお腹を触って確かめ直し、「筋腫です」と太鼓判を押しました。
これをもって、下腹ポッコリには子宮筋腫が影響していた可能性が大いにあると(私個人内で)考えられました。

何cmなのかちゃんと聞けばよかったのだけどタイミングを逃して聞けず。
PCモニターに映し出された画像の所見文が目に入ったのだけど、そこには「…最大直径(的な言葉だったと思う)16cm…」とあったので、きっと16cm くらいあったんだと思う。


さらには、筋腫はそれだけでなく、何個も出来ていると言う。なんてこった。
医師曰く、「もうね、いっぱい!こんな言い方になってごめんなさい。でも、1個2個って数えられる感じじゃないの。いっぱいなの」とのことだった。




【受診3回目】::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
・採血の結果、ヘモグロビン値13。
・手術したいことを伝え、紹介状を書いてもらう。
・院内の地域連携室が、病院Bの初診予約を取って
 くれた。
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数値が改善してたので、手元に残っているリオナ錠を飲みきったら貧血治療はおわりということになった。

筋腫については、1ヶ月考えた結果「手術しよう。子宮全摘で」と決めたのでそれも伝えました。
個人的におもしろかったのは、それを聞いた医師から「手術することで、どうなるといいなぁと思いますか?」と尋ねられたこと。
どうして手術したいのか自分の意思を言葉にして人に伝えることで、受身でなく主体的に選択できた感覚が強まって、なんだか前向きな気持ちになりました。
医師がどんな意図で尋ねたのかは不明ですが(単に、紹介状に患者希望を記載する必要があっただけかも)、私にとってはとてもセラピューティックで、とてもお気に入りです。

病院Bへの紹介状はこの日中に作成してくれました。
(今度は病院Bに電話して予約取らないとなぁ。電話苦手だからめんどくさいなぁ。先延ばしちゃいそう)と思いながら紹介状ができるのを待っていたら、院内にある地域連携室へと案内されました。
で、その連携室のスタッフさんが病院Bへ連絡を取ってくださり、その場で病院Bでの初診予約日時が決まりました。
そこまでしてくれるなんて!ありがたや!




【MRI検査前にやっとけばよかったこと】:::::::::::::::::::
①検査時に身につけてよい肌着をちゃんと確認して
 おく。
②MRI検査の一連の流れを予習しておく。
③どんな音が鳴るのか予習しておく。
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寒い時期だったのだが、うっかりヒートテックを着ていってしまった。
ヒートテックを検査着の下に着ることは出来ない。ホックのついたブラも当然身に着けられない。
結果、検査着1枚で立ち向かうしかなく、大変心許なかった。


②③
初診時、医師から「音が怖いって感じる人もいます。検査中、体は筒の中だけれども、顔の方は機械から出るので空はちゃんと見えます」という説明は聞いてました。
それを聞いた私は、

音→ 聴覚過敏がある人は怖く感じるのかも。
   私は嗅覚過敏だけだから平気かな。

空は見える→ 閉所恐怖症だと怖く感じるのかも。
       その気あるかもだけど、目閉じれば
       なんとかなりそう。

とあまり気に留めていなかった。

それに、世の中の多くの人が受けられている検査なのだから私も大丈夫だろう、と思っていた。


でもいざ受けてみたらーーー!!!!!!
MRIという言葉を知っていて機械も(ドラマで)見たことあるけど、具体的に何が起こるのかは分からなかったから…


・初めて見る器具を装着されていくだけで緊張。 
・大丈夫だろうと思っていた"音"、初見で聞くと
 結構びびった。
・いつ終わるのか分からず緊張。
・たまに一瞬だけガタンッと振動?がくるのだけど、
 それが正常動作なのかマズイことが起こってるの
 か分からなくて不安。


…で、汗もかいたしそれなりに精神的エネルギーを消耗しました。


とくに音。
あんまり大丈夫じゃなかったのは、「どんな音がするのか」という事前情報なしで臨んでしまったのが敗因。
さらには、鳴る音の種類は1つなんだろうと思い込んでたけど3パターンくらいあった。

振動も、そんなことが起こるとは思いもしなかったからビックリしたし、おかしなことが起こっていやしないかとヒヤヒヤドキドキしました。

自分を甘くみた。
予習しとけばよかった。
今の御時世、YouTubeにMRIについての動画とかあるんじゃないの…と思って検査後に探したら、案の定色々あった。
キャノンメディカルシステムズ株式会社さんの動画は360°カメラだしポケモンが一緒だし、子ども向けに作成されているから説明が優しくて大変良かった。

https://youtu.be/M2iscauKOPI?si=9fYHD-nLH9PuJ4ES

発達界隈、とくに初めてのことや見通しがつかない事態に弱いASD民は、YouTubeやネットを活用して下調べした方が心穏やかに検査受けられて疲れず良いと思います。

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