2025年/シブヤの子育てをつなぐ、つむぐ、はぐくむ一年に
新年、明けましておめでとうございます。
年が明け、新たな一年がスタートしました。
昨年を振り返ると、「学びの多様化を強く推進する」という目標のもと、さまざまな取り組みを行いました。渋谷区では、「けやき教室」のリニューアルオープンや笹塚中学校へのチャレンジクラスの新設、区内の複数の小中学校での学習指導ルームの設置、「バーチャル・ラーニングプラットフォーム」の運営、保護者の集いの定期開催など、広範囲にわたる不登校児童・生徒の支援を実施しました。
また、9月には「学びの多様化地方議員連盟」を立ち上げ、現在全国の地方議員の仲間約80名と共に取り組んでいます。しかし、これらはまだ第一歩に過ぎず、さらなる進展を目指してまいります。
今年の目標は、「シブヤの子育てをつなぐ、つむぐ、はぐくむ一年に」と定めました。これまでも子育て支援を重要な課題として取り組んできましたが、今年は特に、再編をしっかりと考え、具体的な取り組みを進める一年になると考えています。
19年に開始した「子育てネウボラ」は5年が経過し、「渋谷区は子育てがしやすい!」というお声をいただくなど、成果が見られるようになってきました。一方で、未就学児から就学児への支援のスムーズな移行や、青少年支援の不足といった課題が浮き彫りになっています。また、待機児童問題は解消されましたが、その結果として、保育園の空き定員数の増加による経営の持続性という新たな課題が生まれています。さらに、老朽化した区有施設の建て替えに伴い、子育て支援センターのあり方にも新たな方針が求められる状況です。
私がボランティアで取り組んでいる「渋谷papamamaマルシェ」も10周年を迎え、これまでの活動を振り返り、未来に向けて新たな一歩を踏み出す機会としたいと考えています。
(2025年は2月16日に、本町子育て支援センターで開催予定!)
子育て環境が変化する中で、孤立した子育てを解消し、みんなで育ち合う子育て環境づくりに全力を尽くす一年としてまいります。
2025年元旦 神薗麻智子