〈不安症・パニック障害〉毎日嗅いでいた大好きな匂い
不安症・パニック障害を治すために色々な方法を試しています。
その中の1つに「好きな匂いを嗅ぐ」というものがあります。
嗅覚がこの症状を治すツールの1つである事は知っていたのですが
日常的に好きな匂いを嗅ぐ事も効果があると、最近知りました。
脳科学と密接な病気
この病気(症状)に真剣に向き合うようになってから、
自分なりに調べたり本を読んだり、勉強しました。
医学的、学者の研究的、心理学的、
色々な見解があると思うし、
現在の通説か何なのかはわからないけれど、
「不安症・パニック障害は脳の誤作動によって引き起こされる病気」
を、私は信じています。
なので、治すためには
脳科学的なアプローチは絶対に必要。
(あと栄養療法も大事だと思っている)
私は元々すごく考え過ぎな性格です。
ネガティブな考えを繰り返しすぎて、
それがポジティブを上回って、
無意識下で脳はどんどん負の神経細胞を作っていたんだろうな。
それが少しずつ現れ始めて、
発作的な体調不良が出始めて、
そしてその経験がまた次の不安を生んで…。
凝り固まってしまった、脳の中の悪い循環。
そこをほぐしてあげなければ。
と、自分なりの解釈をしています。
嗅覚と脳の関係
人間の五感のうち、視覚・聴覚・触覚は、
不安やパニックを起こす神経細胞を通ってしまう?
ネガティブな経験や考えを持つとき、
そこにこれら3つは必ず介入してしまう?
この辺の理解はふわっとしているのだけれど、
嗅覚と味覚は、違う経路を通って脳に作用する?ため、
ネガティブ脳をポジティブ脳に作り替える際に
とても有効な感覚である。らしい。
とりあえず、嗅覚と味覚を上手に使う事で
治る道が見えてきやすいみたい、と理解しています。
ふわっとしすぎているけれど 笑
昔は元気だったのに
本当に辛い時、悔しくて悲しくて、
一体自分はいつからこんな風になってしまったのだろう、
とよく思います。
メンタル・自律神経が弱いとか、強迫観念が強いとか、
それはもう、うーんと昔から。
それらに打ち勝つだけのポジティブな元気があったような、
それらをダマしながら無理して何とかやってきたような、
とにかく何かしのバランスが崩れて、
集大成的に今ズドンときちゃったのかな、
と考えています。
・予期不安だけで数日体調を崩す
・友達との予定を入れられない
・一度不安になりかけるとどつぼにハマる
・出先での倒れそうな不調の恐怖
・普段の生活でも、いつどこで症状が出るか怖い
頻繁に症状が出て、こんな生活になってしまったのは
4~5年前からだろうか…。
この病気を治す方法
けれどここ数カ月、症状は少しずつ良くなっています。
本当に少しだけだし、まだダメな時もあるけれど
でも絶対よくなってきている。
それはとても、とても嬉しい事です。
私の苦しんでいる病気を治す方法として
①脳をポジティブ脳に訓練し直す。
②伝達物質を助けるための栄養療法は大事。
の2点が今のところの私の答えです。
それについて以前、あるカウンセラーの方には
「どれだけポジティブシンキングしても
やっぱり嫌な事は出てきちゃうし考えちゃうよね」
とやんわり否定されたのですが、
ポジティブ回路を構築された脳は
あとは無意識下で勝手によい指令を出してくれます。
生活の中で、嫌な事が起きても考えちゃっても
「普通の嫌な気持ち」で終わる。
脳の誤作動による過度な不安・パニックは
起きなくなると思っています。
大好きなぬいぐるみの匂い
色々な方法を試している中で
「リラックス時にも好きな匂いを嗅ぐことで
身体に安らぎの感覚を覚えさせる」
的な(これもふわっとしている)実践をしてみています。
香水でも、好きな人の服でも、多分何でもいいのです。
自分が落ち着く、心地のよい匂い。
私の場合は、ぬいぐるみです。
小さな時からずっと一緒だった子。
出先での体調不良が増えてきた時でも、
「あの子を連れていれば落ち着きそうな気がする」
と思ったりしていました。
およそ30年間
毎日夜は抱っこして寝ていたし、
普通にゴロゴロしている時も常に抱っこしていた子です。
抱っこした感触、顔、そして匂いも当然大好きで、
あぁ嗅ぎたい!と思い立っては
クンクン嗅いで安らいでいました。
けれど(人間の)子供が生まれてからは
一緒に寝る事はなくなってしまいました。
リビングにも居場所がなくなって
あまり使わない部屋で、ちょこんと座っていました。
そして最近、
好きな匂いをたくさん嗅ごう、
を意識するようになって気づいたのです。
今思えば、この子の匂いを日常的に嗅いでいたことは
私の脳と心に良いリズムをもたらす
大事な1つだったのかもしれない!
症状が悪くなっていったのと
(人間の)子が生まれて、クンクンの機会が減った時期と
明確に重なる訳ではないのですが…。
それでもそんな考えから、
やはり嗅覚と脳の関係は深い!
かなり効果的な方法かもしれない!と期待しています。
今はまたリビングに呼んで、
少しでも嗅ぎたいなと思った時はクンクン。
寝る前のリラックスタイムも、
抱っこしてクンクン。
しています。安らぎます。
「よくなってきている」
「治りそうな気がする」
そういう前向きな気持ちこそまさにポジティブで、
よい循環をどんどん作っていきたいと思っています。
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