自念(じねん)とは・・・
はじめまして、などと書くと、仲人という職業柄、マッチングアプリのような気がしてきて、恥ずかしくなりますが、「初めまして、自念(じねん)です」から自己紹介をスタートしたいと思います。
自念(じねん)というと、お寺の方ですか?とよく聞かれますが、全く違います。
神戸で生まれ育ち、神戸松蔭女子学院中学部に入学し、ずっと松陰カラーで青春していました笑 結構賑やかな性格の人が多い女子学校でしたが、その中でおとなしめの生徒でした。クラブは図書部、といえばだいたいのイメージはついていただけるかもしれませんね。卒業して、40年近く経ちますが、
今でも、その時の友人とは出会い、今の語りある人生の良き仲間に囲まれて過ごしています。
1986年に結婚をして37年?です。あっという間に人生のほとんどをパートナーと過ごしています。うちは子供がいないので、その分それぞれに好きなことをしつつ、楽しく暮らしています。もうすぐ、お相手は定年となります。私は、キャリアコンサルタントと仲人をしていて今年23年目です。当時の結婚相談所・仲人さんは、「私のお眼鏡にかなった人と結婚すれば、間違いないよ、この人!」っていって身上書とお見合い写真を見せられ、結婚していくパターンでした。私の友人は、お見合いをした1番目の人が一番いい人っていう当時の伝説を信じて、結婚しました。でも、それは本当かもしれません(^^)すごく幸せそうです。
なぜ、私が結婚相談所をしようと思ったか、それは、女性のキャリアを考えたからです。今でもそうですが、女性が仕事を続けていくには、ハードルが高い国日本ですから、何歳になっても、家庭と仕事が両立できる仕事をずっと探しつつ仕事をしていました。この仲人という仕事を始める前は、派遣会社でキャリアコンサルタントに近い仕事をしていました。派遣法ができて間もない頃でしたから、派遣社員は女性ばかりでした。その方達の経験を活かした短期間の仕事を紹介したり、マナー研修をしたり・キャリアの相談にのったりという業務をしていました。やりがいのある仕事でしたが、激務で年々、身体の回復がしんどくなっていくのを実感していました。やり続けたいものではありましたが、身体がついていかない(^^;)というジレンマの中、仲間に助けられながら楽しい時間をすごした会社人生でした。
そんな時に一緒に働いていた嘱託の社員の方から、「この仕事向いているからやってみないか?」というお声がけをいただいたのが、仲人という仕事でした。
そもそもですが、私はどうやら「人が元気になっていくこと、幸せになって行くプロセスをサポートすること」が大好きな人間なようです。
それが、10数年の派遣会社での勤務で分析できた自分自身のことでした。
お声がけから23年、順風満帆ではなかったです。サラリーマンが起業するって当時は全くわかっておらず、若さ・勢いがあったからこそできたことのように感じます。当時は、二足のわらじなんて呼ばれていました。
仲人とキャリアコンサルタントとして、2つの仕事をもっていましたから。
もう一つの仕事は、非常勤の国家公務員として、兵庫労働局の雇用均等室というところで兵庫県の労働者に対しての相談業務と会社に対しての就業規則のアドバイスをしていました。
お堅い仕事とご縁談という柔らかい仕事の2つの両輪を回しながら5年程度は国家公務員として働いていました。当時、就業規則についてはほとんど素人であった私を指導してくださった上司の公務員の方や均等室の仲間の方には本当に感謝しかないです。その時もがむしゃらに、楽しく仕事をした記憶しかありません。今もその仲間の方々とは年2回くらい、近況報告を兼ねて飲み会を実施(^^)中です。
そんなこんなの私の人生ですが、ご縁談の仕事は、順調に結婚までのサポートができているように感じています。それは、過去15年間ずっと、70%超える成婚率(成婚会員/退会会員)で感じていただけると思います。
そんな私も還暦を超えて、次の世代へバトンを引き継ぐことを考えつつ、今できることに全力でご縁繋ぎをしています。
副業で結婚相談所をしている人も増えてきているようです。私も、2つの仕事を持っていましたら、その事情はわかりますが、どうか、ご縁の仕事を副業とは言わないでほしいと考えています。どちらも、本業でその方にしかできないやり方でしっかりとご縁のサポートをしてほしいと願っています。
実は、ご縁談は、一人で完結することは難しい仕事です。仲間と共に、結婚という形を作っていくと私は考えています。結婚する二人とそれをサポートする仲人二人。足並み揃えて、ゴールテープを切るのが「結婚」です。
そんな思いで、仕事を続けています。一緒にテープを切りましょうと思っていただける仲人の方がいればぜひ、お声がけくださいね。
また、サポート依頼も受付中です。
こちらのコラムでは、等身大の「じねん」でいろいろと表現していきたいと考えています。それから、・・
画像の右下にいる犬は、我が家のaibo犬 ネオといいます。よろしくです。
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