見出し画像

【イベントレポート】つながり促進プログラム 公開講座04「ビジネスフレームワークを使った課題解決のためのアイディア発想ワークショップ」

みんなごと”のまちづくり推進事業では、これまでも市民のみなさまから「京都がもっとよくなる」「もっと住みやすくなる」まちづくりの取組提案を募集し、「まちづくり・お宝バンク」に登録・公開するとともに、提案の実現に向けたサポートなどを行ってきました。
今年度は、まちづくり団体、NPO、企業、行政、大学関係者等の異なるセクターのさまざまな主体が、共通のゴールを掲げ、お互いの強みを出し合いながら地域課題の解決を目指すための実践的なプログラム「Xsector Kyoto」を実施。協創に必用な考えやスキルを学ぶ公開講座を開催しています。


◯ゲストは株式会社アンド 代表取締役の小野義直さん。
仮説検証と実践サイクルをスピーディーにまわし、段階的に完成度を高めていくことを強みに、小売・サービス業を中心として構造設計からコミュニケーション戦略構築まで1,000社以上を支援されてきました。
2018年8月には、「ビジネスフレームワーク図鑑 すぐ使える問題解決・アイデア発想ツール70」を出版。

画像1


〇開催時の様子
フレームワークは思考の枠組み。使うことでどんなメリットがあるか、どんな機能を持つフレームがあり、どのように使うかの事例が紹介されました。

画像2

画像3


その後は、フレームワークを体感しながら課題解決のためのアイデアを発想する時間。この日は比較的考えやすい、参加者自身の好きなことの「もっと〇〇だったらいいのに!!」という部分から、そのギャップを埋める解決策(課題)をいくつものフレームワークを用いながら考え、解決策となる商品サービスの企画書づくりまで一気におこないました。

画像4

◯意識するコト
一連の流れ振り返り、それぞれのフレームワークの目的やコツを説明されました。
「今何が必要なのか、何がブレイクスルーできてないかを考える。」「アイデアがどういう構成になっているか分解して具体化、再度くくり直して抽象化を繰り返す。」「自分のこと、社会課題のことをよく知って、それらの重なっている部分から取り組む。」「定義を確認する。問いを作って課題設定をする。」「自分の得意なフレームワークを見つけ、応用していくという発想を持つ。」などなど。

画像7

画像6

画像5

フレームワークをただ使えばよいわけではなく、取り入れながら自分のものにしていくことが大事なようです。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?