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同期とか、友情とか、恋愛とかって考えちゃう絲山秋子『沖で待つ』を読んで

第134回芥川賞受賞作

私と同期の太っちゃん、一緒にスタートを切った異性の太っちゃんがしんでしまって、その太っちゃんとの思い出と、約束の話。

恋愛感情はないはずなのに、じゃあこの二人の関係性って、友情とか同期たかってまとめられるのだろうかとも思う。

ただ、こういった人間関係を育むこと多くできるのであれば、人生はイージーモードになるのかもしれない。

淡々と書かれる思い出は読みやすくて面白く、約束の発想もも面白い。

芥川賞作品の中でも読みやすく、面白いので、多くの人に勧めることのできる作品な気がする。

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