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辛いことがあったり、今の状況が苦しい時に。最大限の幸福を得るための手引書。

最大限の幸福を得るための手引書

私は現在ヨガインストラクターを仕事にしていますが

ヨガスートラと呼ばれる
ヨガ哲学の教えを学びなおしています。​​



ヨガスートラはヨガの経典で
人が、最小限の努力で最大限の幸福を得るための手引書です。


ここには、自分と向き合う勇気をくれる
ヒントが書かれています。


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「考えに向き合いなさい」


「やさしく学ぶヨガ哲学 ヨーガスートラ」
向井田みお 著


ヨガは考えを無理やり止めようとすることでも
何も考えないように無感動、無反応になることでもありません。

むしろ、考えというものに向き合い
その質をしっかりとらえ
考えをうまく使える技術を身につけ
苦悩につながるような無駄な頭の騒音をしずめて
本当に考えるべきことを見据えることです。

考えを敵にすることでも
考えから逃げることでもありません。

考えを押し殺し
無理に止めようとすることでも滅することでもありません。

考えを上手に使えるようになること。
それが心を収める、というYOGAの意味です。


しっかりと向き合い、考えることこそ
心を整理し、平穏に導くと説いてます。


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心の成長のために、辛いことや試練がある


「やさしく学ぶヨガ哲学 ヨーガスートラ」
向井田みお 著


海のように深く広く
慈悲深い心でいることがサマーディ(穏やかな心)であり
そのために自分を成長させる努力をすることがYOGAです。

人の心は何もしなければ成長することはできません。
何もせずに育つのは、自然のプログラムで変わる肉体だけです。


穏やかな心、リセットされた体・心・環境を手に入れるためには、
自分を成長させる努力をすること
つまり、自分と向き合う少しの努力が必要です。

体は、時間とともに必然的に変わるが
心は何もしなければ成長できないと

書の中で記されています。


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日々、辛いことがあったり
今の状況が苦しいと思うことがあったり。

幸せなことだけではない。
何かネガティブな出来事があることも

魂の成長となり、
慈悲深い心、サマーディをつくるために
必然なのかも知れません。



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